古い車を売るならどこがいい?知らないと損する高価買取6つのコツ

古い車を売るならどこがいい?知らないと損する高価買取6つのコツ

2025年8月12日

古い車を売るならどこがいいのか、手続きや査定額に不安を感じていませんか?
調べても情報が多すぎて迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

この記事では、10年以上経過した古い車でも高く売れる方法や、買取業者の選び方、
査定額を上げるコツを解説します。
廃車にするか買取に出すかの判断基準や、必要な書類についても詳しく説明しています。

適切な業者選びと準備を行えば、古い車でも予想以上の価格で売却できるかもしれません。
この記事を参考にして、満足のいく価格で愛車を売却してみてください。

10年落ちや20年落ちの古い車でも売れる

「もう価値がない」と諦めていた古い車でも、売却できる可能性は十分にあります。
たとえ動かなくなった車でも、簡単に廃車にしてはいけません。
ここでは、10年落ちや20年落ちの車が売れる具体的な理由を、以下の4つの観点から解説します。

  • 海外では日本車が盛んに取引されている
  • 価値ある部品・パーツとしての需要がある
  • 鉄や金属に資源としての価値がある
  • 希少価値のある旧車やクラシックカーは高く売れる

愛車を手放す際は価値がないと決めつけず、まず査定を受けてみてください。

海外では日本車が盛んに取引されている

年式が古いというだけで、愛車を安く手放すのは非常にもったいないことです。
なぜなら、日本では価値が低いと見なされがちな古い車でも、海外では驚くほど高い需要があります。

たとえば、10年落ちや20年落ちの車でも、東南アジアやアフリカ、中東では現役です。
日本車は壊れにくい、メンテナンスしやすいといった理由で、世界中で信頼されています。

背景には、各国の車事情が関係しています。
たとえば、日本のように厳格な車検制度がない国々では、年式よりも実用性が重要視されます。
そのため、多少年数が経過していても、頑丈で走行に問題のない日本車は、
価値のある車として扱われるのです。

日本車の海外需要を考えると、車を売却する際は国内市場だけでなく海外市場にも目を向ける必要があります。
海外輸出のルートをもつ買取業者に査定を依頼すれば、思わぬ高額査定が出る可能性もあるでしょう。

以下の記事では、日本車への海外の評価を詳細に解説しています。あわせて参考にしてみてください。

日本の中古車って安い?みんなが知らない海外の評価!

価値ある部品・パーツとしての需要がある

たとえエンジンがかからない不動車や事故で損傷した車でも、部品一つひとつに価値があり、
必要としている人がいます。

たとえば、製造から年数が経過したモデルでは、純正の新品パーツが手に入りにくくなります。
もし見つかったとしても、価格が高騰しているケースも珍しくありません。

高値がつきやすいのは、エンジンやトランスミッション、電装系の部品です。
車の心臓部ともいえる重要なパーツであるため、修理用として国内外で取引されています。

近年、中古車の海外輸出が活発化した影響で、本来なら国内で解体され中古部品として流通するはずだった車が、
完成車のまま海外へ渡るケースが増えています。
その結果、国内の中古部品市場は慢性的な供給不足に陥っており、部品そのものの価値が高まっているのです。

だからこそ、古い車や事故車を手放すときは、通常の買取業者だけでなく、
部品専門の業者にも相談するのがおすすめです。
メンテナンス履歴が残っていれば、部品の状態が信頼され、査定額がアップすることもあります。

鉄や金属に資源としての価値がある

たとえ動かず、ボロボロの状態であっても、車は鉄資源としての価値は失われません。

車には、以下のようなさまざまな金属が使われています。

  • アルミニウム
  • プラチナ

これらの金属は、リサイクル資源として重要であり、資源価格が高騰している今、
スクラップとしての車も立派な商品となります。

廃車買取業者は、車を解体してパーツごと、素材ごとに分別し、それぞれを再資源化しています。
鉄だけでも数百キロから1トン近くの重量があり、リサイクル原料として取引されます。

