SAIの概要

  トヨタ・SAIは2009年から販売されているセダン型ハイブリッドカーです。 プリウスの上位クラスに位置するアッパーミドルクラス版のハイブリッドカーとして販売がスタートいたしました。 2009年7月に発売されていたレクサスHS250hとは姉妹車の関係にあり、日本国内専売車でもあります。 SAIの車名の由来は日本語の「才＝環境性能や安全性を併せ持つ才能に満ちた先進性」「彩＝上質感をお洒落・シックに演出する彩りを放つ上質感」を掛け合わせて「SAI」となっています。かつて発売されていた「プログレ」の開発メンバーも関わっており、「プログレ」の理念を2000年代の技法やデザインで復活させたともいわれている。立ち位置としてはプリウスとクラウンハイブリッドの中間を埋める車種であり、月間販売台数は3000台が目標でした。発売当初は3000台を超える台数が売れていましたが、翌年の10月以降は1000台前後しか売れていませんでした。クラウンよりも維持費や価格が安く、内装も広々としており、環境への配慮をしているという点でイメージアップもできることから、タクシーでの利用が増えています。ただし、それでも300～400万円代というのは高価、デザインはシンプルすぎて高級感を出せず不評、セダン離れが進んでいることが販売台数が伸びなかった原因ともなっています。 しかし、足回りの安定性や燃費性能も22km/Lと非常に高い性能を持っているため、乗ってみれば価格に納得感のある車種であることは間違いありません。  

SAIの買取、下取り査定で押させるポイント

  トヨタ・SAIは国内専売とあって、年式や走行距離にダイレクトに影響される車種です。また、高級車の立ち位置でもあるため、外装状態が悪かったり修復歴があると価格がかなり落ちる原因となります。サンルーフやエアロなども、シンプルな見た目が好まれているためか、そこまでプラスにはならないでしょう。業者間オークションでも売れ辛いような車種です。需要があるときを狙う他ありませんので、出来る限り業者をあたれるだけ当たりましょう。