レクサスLSの燃費は悪い?歴代モデルの実燃費・維持費シミュレーションと後悔しない選び方を徹底解説

レクサスLSの燃費は悪い?歴代モデルの実燃費・維持費シミュレーションと後悔しない選び方を徹底解説

2026年4月15日

レクサスLSの燃費性能は、モデルやパワートレインの選択によって大きく異なりますが、現行のハイブリッドモデル(LS500h)においては、フラッグシップセダンに相応しい動力性能と環境性能を高い次元で両立させています。

レクサスLSは、100年以上の歴史を持つ高級車市場において、日本独自の「おもてなし」の精神と、圧倒的な静粛性、そして妥協のない造り込みによって、世界の高級車像を塗り替えてきた名車です。

本記事では、レクサスLSの購入を検討されている方や、維持費を最適化したいオーナーの方に向けて、歴代モデルのカタログ燃費から実燃費、さらにはライバル車との比較まで、専門的な視点で詳しく解説します。

結論:レクサスLSの燃費はモデル・パワートレインでどう変わる?

レクサスLSの燃費性能を理解する上で最も重要なのは、世代ごとのエンジン形式と駆動方式の差異を把握することです。

4代目(LS460/LS600h)のカタログ燃費と特徴

4代目モデルは、V型8気筒エンジンを搭載した「LS460」と、世界初のV8ハイブリッドを搭載した「LS600h」の2系統で構成されています。当時の基準であるJC08モード燃費において、大排気量ならではの力強い走りを実現しつつ、ハイブリッドモデルでは当時の同クラス最高水準の数値を記録しました。

モデル

排気量

駆動方式

カタログ燃費(JC08)

LS460

4.6L V8

2WD

8.2km/L

LS460

4.6L V8

AWD

7.7km/L

LS600h

5.0L V8 + モーター

AWD

11.6km/L

5代目・現行型(LS500/LS500h)の燃費性能

現行モデルでは、ダウンサイジングターボを採用した「LS500」と、マルチステージハイブリッドシステムを搭載した「LS500h」へと進化しました。国際的な測定基準であるWLTCモードが採用され、より実走行に近い数値が公開されています。

グレード

パワートレイン

駆動方式

カタログ燃費(WLTC)

LS500h "EXECUTIVE"

3.5L V6 ハイブリッド

2WD

13.6km/L

LS500h "F SPORT"

3.5L V6 ハイブリッド

AWD

12.6km/L

LS500 "version L"

3.5L V6 ツインターボ

2WD

10.2km/L

LS500 "Standard"

3.5L V6 ツインターボ

AWD

9.5km/L


レクサスLSの「実燃費」の実態

レクサスLSの燃費を語る上で避けて通れないのが、カタログ値と乖離しやすい「実燃費」の現実です。

走行シーン別(市街地・高速道路・渋滞時)の実測データレポート

実燃費は走行環境に大きく左右されます。特にLSのような重量級セダンの場合、ストップ&ゴーが繰り返される市街地では燃費が悪化しやすい傾向にあります。一方で、高速道路での巡航時には、優れた空力性能と多段化されたトランスミッションの恩恵を受け、カタログ値に近い良好な数値を記録することが一般的です。

モデル

市街地(実測目安)

高速道路(実測目安)

平均実燃費

LS500h (現行)

8.5km/L

15.2km/L

11.5km/L

LS500 (現行)

6.2km/L

12.8km/L

8.5km/L

LS600h (4代目)

6.5km/L

11.5km/L

8.5km/L

LS460 (4代目)

4.5km/L

9.5km/L

6.4km/L

※記載の実燃費はユーザーの声をまとめた他社サービス記載の実燃費をまとめた数値です。

年間1万キロ走行時のガソリン代シミュレーション

維持費を具体化するため、年間走行距離を1万キロと仮定し、ハイオクガソリン価格を185円/Lとして算出したシミュレーション結果は以下の通りです。

モデル

平均実燃費

年間ガソリン代(1万km)

月換算

LS500h

11.5km/L

約160,870円

約13,406円

LS500

8.5km/L

約217,647円

約18,137円

LS460

6.4km/L

約289,063円

約24,089円


レクサス LS維持における今後の動向

2026年現在、自動車業界を取り巻くエネルギー情勢は依然として不透明な状況が続いています。原油価格の変動や為替の影響により、ハイオクガソリン価格は高止まりの傾向にあり、LSのような大排気量・重量級モデルの維持コストには注視が必要です。また、環境規制の強化に伴い、炭素税の議論や重量税の増税リスクも否定できません。一方で、レクサスは全ラインナップの電動化を加速させており、次世代LSではさらなる燃費効率の向上や、原材料の再資源化による製造コストの最適化が進むと予測されます。


