営業電話なしで愛車の査定相場を知る方法!注意点とは?

営業電話なしで愛車の査定相場を知る方法!注意点とは?

2025年7月22日

車の査定を依頼した際に、
次々とかかってくる営業電話に困った経験はないでしょうか。
せっかく愛車の売却をじっくり検討したいと思っていても、
複数の業者からひっきりなしに電話がかかってきては、
落ち着いて比較することが難しくなるものです。

最近では、気軽に車の査定を依頼できるサービスが増えています。
そのため、信頼できるサービスを選ぶことで、営業電話に悩まされることなく、
愛車の売却までスムーズに進めることが可能です。

本記事では、車の査定相場を手軽に調べる方法や、一括査定を受ける際の注意点について解説します。
あわせて、営業電話なしで高額査定が期待できる「オークション型車売却サービス」についても解説しているため、
ストレスなく査定・売却を進めたい方はぜひ参考にしてください。

電話なしで車査定は難しい

結論からお伝えすると、車の一括査定サービスは、営業電話を完全に避けるのは難しい仕組みになっています。
これは、申し込みと同時に複数の業者へ個人情報(氏名・電話番号・住所など)が共有され、
各社が一斉に連絡を取ろうと電話をかけてくるためです。

買取業者は個人情報を得るために費用をかけており、投資を回収する目的でも積極的に連絡してきます。
そのため、一括査定サービスでは個人情報の入力が必須であり、営業電話は避けづらいのです。
また、業者によっては数カ月にわたって連絡が続くこともあるため、対応が負担に感じる方は注意が必要です。

とはいえ、完全に電話を避けるのは難しくても、後述する方法を活用すれば、営業電話を抑えつつ相場を把握できます。
匿名で利用できる簡易査定サービスもありますが、正確な査定や交渉には向いていない点には注意が必要です。

電話なしで車の査定相場だけを知る方法

以下の3つのサービスを活用することで、営業電話に悩まされることなく、車の相場感を掴むことが可能です。

  • メーカー公式サイトの下取り査定
  • 中古車情報サイトの相場検索機能
  • 買取業者の匿名査定シミュレーター

ただし、相場を調べる目的であっても、利用するサービスの特徴や注意点を理解したうえで選ぶことが大切です。
以下では、それぞれの方法のメリット・デメリットを具体的に解説します。

メーカー公式サイトの下取り査定

一部の自動車メーカーでは、公式サイトで車種・年式・走行距離を入力するだけで下取り参考価格を確認できるサービスを提供しています。
個人情報の登録が不要なため、営業電話が発生する心配はありません。

ただし、メーカー公式サイトで確認できるのは下取り価格です。
下取りとは、新しい車を購入することを条件に、古い車をディーラーに引き取ってもらう仕組みです。
新車購入の値引きの一部として扱われることが多く、中古車市場での純粋な車両価値を反映する買取価格と比較すると、金額が低くなる傾向があります。

したがって、メーカー公式サイトでの下取り査定は、
簡単に相場を知りたい方や同じメーカーの新車への乗り換えを検討している方に向いています。

中古車情報サイトの相場検索機能

中古車情報サイトでは、車種・年式・グレード・走行距離などの条件を指定することで、
車が市場でいくらで販売されているかを調べられます。
ただし、掲載されているのは販売価格であり、実際の買取価格はこれよりも低くなるのが一般的です。

サイトによっては、現在の買取相場や過去の買取実績データなど、
売却時の参考になる情報も掲載されています。
中には、メールアドレスのみで匿名のまま買取相場を調べられるサービスもあり、
将来的な価格予測を提示してくれるケースもあります。

​​中古車情報サイトを利用する際は、特定のサイトの情報をそのまま信じるのではなく、
複数サイトの情報を比較しながら全体的な相場感を掴むことが大切です。

買取業者の匿名査定シミュレーター

近年では、AI(人工知能)を活用した査定サイトや、LINEを利用した査定サービスなどが増えています。
これらのサービスでは、名前や電話番号を入力する必要がなく、
概算の査定額を手軽に把握することが可能です。

査定の種類

概要

AI査定

車種・年式・走行距離などの基本情報を入力し、市場データや過去の取引情報をもとにAIが自動で査定価格を算出してくれるサービス

LINE査定

車両の写真や情報を送ることで、スタッフが相場をもとに概算価格を提示してくれるサービス

ただし、AI査定やLINE査定で提示される金額はあくまで概算の参考価格であり、
実地査定で提示された金額とは大きく増減する可能性があります。

なお、愛車買取オークション「セルカ」ではLINEのトーク上で車両の基本情報を送信し、
申し込むことで営業電話なしで査定に申し込めます。

実際の車両をスタッフが確認するため、AIのみで算出される簡易査定よりも、
より具体的かつ現実的な金額を知ることが可能です。
「売却を視野に入れて現実的な金額を把握したい」と考えている方はぜひ検討してみてください。