それどころか、多くの廃車買取業者では、面倒な廃車手続きやレッカーでの引き取り費用を無料で行なっています。

「もう売れない」と諦める前に、廃車買取専門業者に相談してみると、思わぬ収入になるでしょう。

希少価値のある旧車やクラシックカーは高く売れる

旧車やクラシックカーと呼ばれる一部の車は、時間が経つほどに希少性が増して価格が高騰する資産となり得ます。

単なる中古車とは異なる基準で評価されます。具体的な評価のポイントの一例は、以下のとおりです。

  • 希少性
  • デザインの魅力
  • 当時の技術力の高さ

車好きのファン層も多く、長い年月が経っても熱烈な支持を集めています。
そのため、10年以上前のモデルでも驚くほど高額で取引されるケースが珍しくありません。

もしあなたの愛車がスカイラインGT-RやRX-7といった根強い人気を誇るモデルなら、
一般的な中古車買取店へ持ち込むのは避けるべきです。
専門知識のない店舗では、真の価値を見抜けない可能性があります。
そのため、旧車やクラシックカー専門の買取店、または特定車種に詳しい業者に査定を依頼するのがおすすめです。

さらに、走行距離が短かったり、定期的にメンテナンスされていたりする車など、
丁寧に扱ってきた車なら、より高額査定を期待できるでしょう。

セルカでは全国8,000社以上のバイヤーが登録するオークションに出品できます。
バイヤーの中には一般的な中古買取業者だけでなく、特定のメーカーやジャンルに特化した業者もいます。
そのため、旧車やクラシックカーも、適正な価格で売却しやすい仕組みです。

業者選びの手間をかけずに、納得のいく価格での売却を狙いたい方は、ぜひご相談ください。

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古い車を売るならどこがよい?

古い車の売却は、どこに売るかによって買取金額や手間が大きく異なります。
ご自身の車の状態や「何を優先したいか」というニーズに合わせて、
最適な売却先を選ぶのが後悔しないための鍵です。

ここでは、車の状態やニーズに合わせて、5つの売却先を紹介します。

  • 複数の業者を比較するなら車一括査定サイト
  • 古くて動かない車を売るなら廃車専門買取業者
  • 新車の購入と売却を一店舗で完結したいならディーラー
  • 損傷やサビの激しい車を売るなら鉄スクラップ業者
  • 希少車の場合は旧車やスポーツカーの専門買取店

複数の業者を比較するなら車一括査定サイト

手間をかけずに高い買取価格を提示する業者を見つけたいなら、車一括査定サイトの利用が効率的です。
一度の入力で複数の買取業者へ査定を依頼できます。

一括査定のメリットは、業者同士が競争してくれるため、より高い査定額が出やすくなることです。
たとえば、10年落ちの車が一般の買取店では30万円だったのに対し、
海外輸出を得意とする業者からは50万円の査定が提示されるケースもあります。

ただし、申し込み後に鳴り止まない営業電話や、契約直前での不当な減額交渉(二重査定)といった
トラブルに巻き込まれる可能性がある点は理解しておく必要があります。

買取業者とのトラブルが不安な場合は、オークションサービスの利用もおすすめです。
セルカであれば、買取業者とのやり取りをせずに車を売却できます。
全国8,000社以上のバイヤーが登録するオークションに出品できるので、業者同士の競争も狙えます。

複数の買取業者とやり取りせずに、車の高額売却を狙いたい方はぜひご相談ください。

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古くて動かない車を売るなら廃車専門買取業者

古くて動かなくなった車でも、廃車専門の買取業者になら売れます。

動かない車は、一般的な中古車市場ではほとんど価値がつきません。
しかし、廃車買取業者なら動かない車や廃車寸前の車でも、
部品や資源としての価値をしっかり見極めて買い取ってくれます。

廃車専門の買取業者に持ち込むべき車の状態の一例は、以下のとおりです。

  • 水没してエンジンがかからない
  • 車同士の衝突事故で大破した
  • 長年放置して動かなくなった

廃車専門の買取業者の強みは、車を解体して再利用できる部品を販売したり、
鉄やアルミなどの金属をリサイクル資源として売却したりする仕組みです。

動かない車の修理代が高く、売るのも面倒だと考える方は、廃車専門業者に相談してみるとよいでしょう。
無料で出張査定してもらえる場合もあり、気軽に依頼できるのも安心です。

新車の購入と売却を一店舗で完結したいならディーラー

新車の購入と同時に古い車を手放したいなら、ディーラー下取りだとほとんど手間がかかりません。
売却と購入の窓口がひとつで完結するため、時間がない方や面倒な手続きを避けたい方には
最適といえるでしょう。

ディーラー下取りのメリットは、面倒な手続きの代行です。
名義変更や廃車手続きもお任せできます。多くのディーラーでは納車までの間、
代車サービスを用意しているので、車の乗り継ぎがスムーズな点も魅力です。

ただし、買取価格は買取専門店に比べて低めになる傾向があります。
とくに他メーカーの車や年式が古い車は、ディーラーでの評価が低くなるのが一般的です。
加えて、下取り価格が新車の値引き額と混同され、結局いくらで売れたのかが不透明になりやすいデメリットもあります。

