ベントレー コンチネンタルGTの買取・査定相場や高額売却のコツ

ベントレー コンチネンタルGTを高く買い取ってもらうコツ

 

ベントレー コンチネンタルGTの人気グレード


ベントレー コンチネンタルGTにグレード分けはなく、全て「ベースグレード」と呼ばれています。
派生車種である「コンチネンタルGTC」「コンチネンタルGT コンバーチブル」など、いくつかあるものの、厳密な意味でのコンチネンタルGTは単一グレードになります。
6.0L W型12気筒エンジンを搭載した高い能力を持ち、なおかつ高級車ブランドとしてのデザインも併せ持った、正真正銘の高級車です。

現在、製造元であるベントレーは、フォルクスワーゲンの傘下に入っており、製造に関する技術及び品質管理はフォルクスワーゲンが行なっています。
しかし、イギリスのクラフトマンシップの精神を生かしているという点では、従来のベントレーのコンセプトを忠実に守り抜いています。
現行モデルは2017年に発売された3代目にあたります。
注目すべきは初代から守り抜いているデザインの一部と、新たに採用された新技術の融合です。

日本の中古車市場では、初代と2代目のコンチネンタルGTが大多数を占めています。
3代目が本格的に中古車市場に登場するのはもう少しあとになる可能性が高いですが、執筆時点でも数台ですが確認することができました。
高い走行性能と品質管理が融合した、文字どおり高級車と呼ぶに相応しい1台に仕上がっています。

 

ベントレー コンチネンタルGTの人気カラー


ベントレー コンチネンタルGTの人気カラーは「ブラッククリスタル」「ロイヤルエボニー」の2色です。
コンチネンタルGTには17色の標準カラーと13色のオプションカラーが用意されているため、選ぶ楽しみも十分にある車です。
しかし中古車市場にすべてのボディカラーが存在するわけではありませんでした。
市場に出回っているコンチネンタルGTの中でも特に人気が高いカラーが、中古車市場を見ると「ブラッククリスタル」と「ロイヤルエボニー」の2色となるのです。
また、イギリス車のイメージが非常に強いため「ブリティッシュレーシンググリーン4」も人気です。
ボディカラーの展開が非常に多いため、特定のカラーでリセールバリューが高くなるとは一概に言えません。
もちろん人気カラーである2色もそうですが、そもそも新車価格が2500万円を超える車のため、ボディカラーによる付加価値はあまり重要ではないのが現実です。
しかし一般的にブラック系、ホワイト系と呼ばれる無難なボディカラーがよく選ばれる傾向にあることは間違いありません。
この2色は高級車のステータス的なボディカラーでもあり、汚れや傷が目立ちにくい・存在感を引き立ててくれるという理由で常に人気があります。

もちろんボディカラーの人気があるからといって、全く手入れをしなくても高額査定されるわけではありません。
汚れの種類によっては早めに処置をしないと取れなくなってしまうものもあります。
ボディカラーの人気・不人気にかかわらず、日頃から定期的な洗車やワックスがけを心がけるようにしましょう。

 

ベントレー コンチネンタルGTの人気オプション


ベントレー コンチネンタルGTの人気オプションは「純正ナビ」と「右ハンドル」です。
純正ナビに関しては、コンチネンタルGTに関わらず輸入車全体で人気があります。
ナビひとつがかなり高額なものであることも関係していますが、それよりも輸入車の電圧の問題で、日本で市販されているナビゲーションを装着できない可能性があるからです。
現在はネット通販などで海外製のナビを購入することもできますが、非常に高額。
そのため、買取時からついている個体に関しては高価買取が期待できると思っていいでしょう。
また、右ハンドルに関してはコンチネンタルGTの場合、ほとんどが左ハンドル仕様になっていることが関係しています。
これは日本市場向けに開発されたわけではないため、右ハンドル仕様の需要があまりないことに関係しています。
ただしオーストラリアなどの右ハンドルの国に対応するため、少数ではありますが右ハンドルモデルも製造もされているのです。
輸入車に乗るという前提で、左ハンドルでも構わないというユーザーもいますが、圧倒的多数は右ハンドルのほうが運転しやすさを感じるでしょう。
そういった意味で、右ハンドルのコンチネンタルGTは非常に人気が高い1台なのです。

 

 

ベントレー コンチネンタルGTの特徴

 

