トヨタ ランドクルーザー60は、1980年8月に登場したワイルドなクロスカントリーSUVです。

1951年を起源とするランドクルーザーの5代目にあたるモデルで、80系、100系、200系へとつづく「乗用車テイスト」を兼ね備えたオフローダーの起源となったモデルでもあります。

40系(ショート・標準・ロング)のロングボディ版の後継車だった55/56系からバトンを受け、ラグジュアリーSUV化を進めた80系、その間も併売されつづけたオフローダー70系へと歴史を紡ぎました。

今回は、そんなランドクルーザー60の中古車買取相場と高く買取してもらうコツについてご紹介します。

 

トヨタ・ランドクルーザー60の買取情報

 

ランドクルーザー60の人気のグレード、色、オプションなど

 

グレード:VX、GX
 

 

トヨタ ランドクルーザー60では、新車時には充実装備のGX、VXグレードが人気でした。

中古車市場でも同様にGX、VXグレードが人気です。

GXグレードはロングドライブでも体への負担が少なくて済むファブリックシートを搭載。

フロアマットはカーペット仕様で乗用車テイストが増しています。

最上級グレードであるVXグレードには、悪路で立ち往生したときに自力での脱出を助けるデフロック機能がオプションで搭載できました。

 

オプション:ナビ、Gパッケージ、前後マニュアルデフロック
 
 

トヨタ ランドクルーザー60のオプションでは、初期モデルでは上級仕様のGパッケージ、中・後期モデルではVXグレードで指定できたデフロック機能が好まれており搭載車は査定額がアップしがちです。

  関連記事:車の査定でプラスになりやすいオプションは?

 

色:ホワイト(白:前期~中期033、後期045)、ベージュ(ベージュ:前期~中期464、中期4E8および4E9、後期ベージュグレイ27G)
 

ランドクルーザー60のカラーは、ホワイトとベージュ系カラーが人気でした。

高価買取査定をめざすにあたって、洗車時に市販の安価な塗料で隠せるキズは修復しておくと効果的です。

内装では、フロアマットに掃除機をかけて清掃し、シートのシミはぬるめのお湯で濡らしたタオルで薄めておくだけでも違ってきます。

エンジンルームは、好印象が持たれるようオイルの汚れやホコリを綺麗にふき取っておきましょう。

  関連記事:車の色の秘密

 

あなたのトヨタ・ランドクルーザー60はいかがですか?

お車の走行距離や状況によっても価格が大きく異なりますのでまずは査定してもらいましょう!

  関連記事:車の査定で見られるポイント

  関連記事:キズは査定前に直した方がいいの?

 

 

では、ここでランドクルーザー60を高く売るためにランドクルーザー60のことをもうちょっと知っておきましょう。

  関連記事:SUV高額売却のポイント

 

トヨタ・ランドクルーザー60の概要

 

トヨタ ランドクルーザー60は、40系(ショート・標準・ロング)のうちロングボディ版の後継にあたるモデルとして登場しました。

40系では、40系ロング版を改良・後継した55・56系もラインナップに含まれて販売されていましたが60系で独立します。

その後、業務用としてオフロード走行性能に特化した70系、乗用車としての快適性向上・高級化を進める80系(ミドル<5人乗りバン>、ロング<8人乗りワゴン>)へまとまっていくことになります。

55・56系を含めて試行錯誤された過渡期にあたるモデルで、それまでのオフロード専門の車というイメージから街乗りなどオンロードでの快適性・高級さが意識されだした世代でもありました。

エンジンは、ガソリン車とディーゼル車がのちにラインナップされ、モデル末期には電子制御化された先進的なエンジンに進化しています。
エクステリアはモデル前期では丸目型、後期型では角型4灯のフロントライトが特徴的でした。
インテリアは、シートやフロアマットの改良で上質な車内空間へと進化していき、モデル初期ではGパッケージ、後期では上級グレードにおいてその傾向が髄所に見られます。

世代を経るにつれて乗用車ライクな快適性能が盛り込まれるようになりますが、前後サスペンションはリーフスプリングとリジッドアクスルで70系と同じくワークホース(業務用の車)としての色合いがまだ強く残っていた車でした。

 

トヨタ・ランドクルーザー60の歴史

 

トヨタ ランドクルーザー60は、40系(ショート・標準・ロング)のロングボディ版の後継車55/56型をさらに引き継ぐモデルとして1980年に登場しました。

55型は40系のラインナップに含まれて販売されていましたが60系では独立します。

試行錯誤ののちに、多様なニーズを反映して、オフロード走行性に特化した70系とラグジュアリーSUVとしての80系以後のモデル(ミドル<5人乗りバン>、ロング<8人乗りワゴン>)へと進化していきました。

そんなトヨタ ランドクルーザー60は、1980年に販売がスタートすると「Gパッケージ」と呼ばれる乗用車仕様の装備設定が用意されます。

先代55系でアメリカで人気を博した乗用車としての快適性を備えたオフローダーをモチーフに快適化・高級化が模索されるようになります。

エンジンも改良が重ねられ、ガソリンエンジンで3タイプ(水冷直列6気筒4.2L 2F型/4.0L 3F型/電子制御化した3F-E型)が存在します。ディーゼルエンジンでも3タイプ(水冷直列6気筒4.0L 3B型/直列4気筒3.4L 2H型/直列6気筒直接噴射式 ターボ付き3.4L 12H-T型)が存在し、エンジンにおいても動力性能と経済性をめぐって試行錯誤が行われました。

かつて貨物車登録が一般的だったランドクルーザーも、60系モデル末期の1988年には乗用車登録の4000VX ワゴンタイプ(FJ62G-PEZE)が登場し80系以後に起こる進化を予感させました。

その後、1989年10月までの生産で終えるはずだった60系。

乗用車ライクな仕様へと変貌を遂げつつあった同車は購買層が拡大。

モデル最終期で注文が殺到し1990年1月まで生産が継続されるに至りました。