ランドクルーザーは1954年6月24日、前身の「トヨタ・ジープBJ/FJ型」が本家ジープと商標権の問題があることから改名され生まれました。
戦時中に4輪駆動軍用車の製造で培った技術を用いて作られた車体は耐久性の高さで世界に知られることになります。

トヨタ・ランドクルーザー100は1998年のフルモデルチェンジによって生まれました。
世界有数のタフさと同時に高級さを追求し始めた80系のながれを踏襲したモデルで、より一層、高級感が増した仕様となりました。

2007年9月にランドクルーザー200へフルモデルチェンジした後も高級グレード「シグナス」を中心に、そのルックスが好まれる傾向にあります。

今回はトヨタ・ランドクルーザー100の査定相場や高額売却のためにできることをご紹介します!

 

ランドクルーザー100の買取情報

 

SellCaオークションでの高額売却実績

 


 

ランドクルーザー100のグレード、色、オプションなど

 

グレード:シグナス 、VXリミテッド Gセレクション  
 

ランドクルーザー100のグレード構成は、ベースグレードの「VX」、快適仕様の「VXリミテッド」、ハイテク装置搭載の「VXリミテッドGセレクション」、レザーインテリアなど高級仕様が特徴の「シグナス」の4タイプありました。
なかでも人気なのが、シグナスとVXリミテッドGセレクションです。

新車が販売されていた頃は、VXリミテッドやVXリミテッドGセレクションが人気でした。

一方、中古車市場では高級仕様のシグナスの人気が目立っています。
シグナスは、他のグレードとは異なるマスクを持ち、高級感漂うルックスから今でも人気があります。

VXリミテッドGセレクションは、車高を自動で調整するAHC機能や高級な電子制御サスペンション(スカイフックTEMS)が標準搭載されていることが要因となって人気が高くなっています。

そのほかランドクルーザーの車体タイプには、ワゴン(5~8人乗り)とバン(5人乗り)がありましたが、なかでもワゴンが人気です。

維持費の面では、3ナンバー(普通乗用車・車検は1回/2年)か1ナンバー(普通貨物車・車検は1回/1年)という違いがあります。

エンジンタイプでは、ワゴンがガソリン、バンがディーゼルターボ仕様となっています。
かつてはディーゼル全盛だったランドクルーザーも2002年にNox・PM法が施行された影響で排出ガス規制が厳格化されガソリンエンジンを好むユーザーが多くなりました。

ただランドクルーザーはどちらにせよ、もともとオフロード走行に強く耐久性にも優れ、世界中で人気のある車種であることから値段落ちしにくい傾向にあります。

 

オプション:VSC・アクティブTRC、デフロック、盗難防止システム(イモビライザー)、バックガイドモニター
 
 

ランドクルーザー100のオプションで人気なのは、効率的に駆動力を配分するアクティブTRCやVSC(横滑り防止装置)、悪路で立ち往生しにくくなるデフロックなどです。

走行性能や安全性を高めるオプションのほか、盗難防止システムの需要も高く2002年8月以降に発売されたイモビライザー等標準搭載モデルは買取査定額がアップしがちです。

 

 

色:ホワイトパールクリスタルシャイン(白:中期070/後期062)、ブラック(黒:202)
 

トヨタ・ランドクルーザー100も定番の白、黒が人気です。
上記カラーは、ベースグレードVXには設定できないオプションカラーや特別仕様車限定カラーとされていました。
そのため、他のありふれたカラーと比較して買取査定額が多少高額となる傾向にあります。

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買取査定の際には、内外装の汚れを綺麗に清掃することが大切になります。
加えてランドクルーザーの場合、カスタムパーツが豊富で独自仕様にされている場合も多いことでしょう。
車検証や整備記録簿のほか、アフターパーツの関連書類なども一式揃っていた方が好印象を持たれやすく買取額アップにつながります。

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あなたのトヨタ・ランドクルーザー100はいかがですか?
お車の走行距離や状況によっても価格が大きく異なりますのでまずは査定してもらいましょう!

 

 

では、ここでランドクルーザー100を高く売るためにランドクルーザー100のことをもうちょっと知っておきましょう。

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トヨタ・ランドクルーザー100の概要

 

トヨタ・ランドクルーザー100は1998年に登場したタフで高級なSUVです。

グレード構成は、ベースグレードのVX、豪華仕様のVXリミテッド、自動車高調整機能などハイテク装備がついたVXリミテッドGセレクション、最高級仕様のシグナスという合計4種類のグレードが存在しました。

車体タイプでは、5人乗りのバン、最大8人が乗れるワゴンタイプの2種類があり、バンは水冷直6気筒4.2Lディーゼルエンジン、ワゴンはV8DOHC4.7Lガソリンエンジンが搭載されています。