ディーラーで古い車を売る際は、新車の値引きと下取り価格を合わせた総額で、お得かどうかを判断しましょう。
便利さを重視するか、高値での売却を重視するか、イメージしたうえで検討してみてください。

損傷やサビの激しい車を売るなら鉄スクラップ業者

損傷やサビがひどい車でも、鉄スクラップとしての価値があります。
見た目がボロボロでも、完全に壊れていても、車は金属資源としてリサイクルできるからです。

鉄スクラップ業者は、車を解体して金属をリサイクル原料として販売し、利益を得ています。
そのため、動かない車でも、状態にかかわらず最低限の買取価格を提示してくれます。

ただし、最初から鉄スクラップ業者に連絡するのではなく、
まずは廃車買取専門業者に査定を依頼してみましょう。
廃車買取業者は部品単位での価値も評価してくれるため、より高い価格がつく可能性があります。
そこで値段がつかなかった場合の最終手段として、鉄スクラップ業者を検討するのが賢明です。

希少車の場合は旧車やスポーツカーの専門買取店

希少価値のある車を売るなら、一般的な中古車買取店ではなく専門買取店を選ぶのがおすすめです。

旧車やスポーツカー、限定モデルといった特殊な車種は、
一般店では価値を十分に評価されない傾向があります。
一般の買取店は年式や走行距離を重視するため、希少性やコレクター需要までは考慮されにくいのです。

一方、旧車専門店やスポーツカー専門店、輸入車専門店は、
その分野に特化した知識と販売ルートを持っています。
希少車の価値や歴史的背景、コレクター市場での人気も踏まえて査定してくれるため、高額買取につながります。

走行距離が多い場合でも、希少車であればしっかりと評価されるのが専門店の強みです。
市場に流通していないパーツや独自のメンテナンスノウハウがあるため、
コンディションの悪い車でも価値を見出してくれるケースがあります。

高く売れる古い車の特徴5選

年式が古くても高値で取引される車には、いくつかの共通した特徴があります。
ここでは、高額査定が期待できる古い車の特徴を5つに厳選して解説します。

  • 走行距離が年式の割に少ない車
  • 白や黒など人気のあるボディカラーや上位グレード
  • 燃費性能が優れたSUVやハイブリッド車
  • 海外で需要の高いガソリン車やディーゼル車、MT車
  • コレクター価値のある旧車や絶版車

自分の車がどの特徴に当てはまるかを見極めれば、よりよい売却方法を選べるでしょう。

走行距離が年式の割に少ない車

古い車でも、走行距離が少なければ高く売れる可能性があります。

車の価値は年式だけで決まるのではなく、車の状態が影響します。
車の状態を示すわかりやすい指標が走行距離です。
たとえば10年以上経っていても、走行距離が5万km以下なら低走行車として高く評価されます。

走行距離は車の使用頻度や消耗度を示す重要な指標です。
エンジンや駆動系は使えば使うほど劣化していきますが、
走行距離が少なければまだ寿命が残っていると判断されます。
そのため、中古車として再販しやすく、査定額もアップしやすいのです。

車の年間平均走行距離の目安は約1万kmです。
走行距離が少なければ、大事に乗られてきた車としてプラス査定が期待できます。

ただし、年式の割に走行距離が極端に少ない車は、長期間動かされずに放置されていた可能性が疑われます。
その場合、ゴム部品の劣化やエンジンオイルの固着といったリスクがあり、
かえって評価が下がるケースもあることを覚えておきましょう。

走行距離の少なさは、古い車を高く売るための武器です。自信を持って査定に臨みましょう。

白や黒など人気のあるボディカラーや上位グレード

古い車でも、ボディカラーやグレードは査定額を左右します。
人気のボディカラーは高値がつきやすい傾向があります。
白や黒は無難で選ばれやすいので、人気が根強い色です。

鮮やかな赤や青、特殊なパールカラーは好みが分かれるため、査定額が伸びにくい場合もあります。
再販時に購入希望者が限定されやすく、業者にとってはリスクが高まるからです。

