もう2度と買えないかも!? 大人気ランドローバー ディフェンダーの最新モデルV8スーパーチャージャー搭載車に試乗!

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2024年1月25日

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いま人気のクルマジャンルといえば、世界的に見てもSUVがNo.1。日本ではアウトドアブームも重なり、クロカン系SUVの人気がここ数年で急上昇しています。今回紹介する、ランドローバー ディフェンダーもこのクロカン系SUVに分類される1台。悪路走破性の高さが魅力の人気モデルです。2024年モデルではエンジンが追加されラインナップが拡充しました。今回は、追加となったエンジン搭載車の最新試乗記をお届けします。

■V8は24年モデルから追加

現行型ディフェンダーは19年から日本で受注を開始し、翌20年に販売開始。ロングライフモデルだったディフェンダーが初めて受けたフルモデルチェンジとして話題になりました。

当初は300馬力の2.0L直4ガソリンターボのみがラインナップされていましたが、その後3.0L直6ディーゼルターボ+マイルドハイブリッドを追加。現在ではこのディーゼル車が90では66%、110では78%のシェアを占め販売の中心的存在になりました。そして、23年4月にはフラッグシップモデルとして5.0L V8スーパーチャージャーを加え、現在は3種のエンジンが展開されています。

ディフェンダーにはボディの長さが3種類あり、ショートボディの90、5ドアの110、ロングボディの130から選択できるようになっています。今回試乗したのは、90のV8搭載車。24年モデル限定の“カルパチアンエディション”という、艶消しグレーのボディにグロスブラックのボンネットやルーフを組み合わせた精悍なイメージの特別グレードでした。

ディフェンダーは、ドライビングポジションのアイポイントが非常に高いクルマです。国産車で比べればトヨタ アルファードよりも視界が高く、ラダーフレームのランクルやハイエースに近いポジションですので、最初に乗るとこの視界の高さに驚きます。そして身体を起こして乗るポジションになりますので、ボディの感覚が掴みやすく乗りやすいという特徴も持っています。大柄なボディなのにボンネットの端が見えて運転がしやすい、こんなところもディフェンダー人気の一因かもしれません。

■外観からは想像できないほどの加速力!

ディフェンダーのラインナップで現在販売のメインとなっているのは、5ドアの110。それに比べると今回の90は3ドアボディなので、ホイールベースが短くなります。デビュー時に90と110で乗り比べた際には、110のほうがホイールベースの長い分乗り心地がゆったりとしている印象で、90は110に比べればヒョコヒョコ跳ねるような乗り心地でした。

しかし、今回V8モデルに乗った印象ではヒョコヒョコ感はかなり抑えられていました。搭載エンジンの違いはもちろんありますが、年次改良でセッティングをアップデートしてきているのでしょう。以前よりも乗り心地がよく感じられました。

そして、ひとたびアクセルを踏み込めば怒涛の如く大柄なSUVボディが加速し始めます。もし助手席に座る人がいるときは、加速しますよと宣言しないと怒られるレベルです。頭も身体もシートに押さえつけられますので、それなりの覚悟が必要になるかもしれません。なにせ、このショートボディに525ps/625Nmのハイスペックエンジンです。その加速力は背の高いSUVのレベルではなく、想像以上の速さが味わえます。ハイパワーV8エンジンならではの大きな魅力だといえるでしょう。

V8エンジンは、排気音もその魅力のひとつに数えられます。ドロドロといった独特の音が聞こえるのですが、ディフェンダーも例には漏れずV8サウンドが味わえます。同じV8を積むSUVのメルセデスAMG G63などと比べると音量が控えめではありますが、上品な音質で好感が持てます。

ディフェンダーの魅力は、卓越した悪路走破性はもちろんのこと、モノコックボディ+四輪独立サスペンションによるオンロードでの乗り心地のよさです。他社のクロカン系SUVはラダーフレーム構造が多いので、ディフェンダーほどの乗り心地のよさが構造上実現できません。そこは他車にはないメリット。このV8モデルでも当然そのメリットは生かされています。特にロングドライブの際には余裕のある動力性能も含め、疲れの少なさでクルマのよさを実感できる性能です。

■確かに高いけど今後を考えれば……

今回試乗したV8モデルはフラッグシップグレードですので、価格はそれなりに高額です。ディフェンダー90は2.0Lガソリンが759万円から、3.0Lディーゼルが888万円からという価格設定ですが、V8モデルはなんと1500万円オーバー。車格にしては高額かと思います。しかし、この先2度と出てこないかもしれない最後のV8搭載グレードになる可能性があるとなると、話は変わってきます。

ジャガーランドローバーは電動化宣言をしているブランドでもあり、ランドローバーは30年までにラインナップの60%以上をBEV(電気自動車)にするとアナウンスしています(※ジャガーは100%)。今後ICE(内燃機関)のみを搭載したクルマはどんどん減っていき、ハイブリッドやPHEV、BEVに置き換わります。V8モデルは生産台数が少ないため、削減されるであろうICE搭載車の最先鋒ともいえるでしょう。

そうなると、手に入りづらいモデルほど高額になるリセールの観点からすれば、条件はかなりよくなるのではと予測できます。購入の際には確かに高額かもしれませんが、売却時にも高額買取が期待できるということです。ただでさえ人気の高いディフェンダーのなかでも、レアな存在のV8モデル。価値のわかる人ほど欲しくなる、通好みの1台だといえるでしょう。

<文=青山朋弘 写真=ランドローバー/青山朋弘>


この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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