燃費は、最終型でガソリン車が6.5km/L、ディーゼルターボ車が17.6km/Lとなっています。

車体の大きさは、全長×全幅×全高で4890mm、1940mm、(1890/1870/1860)mmと大きく、バンとワゴンで室内や荷室の構成が異なっています。
(ワゴンは3列シート最大8人乗り。バンは2列シート5人乗り)

安全性能では、オプションで横滑り防止装置(VSC)やタイヤへの駆動力を最適化するATRC、サイドエアバッグなどを選ぶことができました。

オフロードの走破性や優れた耐久性に加えて最上級の乗り心地を誇ったことから街乗りユースのユーザーにも人気があります。

2007年に200系が登場し、100系は最新モデルではなくなりましたが独自のルックスをもつ最上級グレード「シグナス」を中心に中古車市場で人気は継続しています。

 

トヨタ・ランドクルーザー100の歴史

 

トヨタ・ ランドクルーザー100は、1998年のフルモデルチェンジによって80系から進化したオフロード走破性と高級感を両立するSUVです。

ランドクルーザー自体の歴史は、戦時中にまでさかのぼります。
戦場で用いられる4輪駆動軍用車を製造していた技術を活かして1951年「トヨタ・ジープBJ型(消防用シャシー搭載車はFJ型)」が開発されました。

その後の1954年6月24日、「ジープ」の名称が商標権の都合で問題となり「ランドクルーザー」と名称変更されたことで「ランクル(日本での愛称)」の歴史が始まりました。

翌年1995年にはランドクルーザー20が登場。
ホイールベースの大小で3種類のタイプが用意され、エンジンは水冷直列6気筒のガソリンエンジンを搭載していました。
世界に向けて販売(輸出)も開始され、各国で人気を博す結果となりました。

1960年には40系へと進化。

以降、1984年まで製造される超ロングセラーモデルとなります。

1973年にはディーゼルエンジンモデルが追加。
この間、アメリカ市場向けの55系(大型な車体とエンジンはガソリン車のみが特徴)、ステーションワゴンタイプの60系も販売されました。
40系デザインへのコアな人気ぶりから、日本では「FJクルーザー」にデザインが踏襲され2010年より販売・復刻されていました。(その後、FJクルーザーは2018年1月31日に生産終了)
その40系の特徴を本格的に継承したのがランドクルーザー70系でした。

こちらも1984年~2004年までつづくロングセラーモデルとなります。
この間、60系を更に拡大させ走破性に高級感がプラスされはじめた80系、後のランドクルーザー・プラドの起源となったライト系も登場しました。

そして1998年、80系の後継として100系が登場。
それまでに培われた世界でも有数のタフさに加えて高級感が一段と増した車へと進化します。
当初はディーゼルエンジンモデルが人気でしたが、2002年のNox・PM法施行に伴い、規制対象地域では購入や登録が不可能となり、リスクを嫌ってガソリン車が人気の主流へと変化していきました。

2007年にも、厳しい排出ガス規制が施行され、ランドクルーザー100系は日本向け製造が打ち切りに。

同時に200系が登場することになります。
悪路でのエンジン・ブレーキ操作を自動制御してくれる「クロールコントロール」を搭載。
サスペンションでは、スタビライザーの動作を最適化するキネティックダイナミックサスペンションシステムを開発。
横滑り防止システムや強化されたエアバッグシステム、プリクラッシュセーフティシステムといった多数の安全性能も搭載。
盗難対策として各種センサーを活用したオートアラームのほか機能性を高めた防犯システムも組み込まれ、走行性能、安全性、防犯性いずれにおいても大幅な進化を遂げています。

その後も1~2年おきに改良やマイナーチェンジが行われ、主に安全性能面で各種のハイテク機能が追加装備されました。

2015年8月には、トヨタが誇る安全システム「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備。

単眼カメラとミリ波レーダーを活用して以下の安全機能を実現しています。
・オートマチックハイビーム
・アダプティブハイビームシステム
・歩行者対応プリクラッシュセーフティシステム
・全車速追従レーダークルーズコントロール
・ステアリング制御機能+レーンディパーチャーアラート

2018年には、上記の安全性能をより高性能化した「Toyota Safety Sense」へと進化しました。
衝突被害の最小化を図るブレーキシステム「プリクラッシュセーフティ」は、人物に対して自転車搭乗者の検知機能も備えたほか、夜間でも検知できるよう機能強化がなされています。

以前のシステムにはなかった「道路標識認知アシスト機能」や「走行車線維持アシスト機能」も盛り込まれました。

世界中で高い人気を誇るランドクルーザー。
トヨタが誇る車種のなかでも最長クラスの歴史を誇り、長年の改良で培われてきた「至れり尽くせり」な仕様は他の追随を許しません。

高性能かつ多機能ながらライバル社と比べてコストパフォーマンスにも優れており、まさにキングオブSUV(4WD)と言っても過言ではないでしょう。