ベントレー コンチネンタルGTの概要


ベントレー コンチネンタルGTは、ベントレーがフォルクスワーゲンに吸収されたのちに誕生した車です。
現行モデルの3代目コンチネンタルGTは、全長4,806mm×全幅1,944mm×全高1,404mmと一般的なセダンに近い車格をしています。
搭載しているエンジンは6.0L W型12気筒ターボ付きで先代モデルと変わりませんが、一部改良が加えられており、性能はさらに向上しました。
最大出力とトルクはそれぞれ635PS/900Nm。
文字通りモンスターエンジンを搭載した、走ることに徹底的に特化した車なのです。
事実、2007年のWRC(世界ラリー選手権)では、寒冷地仕様のコンチネンタルGTが氷におおわれたフィンランド・オウルで平均時速321.6km/h、最高331km/hの世界最速記録を樹立。
現在も「氷上の最速記録」といわれ、伝説となっています。
つまり記録上、世界最速の車こそがコンチネンタルGTなのです。

新車価格は2530万円と非常に高額で、簡単に手が出るものではありません。
中古車市場に出回っている個体では、年式や走行距離が多いものほど価格が安い傾向にあり、購入しやすい特徴があります。
逆に年式が高いモデルに関しては新車同然の価格で販売されていることも少なくはなく、必然的に買取価格も高くなります。
エンジン性能が命の車なだけに、走行距離が多すぎないコンチネンタルGTは、年式が多少古くてもすぐに買い手がつくでしょう。
また、その新車価格とリセールバリューの高さから、資産として所有しているケースも珍しくないので、今後資産の解放などで高品質の個体が出てくる可能性もあります。
いずれにしても、走りも資産価値も抜群な車であることは間違いありません。

 

ベントレー コンチネンタルGTの魅力


ベントレー コンチネンタルGTの魅力は、言わずもがな高いエンジン性能とイギリスの自動車メーカーらしいおしゃれなデザインです。
エンジンは初代から一貫してW型12気筒エンジンを搭載しています。
現在スポーツカーで主流のV型エンジンと比べ、同じ数の気筒数ならばクランクシャフトを短くできるという強みがあります。
横幅こそ広くなるものの、全長の短縮効果が大きく強い馬力を産むことができるのです。
ちなみに現在、W型エンジンを搭載している車は7車種で、うち同じ12気筒のモデルは4種類に限定されています。

一貫してこのエンジンを搭載しているため、走行性能は初代から現在の3代目に至るまで非常に高いと言えるでしょう。
また、コンチネンタルGTの派生車種には、アウディとの共同開発となるV型8気筒エンジンが搭載されたモデルも存在しています。
こちらは「気筒休止機構」を備えたもので、車の走行状態によってシリンダーの停止を電子制御で行う機能です。
2代目および3代目のコンチネンタルGTで採用されたもので、昨今の環境性能への関心の高まりに応えた形となっています。

コンチネンタルGTのもうひとつの魅力がデザイン性の高さです。
元々ベントレーがイギリスの自動車メーカーであったことから、デザイン性には定評がありました。
フォルクスワーゲンに吸収された時点で「デザイン性が失われるのではないか」と言われていた時期もありましたが、現在でもコンチネンタルGTのデザインを手がけているのはベントレーのままです。
初代と2代目及び現行モデルの3代目は、デザインが大きく変更されておらず、一貫したシルエットを維持しています。
細かな点で言えばいくつも変更点はあるのですが、基本コンセプトを崩しておらず、ベントレーの美学を感じることができるでしょう。
インテリアもエクステリアも大きな変更が加えられることがない一方で、最先端の技術を積極的に取り入れているのも特徴です。
コンセプトはラグジュアリー、そこにモダンさを追加した格式の高い車がコンチネンタルGTなのです。

時折行われるビッグマイナーチェンジで顔形が大きく変わる車も珍しくないでしょう。
今後コンチネンタルGTでビッグマイナーチェンジが行われるかどうかは、今のところ情報がありません。
しかし全く可能性がないわけではないので、今後の動向に注目しましょう。

 

ベントレー コンチネンタルGTの歴史


ベントレー コンチネンタルGTは、イギリスに本拠地を置く自動車メーカー・ベントレーが発売したスーパーカーです。
もともとモータースポーツ車両を中心に製造していた会社で、過去にはル・マン24時間耐久レースで5度優勝を果たしたことで有名になりました。
歴史も古く、その創業は1919年と、すでに100年以上の歴史を誇っています。
主に高性能スポーツカーを中心に製造販売していたことから、世界中の富裕層が購入する自動車メーカーでした。
しかし、1998年にフォルクスワーゲングループに買収され、ベントレーブランドの存亡が危うい時期もありました。
その状況を打破した車こそがコンチネンタルGTです。