愛車買取オークションのセルカに査定を申し込む>>

電話なしで車一括査定を受ける際の注意点

「電話が来ない=ストレスがない」と思って進めると、
実地査定後に思わぬギャップに直面することもあります。

安心して車の査定・売却を進めるためにも、あらかじめ下記の3つの注意点を把握しておきましょう。

  • 実際の査定額とズレが出やすい
  • 売却に時間がかかる場合がある
  • 必ず売却できる保証はない

実際の査定額とズレが出やすい

電話を使わないオンライン査定やシミュレーションで表示される概算額は、
実際の買取価格と大きく異なることがあります。
これは、概算査定が車種や年式など最低限の情報と、
市場データの平均値をもとに算出される仕組みであるためです。

たとえば、外装の傷や汚れ、修復歴、装備品のグレード、整備記録の有無といった個別の要素は反映されていません。

さらに、中古車市場は需要や在庫状況に応じて日々変動しています。
そのため、オンライン上で高めの査定額を掲示し、
実車確認の際に「思ったより傷が多い」「修理歴がある」「走行距離が想定より多い」などといった理由をつける、
いわゆる「釣り価格」のようなケースも少なくありません。

こうした差異を防ぐには、車の状態を正直かつ正確に申告し、
1社だけでなく複数の業者から見積もりを取ることが大切です。
比較することで価格の妥当性がわかり、極端に高い査定額を提示する業者の意図にも気づきやすくなります。

売却に時間がかかる場合がある

メールやチャットのみで査定を進める場合、情報のやり取りに遅れが生じやすいため、
売却が完了するまでに時間がかかることがあります。

たとえば、希望する売却日の調整や価格交渉に時間がかかり、
やり取りが数日単位でズレ込むケースもあります。
電話であればその場で確認できるような内容でも、
文面でのやり取りでは確認や返信に時間がかかりがちです。

やり取りをスムーズに進めるためには、最初の段階で車両情報を詳細に伝えることが重要です。
また、質問への返信はできるだけ早く、かつ具体的に返すことで査定や日程調整がスムーズに進みやすくなります。

査定サービスを選ぶ際は、対応の速さや連絡の丁寧さに関する口コミや利用者の評価も参考にし、
売却までの流れが明確なサービスを選びましょう。

必ず売却できる保証はない

電話を使わずに査定を進めた場合、提示された買取価格に納得していても、
そのまま売却契約が成立するとは限りません。

実際に車を確認した際に修復歴が見つかったり、エンジンや電装系などに不具合があったりすると、
買取そのものを断られることがあります。

こうした事態を防ぐためには、事前に正確な情報を共有しておきましょう。
たとえば、過去の修理歴や不具合の有無など、少しでも気になる点があれば事前に共有しておくことで、
査定当日の「話が違う」といった事態を避けられます。

営業電話なしで利用できる車査定サービスとは

電話を使わずに利用できる車査定サービスには、「オークション型」と「事前入札型」があります。
それぞれの仕組みや特徴を理解し、自分の目的に合ったサービスを選びましょう。

オークション型

オークション型の車売却サービスは、複数の業者が入札して買取価格を提示し、
もっとも高い落札金額で売却できる仕組みです。
一般的な一括査定とは違い、利用者とやり取りする業者が限定されるため、
電話対応が苦手な方でも安心して利用できます。

ただし、サービスによって連絡の多さや実績に差があるため、
事前に口コミや評判を確認しておくことが大切です。
相場を知るだけの目的には向かず、実際に売る意思がある場合に利用する方法です。

事前入札型

事前入札型は、車の情報を入力すると複数の業者から査定額の提示があり、
その中から連絡を取りたい業者だけを選べる仕組みです。
こちらから選ばない限り業者から連絡が入ることはなく、不要な営業電話を避けられる点が大きな特徴です。

ただし、実際の査定を受ける段階では、電話でのやり取りが必要になる場合があります。
訪問査定の日程調整や車の状態に関する詳細な確認など、
メッセージだけでは対応しきれない内容が含まれることがあるためです。

完全に電話を避けたい場合は、サービスごとの査定の流れや対応方法を事前に確認しておくと安心です。

複数社からの営業電話なし!オークション型の車査定を受ける流れ

オークション型サービスの車売却では、申し込みから売却まで以下の5つのステップで進みます。

  • 1.公式サイトから査定を申し込む
  • 2.査定の日程を調整する
  • 3.指定場所で査定を受ける
  • 4.オークションへ出品する
  • 5.最高額をつけた業者に売却する

