キャデラック キャデラックエスカレードの買取相場・査定価格

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キャデラック キャデラックエスカレードの買取参考相場40.3万円 〜 2845.3万円
下取り価格37.1万円 〜 2731.5万円
年式2002年 〜 2023年
走行距離0km 〜 190,000km

※2025年12月現在

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キャデラックエスカレードのオークション実績

キャデラックエスカレードの買取参考相場と傾向

キャデラック・エスカレードの買取相場は、金額の幅が広いものの高い水準で横ばいといえるでしょう。

 

アメリカのGMのブランド・キャデラックが製造しているエスカレードは、ピックアップトラックのシャーシとエンジンを使った頑丈な作りが特徴で、アメリカの最高級SUVの地位を築いています。
しかし、1999年に初登場した初代モデルはあまり人気がありませんでした。当初、既存車種のユーコンをベースにしたものの、差別化できていないうえに価格が高かったことからセールス面では失敗となり、1年余りで生産終了となっています。

 

2002年に登場した2代目では、大幅なモデルチェンジが行われ、エスカレードの原型といえるデザインに変更されました。ラジエターグリルのメッキとフルLEDのヘッドライトによる迫力のある外観、総レザーの内装など、高級感あふれる仕様が以降にも引き継がれています。
エンジンは専用設計で5.3Lと6.0Lの2タイプ。さらにセレクタブル4WDシステムを搭載し、走行状況により四駆と二駆を自動で切り替えられ、オフロードのみならず都市部での運転も快適となりました。また、2代目からロングボディのESVやピックアップのEXTがラインナップに追加され、選択肢が広がったことも人気の要因でしょう。
当時絶大な人気を得た2代目ですが、年式の古さもあり、買取相場は28万〜61万円程度となっています。

 

3代目は2006年に登場し、エンジンは6.2Lのみとなりました。このモデルから日本でも正規輸入されるようになっています。3代目の特徴としては、2008年登場のハイブリッドモデルにあるでしょう。当時ハイブリッド車は、キャデラックの支持層からは不人気でしたが、エスカレードに採用されたことで、高級車の付加価値と認識されるようになりました。
また、グレードも変更されており、廉価版の「ベースグレード」から「ラグジュアリー」「プレミアム」「プラチナム」と4種類となりました。3代目の買取相場は、72万〜168万円程度です。

 

4代目は2014年に登場。最大の特徴としては、GMの新型トラックプラットフォームが採用されたことにあるでしょう。日本での正規輸入車は「プレミアム」と「プラチナム」の2グレードのみとなりました。2019年に特別仕様車「スポーツエディション」が発売されています。
4代目の買取相場は、175万〜674万円程度。後期型であれば比較的高額査定となりやすいでしょう。

 

5代目は2020年に登場。内装に大きな変更があり、画期的なドライバーインターフェイス、湾曲型38インチ大型OLEDディスプレイ、AKD製の3Dサラウンドシステム、ナイトビジョンシステムなど、最高級SUVにふさわしい装備が搭載されています。
外装はメッキパーツが減って、より直線的なデザインとなったものの、サイズはそのままであるため、迫力は従来と変わりません。
また、最新の安全装備も搭載しており、前後方向のエマージェンシーブレーキシステム等が全グレードで標準装備となっています。正規輸入は「プラチナム」と「スポーツ」の2種類。
比較的新しいため、買取のデータは少ないものの、状態が良く適正な査定を行える業者であれば1000万以上となる場合も多いようです。

キャデラックエスカレードの買取時の注意点

エスカレードの買取の際には、まずは内外装の状態に注意を払う必要があります。迫力のあるフロントグリルをはじめとしたエクステリアや高級感のある内装などを綺麗に保っておくと評価も高くなるでしょう。また、外観だけでなく、力強い走りのためにはエンジン等のコンディションも重要です。車検はもちろんのこと、定期的なメンテナンスをしておきましょう。

 

エスカレードに限りませんが、年式と走行距離にも注意が必要です。走行距離は5万kmを越えると、500万円を下回る傾向が多く見られます。売却を検討しているなら、走行距離の確認やモデルチェンジの情報をチェックしておきましょう。

 

また、日本車と異なり、そもそも明確な査定ができる業者が少ないのも特徴です。正確な査定と価値に見合った買取をしてもらうためにも、アメリカ車に詳しい業者を選びましょう。

キャデラックエスカレードを高く買い取ってもらうコツ

エスカレードは、キャデラックの最上級モデルSUVです。1999年に初登場し、モデルチェンジした2代目からその確固たる地位を築いてきました。競合車としては、ハマーH2やリンカーン・ナビゲーター、日本車であればトヨタ・アルファードが挙げられるでしょう。
エスカレードを高く買い取ってもらうためには、年式や走行距離、車体の状態はもちろん重要ですが、そのほかにもグレードやオプション等も影響します。

