2019年12月31日
車を売却する時、当然ながら少しでも高く売りたい!と思いますよね。
ボディーにキズがあると査定額下がってしまうのではいか?心配になりますよね。
今回は査定前に車のキズを直したらいいのかどうか、記述していきます。
このページの目次
査定士が見ているポイント
車の査定を行う人は、「査定士」と呼ばれ、車の査定をする資格を持った人が行います。
査定士は車の様々な箇所を確認して、慎重に査定額をつけていきます。
その中で査定額に大きくかかわってくるのが修復歴です。
✔修復歴とは?
事故歴とも言います。
事故歴というと、車を直したことがある場合はすべて当てはまるように思ってしましますが、違います。
車の修理にはレベルがあり、例えばドアのへこみを少し直しただけでは修復歴になりません。
車のフレームと呼ばれる骨組みの部分を修理していたり、ドアを複数枚にわたり修理していたりすると修復歴ありと判断され、車の評価が落ちます。
なので、ちょっとしたこすりキズを修理したり、バンパーを交換したりといったくらいでは修復歴とはならないのです。
キズはなおさない方がいい
それで、結果的にキズは直したらいいのかどうか、ですが、「直さなくていい」です。
もちろん、キズがあると査定額はマイナスになりますが、修理にかかる値段の方が査定額のマイナスより高くなるからです。
車を買取るのは車の業者、キズがあっても自社で修理ができます。
よく考えたら当たり前ですよね。
なので、車にキズがあっても査定前には直さず、そのまま査定をうけましょう。
磨きでなくなるキズはなおしておく
修理に出すほどではなく、こすったら消えるような小キズについては洗車の際にこすって消しておいた方がいいでしょう。
洗って落ちる汚れは査定時にマイナスになることはありませんが、ドアノブ周辺についている小キズは査定士はチェックします。
大きな減額にはなりませんが、少しでも高く売るために、有利になりそうなことはやっておいた方がいいかもしれません。
査定後にキズをつけてしまった場合は修理する?
査定後、引渡しまでの間にキズをつけてしまった場合、どうすればいいのか。。。ですが、まず隠さず、買取る方に連絡してください。
たいていの場合は修理せず、そのまま引渡しとなります。
キズの状態によりますが、当初の買取額より減額した買取額になり終了です。
隠してそのまま引渡しをしたり、勝手に修理して出したりするとあとでマイナスになる可能性もありますので注意しましょう。