需要が多ければ走行距離は関係なし!? 高額買取車のリアル~マツダ編~

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2023年10月23日

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リセールの良いクルマとひと言でいっても、いろいろな種類があります。需要が供給数を上まわるというのは大前提にあるのですが、世の中には予想もできないような買取値がつくクルマも存在するのです。そんな世界をちょっとでも見てみたいと思うのが、クルマ好きのサガ。実際にどのくらいの残価率で取引されているかは気になる人も多いのではないでしょうか。

今回紹介する5台も、過去Sellcaで実際に買取が行われた高額車両。その希少価値の高さや、慢性的な供給数不足から高価買取されたマツダのクルマにスポットを当てました。このクルマたちがなぜ高価買取されたのか、実際に買取されるリアルをご覧ください。

ここに紹介しますデータは、愛車買取オークションSellCaでの出品データからマツダ車に対象を絞り、特に高額売却された実績について調査したものです。

調査機関:自社調査

調査日:2018年05月04日~2023年06月30日

調査対象:弊社で取引されたクルマのデータ898件(マツダ車に絞って)

調査方法:自社保有データ分析 高額で落札されたものを上から5つ抽出(車種が同じもの、乗用車でないものは除く)

 

MAZDA3 ファストバック

最初に紹介するのは、日本車離れしたスタイルが人気のMAZDA3 ファストバックです。

こちらの個体は

グレード:20S L Package

年式:2019年

走行距離:18,085km

というデータでした。新車当時の価格は264万円(オプション等除く)から。SellCaで実際に落札された価格は、なんと254万円です。

流麗なスタイリングで人気のマツダ3ですが、一番人気はディーゼルエンジン搭載車です。その点でこの個体はガソリンエンジンですので通常ですとそこまでリセールが高くないはずですが、新車価格のマイナスわずか10万円という高額取引になりました。

理由はいくつかあります。まずは初回車検前の高年式で、走行距離が少ないこと。そして内装が豪華な仕様になる、最上級グレードのLパッケージという点もプラスに働いているでしょう。もちろん新車の供給数不足も影響しています。

しかし一番の高額買取理由は装備の充実度でしょう。特に、純正エアロパーツをフル装備した車両は珍しく、市場でも一定の人気があります。ボディカラーが人気の高いブラックという点や、純正のローダウンサスが入っているところも見逃せません。

(成約時期:2021年11月)

 

CX-5

次に紹介するのは、今やマツダの稼ぎ頭にまで成長したミドルサイズSUVのCX-5です。

こちらの個体は、

グレード:XD Exclusive Mode

年式:2021年

走行距離:3,387km

というデータです。新車当時の価格は403万円(オプション等除く)から。SellCaで実際に落札された価格は、なんと315万円です。

最新モデルでこの走行距離、そしてマツダのラインナップの中でも1、2を争う人気のCX-5であれば、リセール額の高さには納得です。加えて、最上級グレードのエクスクルーシブ モード、ブラックのボディにブラウン内装、そしてディーゼルエンジンと、人気な要素がこれだけ揃っていれば、8割近い残価がつくのも当然かもしれません。あとは、成約時期から新車の供給不足も大きく影響している頃だと予想できます。そういったさまざまな要素が重なって、高額買取につながっています。

(成約時期:2022年6月)

 

CX-8

次に紹介するのは、7人乗りのミドルサイズSUV、CX-8です。

こちらの個体は

グレード:XD Lパッケージ

年式:2019年 

走行距離:14,227km

というデータです。新車当時の価格は422万円(オプション等除く)から。SellCaで実際に落札された価格は、なんと322万円です。

3列シートの7人乗りSUV需要が高まってきてから、CX-8の中古車市場価格は高値安定が続いています。この個体に関しては、登録から1年も経たないで手放されている点や、低走行距離はもちろんのこと、ディーゼルエンジン、最上級グレードのLパッケージ、そして社外品ですがフリップダウンモニターの装着などが、高額査定の理由となっています。

マツダがこだわるボディ塗装「匠塗」でも特に高い人気を得ている、マシーングレープレミアムメタリックのボディカラーも高価買取の一因となっているでしょう。

(成約時期:2019年12月)

 

ロードスターRF

次に紹介するのは、クーペとオープンの2つの顔を持つロードスターRFです。

こちらの個体は

グレード:RS ホワイトリミテッドセレクション

年式:2021年

走行距離:3,537km

というデータです。発売当時の新車価格は418万円(オプション等除く)から。SellCaで実際に落札された価格は、なんと350万円です。

こちらも1年弱で手放された、低走行の個体です。ロードスターのようなスポーツカーは、一般的に走行距離が伸びることが多いので、特に低走行車両は市場で重宝されます。

それに加えて、この個体はホワイトリミテッドセレクションというグレードも大きなプラス要因となっています。このグレードは、2020年12月~21年3月までの期間限定商品で、その名の通りホワイトレザーのインテリアが特徴です。通常のグレードでは選べない色ですので、さらに希少性が高まっていると考えられます。

(成約時期:2022年5月)

 

RX-7

最後に紹介するのは、世界で唯一のロータリーピュアスポーツカーRX-7です。

こちらの個体は

グレード:タイプRS

年式:2000年

走行距離:99,499km

というデータです。新車当時の価格は384万円(オプション等除く)から。SellCaで実際に落札された価格は、なんと464万円です。

1990年代の国産スポーツカー人気が海外でブレイクし、国内市場も軒並み価格が高騰しています。特に各メーカーのフラッグシップスポーツは、販売当時も新車価格が高かったため流通量がそんなに多くありません。希少性が高いモデルほど、市場価格も高くなっています。このRX-7(FD型)もそのなかの1台。年を追うごとにどんどん価値が高まっています。

ボディカラーがホワイトで後期型という人気要素が重なっていることもありますが、この個体に関しては改造があまりされていないノーマルに近い状態なことが、高価買取につながっています。走行距離がほぼ10万kmであることはあまり関係なくなってしまうくらいに、FD型RX-7の需要は多くなっているようです。

(成約時期:2022年8月)

 

<文=青山朋弘 写真=マツダ/SellCa>

この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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