シトロエン ＤＳ４の買取相場・査定価格

シトロエン DS4の買取相場の傾向は、非常に低調というほかありません。
人気が高い「クロスバック」を含め、リセールバリューが低い傾向にあり、年式や走行距離の問題以前に、DS4の人気がそのまま反映されている形です。
通常でも人気が高いとは言えないDS4ですが、人気車種とそうでないグレードでリセールバリューが大きく異なります。

「シック」「スポーツシック」は、販売開始から存在していましたが、その分年式や走行距離が多くなりがちで、リセールバリューは新車時の25%以下であることがほとんどです。
「スポーツシック」はそれよりも低いことが一般的で、状態がいい物でも50万円以下の買取価格になることも珍しくありません。
この両車をベースにした特別仕様車は例外ですが、通常モデルはあまり買取価格が高くならないことが多いのです。
販売不振で製造を終了したことも影響しているかもしれません。

一方の2016年から変更された「クロスバック」は、新車価格が330万円でしたが、リセールバリューは約1/3ほどと決して低くはない価格で買取されます。
同様に「HDi」も同じぐらいのリセールバリューを誇っていますが、新車価格と比較すると「クロスバック」が一番人気があります。
それでも、3年落ちで1/3程度になってしまうことを考えると、決してリセールバリューが高いとは言えません。
SUVライクな見た目から一定の人気は誇っていますが、最終的にはハッチバック的な観点で評価されてしまいます。
人気が高いとはいっても、それほど高額な買取は期待できないと考えておきましょう。

DS4の人気が低調な理由は、よく揶揄されるとおり「雰囲気SUV」だからだといわれています。
見た目こそSUVに近いものの、走行性能は普通のハッチバックと大きく変わらず、走破性は並程度。
決して高いとは言えない能力なので、見掛け倒しと言われても仕方ありません。
また、ベースとなった「C4」よりも価格が高い反面、エンジン性能に差がないこと、デザイン性に注力していることから、昨今の実用性重視の自動車市場では受け入れられにくい傾向にあるのです。
これらの要素が重なったことで、DS4は人気がなくなってしまった可能性があります。
決して悪い車ではないだけに残念な結果ですが、こればかりは仕方ありません。
DS4は、中古車で高く売るという発想よりも、少しでも査定価格を下げない工夫をする必要があります。

具体的には車外の美観を保ったり、エンジンをはじめとする走行面にかかわる部分のメンテナンスです。
特にメンテナンスに関しては、初期型モデルの場合はすでに10年近く経過してしまっているため、点検記録簿などを添えて査定に出すようにしましょう。
また、中古車買取オークションのセルカに依頼すると、市場価格よりも高く買い取ってくれる中古車買取店が早く見つかります。
少しでも高くDS4を売りたいのであれば、中古車買取オークションのセルカまでお問い合わせください。

シトロエン DS4の買取時の注意点は、流通台数が少ないためあまり高額査定が期待できない点です。
デザインや環境性などの機能面においては申し分ない車ではあるものの、日本市場での流通台数が少なく、あまりメジャーな車ではありません。
そのためハッチバックという使い勝手のいい車であるにもかかわらず買取相場は低調です。
原因は正しく評価できない買取店が多い点であり、知名度の低さも相まってなかなか高額査定されにくい車となっています。
中古車市場に流通している個体もほとんどが2018年まで流通していた初代ということもあり、高額査定が難しいのが現状です。
しかし、輸入車専門の中古車買取店などであれば、市場評価よりも高く売れる可能性はあります。
少しでも高く売りたいのであれば、買取店選びからしなければならないでしょう。

シトロエン DS4は、フランスの自動車メーカーであるシトロエンが販売しているCセグメントハッチバックです。
発売当初は製造もシトロエンが行っていましたが、後期から別会社となったDSオートモービルズが製造を担当。
販売は変わらずシトロエンからされています。
もともとシトロエンに存在していたCセグメントの「C4」をベースに開発された車で、流れるようなラインはクーペのように、シルエット全体はSUVに近づけた独特の形状をしているのが特徴です。

