2020年1月30日
2003年の登場から現行車となる2代目まで、シエンタはトヨタの大きすぎないミニバンとして人気を博しております。
特に近年ではヴェルファイアなどのミニバンユーザーがダウンサイジングするケースも増えているようで、2019年には登録車の新車販売台数で月間1位を記録するほどの支持を得ている車両です。
今回はそんなシエンタの高額買取例についてランキングでご紹介します。
このページの目次
No.1 2016年式 G
シエンタで最も高額買取となった車両は2016年式のグレードGです。
シエンタは2003〜2015年までの初代と2015年から現在まで展開されている2代目がありますが、こちらの車両はその2代目となる車両となります。
こちらのグレードがシエンタの上級グレードとなり、本革ステアリングなどの内装面からスマートエントリー、オートエアコンといった各種装備が標準装備となる点がスタンダードグレードのXと異なる点です。
2代目シエンタにはハイブリッドとガソリンの2つのエンジンが用意されておりますが、こちらはガソリンエンジンが搭載されているモデルとなっております。
✔走行距離
走行距離は10,022kmと非常に少ない1台です。
既に3年程度が経過していることを踏まえると、年間3,000km程度しか走行しておらず、ここまで距離の短い車両はなかなか見つからないでしょう。
✔ ボディーカラー
ボディーカラーは他ユーザーと差別化のできるブルーとなっております。
2代目シエンタと言えばライムグリーンが印象的で記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、シエンタはこの車両のブルーも含めて豊富なカラーバリエーションが展開されております。
✔G が高く売れた理由
近年人気が再浮上しているシエンタですが、こちらの車両はそんなフルモデルチェンジ後の2代目シエンタとなっています。
さらに走行距離も非常に短くグレードも上位である点からも高額買取へ繋がる結果となりました。
ちなみに、2代目シエンタは2018年にマイナーチェンジを行っておりますので、この車両は2代目前期型となります。
現行車は登録台数で見ても人気が再浮上しているようですが、それに伴いこちらのような極上車の価値はさらに上昇するかもしれませんね。
No.2 2016年 X
第2位となる車両は2016年式のグレードXです。
先ほどご紹介した2代目シエンタの前期型とモデルは同じですが、こちらの車両はスタンダードグレードとなるXです。
主な違いとしてマニアルエアコンであることをはじめとする各種標準装備の違いやステアリングやシフトノブなどの材質の違いが挙げられます。
また、上位グレードのGが両側電動スライドドアなのに対し、グレードXは助手席のみ電動となりますのでその点も使い勝手に差が出る部分と言えるでしょう。
✔走行距離
こちらの車両も走行距離は12,000kmと非常に少ないのが特徴です。
既に3年以上が経過する車両ですので、ここまで短い車両は少ないかもしれません。
✔ボディーカラー
ボディーカラー はニーズの高いホワイトパールです。
✔Xが高く売れた理由
こちらの車両も1位と同様に低走行で比較的新しい2代目シエンタとなっております。
ボディーカラーを除けば大差ない2台ですが、グレードの差で2位となる結果に繋がったようです。ちなみに、こちらの車両も1位と同じくガソリンエンジンを搭載したモデルとなります。
No.3 2015年式 ハイブリッドX
第3位にランクインした車両は2015年式のハイブリッドXです。
こちらは名前の通りハイブリッドエンジンを搭載したシエンタとなっており、グレードは先ほどご紹介したスタンダードグレードとなるXと同じです。
ハイブリッドとガソリン車の標準装備は基本的に同じとなっており、ガソリンの燃費が20.2km/Lなのに対しハイブリッドの場合だと27.2km/Lに向上しているのが大きな違いです(2WDの2代目前期型の場合)
ただし、ガソリンモデルの方が馬力があり実用的であることもあってか、シエンタではガソリンモデルもハイブリッドに引けを取らず人気のようです。
✔走行距離
走行距離は21,441kmです。
先ほどまでの車両と比べると少し伸びていますが、5年程度が経過していますので、1年単位で考えるとさほど差はございません。
✔ボディーカラー
ボディーカラーは様々な車両でも人気のあるブラックです。
✔ハイブリッドXが高く売れた理由
ハイブリッドでありリセールバリュー的にも2位のガソリンモデルより高額買取となりそうな1台ですが、年式が古くなることや走行距離が若干伸びたこと、車両の状態などもあってこの結果になりました。
ハイブリッドの方が基本的にはリセールバリューが高くなる傾向にはありますが、シエンタはガソリンモデルの人気も高くガソリンモデルもハイブリッドでもグレードによる差はないため微々たる差で同グレードのガソリンモデルに軍配が上がることもある、そんな珍しい結果となったようですね。
No.4 2012年式 X
シエンタの高額買取で最後にご紹介するのが、2012年式グレードXです。
こちらは先ほどまでの2代目シエンタと異なり、2003年から12年に渡ってモデル展開された初代シエンタとなります。
その中でもこの車両は後期となっており、マイナーチェンジで追加となった角目のダイズとは異なる丸目のヘッドランプが印象的なシエンタとなっております。
✔走行距離
走行距離は158,834kmとなっております。先ほどまでと比べてモデルが古くなったこともありますが、年数で見ても結構走りこまれた1台と言えるでしょう。
✔ボディーカラー
ボディーカラーは傷の目立ちにくく一定の人気があるグレーとなっております。
✔Xが高く売れた理由
先ほどまでのシエンタと比べて初期型とモデルが古くなる点もありますが、走行距離が一気に伸びて10万キロ以上走っている点もあって4位となりました。
また、こちらの車両は修復歴もあることから、車両の状態も含めて先ほどまでご紹介した車両に比べると厳しい評価となってしまったようです。
また、フルモデルチェンジ前の車両ですので希少性の高いスポーツカーなどでもない限り、先ほどまでご紹介したような現行モデルに勝つのは難しいことと言えるでしょう。
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