キャデラックエスカレードの人気グレード

キャデラック・エスカレードのグレードは正規輸入車と並行輸入車で異なります。
正規輸入車のグレードは限られており、主な選択肢は「プラチナム」と「スポーツ」、並行輸入車であれば「ESV」も人気のグレードです。

 

「プラチナム」は最上級グレードです。エスカレードは全車で標準装備が充実しているため、グレード間の違いは主に外観にあるといえるでしょう。買取相場は、5代目であれば1038万〜1298万円程度と高額査定が期待できます。
「プレミアム」は、プラチナムと共通のフロントバンパーが使われていますが、ホイールのスポークが異なるため、側面からの方が違いがわかりやすいでしょう。また、内装の本革のシートやインパネ等のレザー仕様が異なり、プラチナムの方がより高級感のあふれる仕様となっています。そのほか、安全装備はプラチナムと違いはありません。日本では4代目までの販売であったため、年式の影響もあり買取相場は427万〜534万円程度となっています。
「スポーツ」はその名の通り、スポーティな外観となっているのが最大の特徴です。プラチナムではメッキ仕上げだったパーツがグロスブラックとなり、アルミホイールはダークトーンに変更されています。国内仕様は、カラーもセーブルブラック一色となっており、他のグレードと異なり引き締まった印象を強く受けるグレードです。性能の面では、著明な差はありません。買取相場は1093万〜1366万円程度。他のグレードに比べ新しく年式・走行距離が少ない車両が多いため、買取相場も高いと言えるでしょう。
「ESV」は2代目からラインナップされているグレードで、ロングボディが特徴です。もともと大きな車体であるエスカレードの全長がさらに長くなっており、その迫力に圧倒されるでしょう。日本での正規輸入はないものの、一定の人気のあるグレードです。買取相場は、100万を下回る場合もあれば700万に迫る場合もあります。日本での取扱数が少ないために、価格もばらつきがあるとも考えられるでしょう。

キャデラックエスカレードの人気カラー

エスカレードのカラー展開は、日本向けとアメリカ向けでは一部異なります。主に正規輸入品での人気カラーは以下の通りです。


・セーブルブラック(黒)
・レッドパッションティントコート(赤)
・クリスタルホワイトトゥリコート(白)

 

エスカレードで一番人気といえるカラーは「セーブルブラック」の黒系カラー。エスカレードの迫力のある車体、ヘッドライトやフロントグリルを強調するカラーといえます。国産車によく採用されるマイカ塗装はされておらず、傷が目立ちやすい難点はあるものの、それを差し引いても多くの人に選ばれています。
次いで人気なのは「レッドパッションティントコート」の赤系カラー。深みのある大人っぽい赤であることから、キャデラックなら赤、という人も多いのではないでしょうか。内装も赤に統一されているのが特徴です。
もう一色は「クリスタルホワイトトゥリコート」の白系カラー。膨張色であるため、エスカレードがさらに大きく見えます。
また、並行輸入車であれば「ブラックレイブン」という黒系カラーも人気です。上記の「セーブルブラック」よりも深い色味で、漆黒という言葉がぴったりのカラーです。

キャデラックエスカレードの人気オプション

エスカレードの人気のオプションは、実は多くありません。なぜなら、エスカレードは輸入車では珍しく、標準装備の内容が多彩で充実しているからです。安全装備から快適装備まで、一般的には追加オプションとなるようなものまで、エスカレードではほとんどが標準装備となっており、そもそものオプションメニューが少ないという事情があります。
その中で、人気となっているものは以下の通りです。

 

・外装のカラー(有償色)
・22インチホイール
・ドライブレコーダー
・カーゴセキュリティシェード

 

「外装のカラー」はいわゆる有償色です。エスカレードの場合、特に赤や白系カラーが人気です。
ホイールは標準装備でも迫力がありますが、さらに好みにより「22インチホイール」を選ぶ人も多いようです。よりギラギラした印象が強くなるでしょう。
「ドライブレコーダー」は近年設置する人が増えていることから、人気となっています。また、ドライブレコーダー自体は社外品も多数販売されていますが、高級車であるため純正品が好まれているようです。
「カーゴセキュリティシェード」は、トランクの中身が外から見えないようにするカバー。荷物の出し入れの際はカバーを収納でき、それ以外の時はカバーをかけて外から荷物が見えないようにするものです。日本車では珍しいオプションですが、アメリカでは治安の問題により人気のオプションとなっています。

コラム編集部
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