愛車の売却をスムーズに進められるよう、それぞれの流れについて把握しておきましょう。

1.公式サイトから査定を申し込む

オークション型売却サービスを利用する際は、まず公式サイトから申し込みを行います。
たとえば、セルカの場合、申し込みフォームにアクセスし、以下の項目を入力します。

  • メーカー・車種名
  • 年式
  • 走行距離
  • 氏名・住所・メールアドレス

なお、電話を使わずに手続きしたい方は、セルカの公式LINEより申し込むことが可能です。
申し込みから売却まで、LINEのトーク画面上で進めることも可能なため、
営業電話に抵抗がある方はぜひ利用を検討してみてください。

愛車買取オークションのセルカに査定を申し込む>>

2.査定の日程を調整する

申し込み後は、電話やLINEを通じて、査定の希望日時や場所を相談します。
その際は、以下の確認や案内が行われることがあります。

電話の内容

  1. サービス説明
  2. お申し込み内容の確認
  3. 出張査定の日程調整とお伺いする住所の確認
    ※地域によってはお伺いが難しい場合やセルカ提携店で査定を受けていただく場合がございます
  4. 査定時に必要なものをご案内

参照元:セルカ「ご利用の流れ」

質問や気になる点があれば、事前にメモしておくことで、当日のやり取りに余裕をもって対応できます。

査定のやり取りでは、実際の状態を正確に伝えることが何より大切です。
事実を偽らず、誠実な対応を心がけることで、より正当な評価をしてもらえます。

3.指定場所で査定を受ける

査定当日は、事前に約束した日時と場所で実車確認が行われます。
査定にかかる時間は、30分〜1時間ほどが目安です。
ただし、車の状態や装備、査定員の確認項目によって多少前後することがあります。

【実車査定で確認される主な項目】

  • 外装:傷、凹み、塗装の劣化、サビの有無など
  • 内装:シートやダッシュボードの状態、汚れ、タバコやペットなどの臭い
  • 機関系:エンジンやミッション、足回りの状態
  • 電装系:ナビ・エアコン・パワーウィンドウなどの動作確認
  • 走行状態:必要に応じて試乗し、異音や不具合がないか
  • 修復歴:フレームの歪みや修理痕、溶接跡の有無など

査定をスムーズに行うためには、車の周囲を一周できてドアの開閉や下回りの確認ができる、
車1台分(幅2.5m×長さ5m程度)が目安となるスペースを確保しておくと安心です。
場合によっては、近隣の広い駐車場を検討すると良いでしょう。

4.オークションへ出品する

実車査定が完了すると、車両情報や撮影された写真をもとに、
提携業者向けのオークションへ自動的に出品されます。
特別な操作は必要なく、業者からの営業電話がかかってくることもありません。

セルカは、一度の査定で全国8,000社以上のバイヤーが登録するオークションに出品できる点が大きな魅力です。
入札による競争原理が働くため、高値での売却が期待できます。

さらに、専用のWEBページから入札状況をリアルタイムで確認できるので、
現在の最高入札額をすぐに把握可能です。

5.最高額をつけた業者に売却する

オークションが終了すると、もっとも高い金額を提示した業者に対して売却するかどうかを判断します。

たとえばセルカの場合、出品前に「この金額以上であれば売ります」という売切価格(最低希望落札価格)を設定して出品します。
オークションの結果、売切価格を超えた場合にはその金額で成約となり、取引が進みます。

売切価格に届かなければ、無料で取引をやめることも可能なため、無理に話を進められることはありません。

売却の際には、以下の書類を準備しておく必要があります。

<必要な書類例>

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • リサイクル券
  • 印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内)
  • 実印
  • 納税証明書(普通自動車の場合)

必要書類は所有者の状況によって異なりますが、
セルカでは手続きに必要な書類を丁寧に案内してくれるため、はじめての方でも安心です。

売却が決まった後は、契約内容をしっかり確認しましょう。
特に「いつ、どのように代金が支払われるのか」「名義変更などの手続きはどう進むのか」
「車はいつ、どこで引き渡すのか」といったお金と車の動きに関わる点は、必ず事前に説明を受け、
すべて納得した上で契約に進むことが大切です。

車両引き渡し前には、車内の私物をすべて取り除き、
ナビやETCなどに個人情報が残っていないかも確認しておきましょう。
必要に応じて、ナンバープレートの返納方法も案内されます。

また、契約書の控えや査定時の車両写真は、トラブル時の確認資料として一定期間保管しておくと安心です。
不明点がある場合には即決せず、必ず納得したうえで進めることが大切です。

この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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