2ドアのクローズクーペモデルとして販売を開始したコンチネンタルGTは、フォルクスワーゲン製の6.0 L W型12気筒ツインターボエンジンを搭載。
ツインターボを搭載していた関係で最大出力は560PS、最大トルク663kg・mをマークし、トランスミッションには6速ATが組み合わされました。
しかし、その強力すぎるパワーを受け止めるため駆動方式が検討された結果、ベントレー初となる4WDの採用が決定したのです。

高い走行性能だけではなく、インテリアデザイン・エクステリアデザインともに高いことで評判です。
特にインテリアでは、天然木や本革を用いたイギリスらしさを中心に、アルミ製のスイッチ・イルミネーションなど、さまざまな部分で豪華さと使い勝手を追求しています。
エクステリアではベントレーの伝統的なデザインを尊重しつつ、レトロになりすぎないようなデザインが採用されました。
見た目には徹底的にこだわっており、本来なら車両の外に取り付けられるアンテナなどの類は全てボディ内に収める形で配置されています。
これによりデザイン上、不必要なものが取り除かれたすっきりとした仕上がりとなっています。

日本に初上陸したのは、2003年の11月のことでした。
新車価格は1990万円と非常に高額。
当時のトヨタ センチュリーが新車価格1600万円台であったことを考えると、非常に高額な金額設定となっていました。
コンチネンタルGTには「フライング・スパー」「GTC」「GT スピード」などの派生車種が存在します。
いずれも初代コンチネンタルGTの時代に完成されたもので、ベースとなったコンチネンタルGT同様、非常に人気があります。
モデルチェンジは2010年に行われ、日本ではその翌年2011年に新車価格2415万円で2代目が販売されました。
2代目からW型12気筒エンジンの他に、V型8気筒エンジンが搭載されたコンチネンタルGTの販売も開始。
現在中古車市場で数は少ないものの、V型8気筒のモデルも流通しています。

現行モデルは3代目にあたり、2017年に販売を開始。
新車価格は2530万円と過去最高額となります。
2年遅れて、コンチネンタルGTのV型8気筒モデルが販売を開始しました。
また3代目の販売開始後の2019年6月27日には、ベントレーの創業100周年を記念した「コンチネンタルGT コンバーチブル ナンバーワンエディション」が限定100台で生産されました。
コンチネンタルGTの数少ない特別仕様車として、非常に高い注目を浴びたことは言うまでもないでしょう。
現在も高い人気を誇るスーパーカーとして、新車・中古車問わず車好きのあいだで愛されています。

 

ベントレー コンチネンタルGT買取相場の傾向


ベントレー コンチネンタルGTは、大切に所有していればリセールバリューが非常に高い車として有名です。
年式や走行距離によって多少の買取価格の変動はあるものの、相場としては高い水準で推移しています。
ただし、この条件は新車同然の状態で査定した場合のお話。
高いとはいえそれなりに乗っていたりすると、新車価格が2500万円を超える車であることから、買取価格はその半額、もしくはそれ以下になるでしょう。

中古車の査定の際に用いられる査定基準には、国産車及び新車価格1000万円以下の輸入車のものと、それ以上の価格になる輸入車専用のものの2種類が存在します。
コンチネンタルGTは、言わずもがな後者のルール適用になります。
何が異なるかと言うと、査定の際に見つかった不具合や不備が、どの程度の割合で査定額に響くのかが異なるのです。
例えば、査定に出した車に傷があった場合、前者のルールが適用される車にマイナス2万円の評価が下されたとすると、後者の査定基準ではその2倍近くの減額幅になるように設定されています。
これは日本国内に流通する高級輸入車を、出来る限り早く中古車市場からはけさせるための処置であり、コンチネンタルGTを含む、一般的に高級輸入車と呼ばれる車全てに適用されるのです。

コンチネンタルGTの場合、現在も生産が続けられている車であるため、いわゆるプレミアと呼ばれるような価値はあまりなく、市販車と同じような対応となります。
もしコンチネンタルGTにプレミア的価値が存在していれば、買取価格も1000万円を超えることが、年式にかかわらず普通だったでしょう。
しかし実際はそれほど高額の買取価格になることは珍しく、年式や走行距離・コンディションが大きく影響を与えます。
特に年式の古い初代や2代目の初期型モデルでは、買取価格が200万円以下になることも珍しくありません。
資産としてのコンチネンタルGTの所有を考えているユーザーは、そもそも乗ることを前提として購入しているわけではなくありません。
そのため、購入後は大切に保管していることがほとんどです。
当然、新車同然で中古車市場に出てくるため、自動的に買取価格も高額になりがちです。