また、上位グレードの車は装備が充実しているため、中古市場でも高く評価されます。
買取時の加点対象となる装備の具体例は、以下のとおりです。

  • 純正ナビ
  • 本革シート
  • 安全性能を高めるオプション

標準グレードと比べると、上位グレードは10万円以上高く売れるケースも珍しくありません。
車を売るときは、カラーやグレードといった見た目と装備も重要です。

燃費性能が優れたSUVやハイブリッド車

燃費性能に優れたSUVやハイブリッド車は、古い車でも高額査定が期待できます。
燃料代の高騰や環境意識の高まりから、燃費の良い車がますます注目されているからです。

ハイブリッド車は、ガソリンだけで走る車よりも燃費が良いだけでなく、
エンジンとモーターを併用するため、エンジンの負担も軽減されます。
長く乗っていてもエンジン周りの劣化が少ないので、中古車市場でも状態がよい車として評価されやすいのです。

また、広い室内空間と悪路走破性の高さが魅力のSUVも高い需要があります。
最近はコンパクトSUVやハイブリッドSUVといった燃費重視タイプも出てきており、
中古車市場での人気が衰えません。

ただし、年式の古いハイブリッド車の場合、走行を司る駆動用バッテリーの寿命が懸念されます。
バッテリー交換には数十万円もの高額な費用がかかるため、
査定では大きなマイナスポイントとなってしまうからです。

燃費のよい車は、今後も高い需要が続くと考えられています。
古くても実用性と経済性を兼ね備えた車であれば、高額売却を狙えるでしょう。

海外で需要の高いガソリン車やディーゼル車、MT車

日本で価値が下がった車でも、海外では高く売れるケースがあります。
とくに海外で根強い人気を誇るのが、丈夫なガソリン車やディーゼル車、
マニュアルトランスミッション(MT)車です。

日本ではAT車が主流ですが、海外では自身で修理しやすく燃費もよいMT車が、
今なお多くの地域で支持されています。
また、ディーゼル車はパワーと耐久性の面で、商用車や悪路走行が多い地域で重宝されている車です。

古い車でも、どこで使われるかを考えると、まだまだ活躍の場は広がっています。
海外需要を視野に入れた売却方法を選べば、思わぬ高値がつくケースもあるでしょう。

コレクター価値のある旧車や絶版車

コレクター価値がある旧車や絶版車は、年数を重ねると価値が上がるケースもあります。
単なる移動手段としてではなく、所有する喜びを感じられる車は、中古市場とは別の視点で評価されるからです。

とくに注目されるのは生産台数が限られている限定モデルや、独自の特徴を持つスポーツカーなどです。
コレクターや愛好家の間で需要が高く、状態が良ければ高額査定が期待できます。

コレクター価値のある車が高額査定される条件の一例は、以下のとおりです。

  • 走行距離が少ない
  • 市場に流通している台数が少ない
  • 定期的なメンテナンスが行われ、状態がよい
  • 改造がされていない、または大きな修復歴がない

これらの条件を満たしていれば、年式が古くても資産価値のある車として見てもらえる可能性が高まります。

古い車を高く売る6つのコツ

これから紹介するコツを実践するだけで、古い車の査定額は大きく変わる可能性があります。
ぜひ、査定に出す前にチェックしてみてください。

具体的なコツは以下の6つです。

  • まずは愛車の買取相場を調べる
  • 必ず複数の業者から査定を取る
  • 車内清掃と洗車で印象を上げる
  • 傷やへこみは修理せず査定に出す
  • 売るタイミングと戦略を工夫する
  • 中古車買取と廃車買取を使い分ける

まずは愛車の買取相場を調べる

古い車を適正価格以上で売るための第一歩は、自分の車の買取相場を把握することです。
相場を知らないまま交渉の場に臨むと、業者が提示する査定額が妥当なのか判断できず、
気づかぬうちに安く買い叩かれてしまう危険性があります。

車の相場は、車種や年式、走行距離によってさまざまです。
具体的な相場感を持っていれば、買取価格の妥当性や、高く売れる可能性を冷静に考えられます。
交渉の場でも根拠を持って話せるため、不利になりにくいでしょう。

一括査定サイトを利用すれば、実際の査定額を複数社から取り寄せて比較できます。
リアルな査定結果を集めると、正確な市場価値を把握できます。

自分の車はいくらぐらいで売れるのかを調べてから査定に臨むのが、高く売るための第一歩です。

必ず複数の業者から査定を取る

古い車を売るときの重要なポイントのひとつは、必ず複数の業者から査定を取ることです。

買取業者には、それぞれ得意分野や販売ルートが異なります。

  • 国内販売をメインにしている業者
  • 海外輸出を重視している業者
  • 部品取りや資源回収を目的とする業者

とくに古い車の場合、業者によって評価するポイントが大きく異なるため、
査定額に数十万円単位の差がつくことも珍しくありません。

複数業者に査定を依頼するなら、一括査定サービスが効率的です。
しかし多数の業者に査定を依頼すると、やり取りが煩雑で膨大な手間がかかります。

とはいえ、多数の業者からの営業電話に対応したり、各社の査定スケジュールを調整したりするのは、
非常に手間がかかるのも事実です。

セルカであれば、8,000社以上が登録するオークションに、手間をかけずに愛車を出品できます。
多数の業者が参加するので、あなたの愛車を高く評価するバイヤーに買ってもらえるでしょう。
競争による高値の査定と手間の少なさを両立したい方は、ぜひご相談ください。