シトロエン DS4の人気グレードは、2016年のマイナーチェンジで新たにラインナップに加わった「クロスバック」です。
「DSシリーズ」で初となるクロスオーバーモデルであり、ノーマルのDS4よりも最低地上高が30 mmほど上がっています。
地上最低高が高くなったことで「クロスバック」専用のバンパーが採用されたほか、ホイールアーチモールやルーフモールと言った、ノーマルのDS4にはない装備も追加されました。
そのほか、駆動方式やエンジンに変更はありません。
ぱっと見がSUVに見えますが、その性能は一般的な乗用車とあまり変わらず、一部の自動車情報サイトなどでは「雰囲気SUV」と呼ばれることもあります。
とはいえ、1.6 L直列4気筒ターボ付きエンジンから出される出力とトルクは、一般的な乗用車のそれと同等かやや高い程度で、不便さを感じるほどのものではありませんし、アウトドアに不向きとも言い切れません。
昨今の SUV人気が影響して、見た目だけと揶揄されることもありますが、DS4シリーズの中では最も高い人気を誇っています。
それ以外のグレードはかなり微妙な評価にとどまってしまっています。
年式や走行距離によっては、かなり低い評価になってしまうこともありますが、まずは査定に出してみましょう。
2021年に発売された2代目はまだ中古車市場に流通しておらず、査定結果がどうなるのか読めない側面があります。
ただ、現状では初代に引っ張られる可能性もありえない話ではなく、高額査定が難しい可能性も否定できません。
初代DS4と同じく、輸入車専門の中古車買取店に依頼することで、市場評価よりも高額で買取ってもらえるかもしれません。
中古車買取オークションのセルカでは、DS4のような知名度の低い車も一般の買取相場以上で買取れる可能性があります。
実際に、2012年式で走行距離5万km以上のDS4が、約40万円で落札されたこともあります。
他店では1万円にも満たなかった車ですが、セルカと提携する中古車買取店の中には正しくDS4を評価できる中古車買取店も存在しているのです。
知名度がない、不人気だから売れないと早合点せず、セルカで査定に出してみるのがおすすめです。
1回の査定で最大6,000店の中古車買取店から買取価格が提示されます。
少しでも愛車を高く売りたい、正しく評価してくれる買取店に買取ってほしいのであれば、中古車買取オークションのセルカまでお問い合わせください。

シトロエン DS4の人気カラーは、ブラック系・ホワイト系の2色です。
当たり障りのないカラーで、DS4に限らず、多くの車で選ばれるボディカラーでもあります。
SUV のようにみえるハッチバックということもあり、比較的落ち着いたボディカラーが好まれる傾向にあるようです。
DS4の場合、ボディカラーで遊ぶというよりは、日常生活での実用性を求める傾向のほうが購入ユーザーには強い傾向にあります。
DSシリーズ共通して、ブラック系・ホワイト系はよく選ばれるカラーでもあります。
高級感を醸し出したり、シャープな印象を与えたりと、ブラック系・ホワイト系にはできることが多いのも特徴です。
査定前に洗車とワックスがけをし、きれいな状態で査定に臨むようにしましょう。

シトロエン DS4の人気オプションは「クラブレザーシート」と「LEDヘッドライト」、「カーナビゲーションシステム」の2つです。
「クラブレザーシート」と「LEDヘッドライト」はワンセットになっており、どちらか一方だけを装備することはできません。
しかし、DSシリーズがシトロエンの中でも上位クラスに位置することから、組み合わせは抜群によく、高級感をより引き立ててくれます。
新車購入時にしか装備できないこと、価格が38万円することから人気が高く、中古車市場では人気があるオプションです。

「カーナビゲーションシステム」は、後付けや汎用のものを装備できますが、特に汎用カーナビを装着する場合は注意が必要です。
DS4をはじめとする輸入車の電圧と、国産車のそれには差があり、輸入車の電圧のほうが高くなっています。
そのため、日本国内の汎用カーナビを装着しても、電圧の関係で使えない場合があるのです。
そのため、純正を新車購入時にセットで購入するオーナーがほとんど。