事故車・雹害車は売れる?セルカの成約実績から見る残価率の真実

事故車・雹害車は売れる?セルカの成約実績から見る残価率の真実

2026年2月12日

「事故で状態が悪くなった」「雹(ひょう)でボディが凹んだ」……そんな状態の車でも、実は思いのほか高値で売却できるケースが多々あります。今回は、オークションサービス「セルカ」の最新実績を基に、事故車や修復歴車の本当の価値を徹底解説します。

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【成約事例】事故車・修復歴ありでも値がつく理由

一般的には「価値ゼロ」と思われがちな車両でも、特定の条件が揃えば高額成約が狙えます。

レクサス CT:修復歴あり(R点)でも約50万円で成約

2011年式のレクサスCT200hが、骨格修理が必要な「修復歴(R点)」ありの状態ながら、約50万円で成約しました。

  • 状態: センターピラーやフロントピラーに骨格修理が及んでいる重度の損傷でした。
  • 高値の理由: レクサスというブランド力に加え、ハイブリッド機構が生きていれば、修復歴があっても「長く乗りたい」という実用需要が相場を支えます。

こちらの買取実績の詳細はこちら>>

BMW 3シリーズ:雹害車両でも約41万円で成約

2015年式のBMW 320i Mスポーツが、ボディ全体に多数の凹凸がある「雹害(ひょうがい)」状態で、約41万円で成約しています。

  • 状態: 見た目のダメージは大きいものの、骨格にはダメージがないため「修復歴なし」として扱われました。
  • 高値の理由: 見た目を気にしないバイヤーや、安く修理して再販できる業者にとって、走行性能に問題ない高級外車は「お宝」となります。

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トヨタ ハイエース:現状車でも、約195万円で成約

2021年式のトヨタ ハイエース スーパーGL ダークプライムⅡがフロント部分が事故により、「公道を走行不可能」な状態で、約195万円で成約しています。

  • 状態:フロントの部分が事故により、この状態では走行に危険が生じるため、「現状車」として扱われました。
  • 高値の理由:ハイエース特有の構造によって、事故の影響がエンジンまで到達しておらず、バイヤーで修理を行うと走行可能にできるため、入札が入りました。

損傷度合いだけじゃない?ブランド価値が支えるリセール価格も。

今回ご紹介した事例を比較すると、損傷の種類だけではなく、車種やブランドによって残価(売却価格)の残り方に大きな違いがあることが分かります。

比較項目

レクサス CT(修復歴あり)

BMW 3シリーズ(雹害あり)

ハイエース(現状車)

損傷の深さ

骨格(フレーム)まで及ぶ

外装表面のみ

フロント部分が走行に支障がでるほど損傷

査定上の扱い

修復歴車(R点)

修復歴なし(外装ダメージ)

評価点なし(現状車)

残価率の傾向

ブランド価値で支える

走行性能の維持で支える

エンジン部分までは到達せず、フロント部分を修復すれば問題なく走行可能

もちろん損傷があればその分減額の対象にはなります。しかし修復歴があってもブランド力がある車(レクサス等)は底値が硬く、価値が残る可能性があります。また雹害車には修理歴が付かずないという特徴がありますし、事故をして現在走ることはできなくても、修理すれば走行可能な程度であればという点が将来的な再販価値において有利に働きます。

キズがあるからと諦めず、愛車の価値を最大限価格に反映させられるよう、売却サービスを利用しましょう。


査定表の記号の意味

セルカやその他の車買取系サービスのサイトを見ていると、展開図が掲載されているケースが多いと思いますが、その意味はなかなか分かりにくいのではないでしょうか?代表的な記号と意味をご紹介しますので、是非ご確認ください。

  • A  線傷 爪が引っかかる程度のひっかき傷。
  • U  凹み ぶつけたり押されたりしてできた凹み。
  • B  傷を伴う凹み 表面に傷があり、かつ凹んでいる状態。
  • W  補修跡 板金塗装修理をした跡。光の反射で波打って見える。
  • S  サビ 表面的な赤サビなど。
  • C  腐食 サビが進行して、穴が空きそうな状態。
  • P  塗装ハゲ 色あせや、クリア塗装が剥がれている状態。
  • XX 部品の「交換済み」を指します。
  • W2 板金修理や塗装の跡があるが、きれいに直っている状態を指す。
  • R点 車の骨格部分に損傷・修理歴がある「修復歴車」を指す。

売却時に限らず、中古車を購入する際には、これらの査定表(展開図)に書かれた記号を理解することは写真だけでは分かりにくい傷やへこみなどを理解するうえで一つの武器になります。


諦める前に「オークション」という選択肢を

「事故車だから廃車にするしかない」と決めつける前に、全国の業者が競り合うオークション形式で愛車の本当の価値を確認してみてください。損傷の状態を正しく開示し、その状態を必要とするバイヤーを見つけることが、高額売却への唯一の近道です。

今回ご紹介した実績や、事故車の売却については、下記の動画でもご紹介しております。

是非ご確認ください。

この記事を書いた人

中元 湧聖

【執筆者】中元 湧聖

セルカマーケティング室

2025年5月入社。
セルカ入社後は、売却アドバイザリー部でアドバイザーを担当。
現在は、公式YouTubeチャンネルの運用を担当している。
仕事をするうえで大事にしていることは、「セルカを人に勧めたいと思えるような体験をしていただく」ことを考え、顧客満足度の向上とセルカの認知を目指している。

セルカ編集部

【編集者】セルカ編集部

セルカ編集部は、中古車業界に精通したプロで構成された編集チームです。企画から執筆、公開に至るまでに複数のライターや弊社スタッフが編集・監修に関わっており、お客様にとって意味のある内容を正確・公平に発信できるよう徹底しています。

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