レクサスLSとライバル車・他モデルの燃費比較

レクサスLSを検討する際、同格の欧州フラッグシップセダンとの燃費効率の差を把握しておくことは極めて重要です。

輸入車ライバル比較

メルセデス・ベンツSクラスやBMW 7シリーズは、クリーンディーゼルやプラグインハイブリッド(PHEV)を積極的に導入しており、純粋な燃費数値のみを比較すると、LSよりも優れた結果を示すケースが見受けられます。

車種

主要パワートレイン

カタログ燃費(WLTC)

1万kmガソリン代(目安)

レクサス LS500h

3.5L V6 HV

13.6km/L

約160,870円

メルセデス S400d

3.0L L6 ディーゼル

14.3km/L

約111,888円※

BMW 740i

3.0L L6 MHV

12.1km/L

約180,826円

※S400dは軽油価格(160円/L)で算出。

※記載の実燃費はユーザーの声をまとめた他社サービス記載の実燃費をまとめた数値です。

燃費性能を超えたレクサスLSを選ぶ利点

数値上の燃費効率において、最新の欧州ディーゼル車やPHEVに譲る場面があることは事実です。しかし、レクサスLSを選択する最大の利点は、故障率の低さに裏打ちされた「維持のしやすさ」と、長年培われた「静粛性と振動の少なさ」にあります。欧州車では定期的な交換が必要となる高額な消耗品や、複雑な電子制御系のトラブルリスクを最小限に抑えつつ、世界最高峰の品質を維持できる点は、長期保有におけるトータルコストの面で大きな優位性となります。


レクサスLSの燃費を向上させるためのポイント

大排気量かつ重量のあるレクサスLSにおいて、燃料消費を抑えるためには、車両の特性を理解した運用が求められます。

  • アクセル操作を緩やかにし、ハイブリッド車の場合はエネルギーモニターを確認しながら「EV走行モード」を最大限に活用してください。
  • タイヤの空気圧を適正値に保つことで、転がり抵抗を低減させ、不要なエネルギー消費を抑制してください。
  • 車両重量が重いため、トランク内の不要な荷物を降ろし、常に車重を軽量な状態に保つよう心がけてください。
  • レクサス正規ディーラーでの定期的なメンテナンスを受け、エンジンオイルやエアフィルターの状態を最適に維持してください。

まとめ:レクサスLSの燃費特性を理解して理想の一台を選ぼう

レクサスLSの燃費は、フラッグシップセダンとしての重厚な走りと引き換えに、一般的なコンパクトカーのような低燃費を期待できるものではありません。しかし、現行のハイブリッドモデルを選択することで、月々のガソリン代を現実的な範囲に抑えつつ、世界最高峰の快適性を享受することが可能です。燃費性能のみならず、故障の少なさやリセールバリュー、そして所有することの充足感までを総合的に判断した際、レクサスLSは依然として世界で最も優れたラグジュアリーセダンの筆頭と言えるでしょう。


出典・参考データ

この記事を書いた人

米澤 龍一

【執筆者】米澤 龍一

セルカマーケティング室

セルカ入社後、セルカウェブサイト掲載記事の校正やユーザーインタビューを担当。
現在は掲載記事の執筆・校正を担当。またセルカ実店舗であるららぽーと堺店の集客に携わっている。
仕事をするうえでは「お客様視点で考えること」を念頭に、顧客満足度の向上につながる成果を目指している。

翁 拓也

【監修者】翁 拓也

セルカ売却アドバイザリー部マネージャー 元車の輸出企業勤務

保有資格: AIS3級

関東での査定員経験を経て、売却アドバイザリー部マネージャーとして査定員の業務管理を担当。より良い提案のため、メンバーとのヒアリング内容のすり合わせを徹底。現在も現場に同行し、提案の質を直接確認。「利用して良かった」と思っていただける感動体験の提供をモットーとしている。

セルカが選ばれる理由

セルカが選ばれる理由について
詳しくはこちら

セルカ独自の流通フロー

セルカは、従来の中古車流通で発生していた中間業者の介在をなくし、ムダなコストを削減!
浮いたコスト分、より高く車を売却できるチャンスがあります。

一般的な車買取とセルカの違い
セルカオークションの仕組みについて
詳しくはこちら
icon_phone
電話はこちら
受付 : 9:00〜19:00
icon_bord_white
30秒で完了!
無料査定を依頼する