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車内清掃と洗車で印象を上げる

古い車を高く売りたいなら、査定前に車内清掃と洗車をおすすめします。

きれいに手入れされた車を見れば、「この車は大切に乗られてきたんだな」という
ポジティブな印象を抱きます。
第一印象のよさが査定士の気持ちを動かし、査定額にプラスに働くことがあるのです。

とくに注意したいのが、ひどい汚れや臭いです。日本自動車査定協会の査定基準では、
タバコのヤニ汚れや臭いは、最大で40点(約40,000円相当)の減点になる場合があります。

車内のゴミは取り除き、フロアマットは取り外して掃除機をかけましょう。
ダッシュボードやハンドル、ドアの内側など手が触れる部分もきちんと拭き取ると丁寧です。

清掃は査定の1~2日前に行い、当日まできれいな状態をキープしておくとよいでしょう。

傷やへこみは修理せず査定に出す

古い車の売却前に見つかった傷やへこみ。きれいに直してから査定に出した方が高く売れそうに思えますが、
それは間違いです。
多くの場合、修理にかかった費用を査定額アップ分で取り戻すことはできず、結果的に損をしてしまいます。

たとえば、ドアやバンパーのへこみ修理には数万円から十数万円かかります。
しかし、査定額の上昇はせいぜい数千円から数万円程度にとどまるのが一般的です。

理由は買取業者は自社や提携工場で安価に修理できるからです。
業者側はコストを抑えて直せるため、個人が高いお金をかけて直しても、
あまり査定額の引き上げには影響しません。

10年以上経った車の場合、多少の傷やへこみは経年劣化として見なされる傾向があります。
そのため修理しても大きなプラス評価にはなりません。
修理費用をかけずに売却し、新しい車の購入資金に回した方がよいでしょう。

売るタイミングと戦略を工夫する

古い車を売るときは、タイミングを工夫するだけで、査定額が変わるケースがあります。
少しでも高く売りたいなら、売却時期は計画的に決めましょう。

まず意識したいのが車検です。
次の車検を受ける前、とくに満了日の1〜3ヶ月前が、売却のベストタイミングとされています。

車検費用は10万円以上かかるのが一般的ですが、査定額にそのまま反映されることはほとんどありません。
買取業者は自社で安価に車検を通せるため、ユーザーがかけた費用は加味されにくいのです。

日本自動車査定協会(JAAI)の基準でも、車検の残り期間による加算額はごくわずかです。
ユーザーが高い費用をかけて車検を通すよりも、差額を買取価格に上乗せしてもらうと考える方が合理的でしょう。

とはいえ、自分の都合に合わせて売却した方がストレスなく進められます。
新車購入のタイミングや生活の変化に合わせて、売りどきだと判断したときに動くのが正解です。

中古車買取と廃車買取を使い分ける

古い車を売るときは、中古車買取と廃車買取を使い分けましょう。
車の状態によって、選ぶべき売却先が変わるからです。

一般的な中古車買取業者は、状態が良く人気のある車種であれば、適正な価格で買い取ってくれます。
たとえば、年式が古くても、人気モデルや走行距離があまり多くない車であれば、
数十万円の査定が出ることもあるでしょう。

しかし、査定額が大幅に低くなったり、そもそも買取を断られたりするケースもあります。

  • 極端に年式が古い
  • 走行距離が20万kmを超える
  • 大きな修復歴がある

中古車買取業者で満足に売れない場合は、廃車買取専門業者の出番です。
廃車専門業者は、車を解体してパーツや素材として再利用するため、
動かない事故車や長期間放置されていた車でも買い取ってくれます。

どちらに売るべきか迷った場合は、まず複数の一般的な中古車買取業者に査定を依頼し、
値段がつくかどうかの反応を見てみるのがおすすめです。
そこで買取を断られたり、納得のいかない価格を提示されたりした場合に、
廃車買取業者へ切り替えるとよいでしょう。

この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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