中古車買取オークションのセルカでは、年式の古い、走行距離の多いコンチネンタルGTでも高額で買い取ってくれる中古車買取と提携しています。
コンチネンタルGTが普通の車ではないからこそ、中古車買取店選びが高額査定に大きく影響を与えます。
問い合わせもセルカからの電話1本で終了し、その後のやり取りもセルカからの電話だけ。
査定1回で全国の中古車買取店から買取金額の提示があり、一番高い買取店が落札できるようになっているのです。
オーナー1人で中古車買取店を探すのが大変なのであれば、是非セルカまでお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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コンチネンタルGTと同じボディタイプ別の買取実績相場

 

車種 買取価格
BMW 1シリーズ 12.1万円〜209.3万円
BMW 2シリーズ 198.4万円〜281.9万円
BMW 4シリーズ 89.6万円〜471.2万円
プジョー 5008 26.8万円〜26.8万円
BMW 5シリーズ 11.9万円〜391.4万円
BMW 7シリーズ 18.9万円〜884.6万円
アウディ A3セダン 63.5万円〜201.7万円
アウディ A4 9.4万円〜211.8万円
アウディ A5スポーツバック 42.2万円〜399.1万円
スバル BRZ 154.2万円〜154.2万円
メルセデス・ベンツ CLAクラス 95.2万円〜762.1万円
メルセデス・ベンツ Cクラス 6.1万円〜754.1万円
メルセデス・ベンツ Eクラス 2.9万円〜499.3万円
レクサス GS 11.5万円〜651.1万円
レクサス HS 27.8万円〜202万円
レクサス IS 14.3万円〜727.8万円
レクサス LC 725.5万円〜725.5万円
レクサス LS 13.4万円〜1163.4万円
BMW M3 241.9万円〜1014.5万円
BMW M5 286.4万円〜599.8万円
BMW M6 412.3万円〜428.8万円
アウディ RS4 386.6万円〜386.6万円
アウディ S4 62.8万円〜195万円
トヨタ SAI 21.8万円〜144万円
スバル WRX S4 64.9万円〜347.8万円
トヨタ アクア 76.6万円〜76.6万円
マツダ アクセラ 13.5万円〜126万円
マツダ アクセラスポーツ 32.1万円〜32.1万円
マツダ アテンザスポーツ 32.9万円〜32.9万円
マツダ アテンザセダン 7.4万円〜226.2万円
トヨタ アリオン 7.5万円〜175.6万円
トヨタ アリスト 5.7万円〜149.3万円
トヨタ アルテッツァ 8.2万円〜61.2万円
スバル インプレッサ 8万円〜605.3万円
トヨタ カムリ 13.1万円〜366.2万円
トヨタ カローラ 6.7万円〜177.7万円
トヨタ カローラアクシオ 10.3万円〜89.2万円
トヨタ カローラフィールダー 86.2万円〜86.2万円
トヨタ クラウン 3.3万円〜364.6万円
日産 グロリア 30.4万円〜99.9万円
日産 シーマ 7.3万円〜54.2万円
フォルクスワーゲン ジェッタ 10.1万円〜14.6万円
ホンダ シビックハイブリッド 4.8万円〜16.9万円
ホンダ シャトル 83.8万円〜83.8万円
日産 シルビア 166.1万円〜169.6万円
日産 シルフィ 17.4万円〜28.5万円
日産 スカイライン 2万円〜862.9万円
トヨタ セルシオ 6.9万円〜164.1万円
トヨタ センチュリー 52.8万円〜1732.6万円
マツダ センティア 7.5万円〜7.5万円
日産 ティアナ 6.3万円〜174.4万円
日産 ノート 46.8万円〜46.8万円
フォルクスワーゲン パサート 39万円〜56.4万円
ポルシェ パナメーラ 94万円〜947.3万円
日産 フーガ 3.4万円〜158万円
トヨタ プリウス 7.5万円〜337.7万円
トヨタ プリウスPHV 62.8万円〜271.1万円
日産 ブルーバード 11.8万円〜50.6万円
日産 プレジデント 19.3万円〜19.3万円
トヨタ マークII 10.2万円〜175.7万円
トヨタ マークX 2.7万円〜580.5万円
日産 マキシマ 6.4万円〜6.4万円
スバル レヴォーグ 136.9万円〜136.9万円
スバル レガシィ 9.2万円〜9.2万円

 

 

 

 

人気車種の買取実績相場

 

 

 

輸入車メーカー