ホンダ インテグラのカタログ燃費性能(WLTC/EPAモード)
インテグラの燃費性能は、搭載されるパワートレイン(1.5Lターボ、2.0L e:HEV、2.0L高出力ターボ)によって大きく異なります。
仕様・グレード別のカタログ燃費数値一覧
2026年モデルにおける、海外仕様の主要数値を日本標準のkm/Lに換算した一覧です。
モデル(仕向地) | グレード / エンジン | カタログ燃費(WLTC等) | 備考 |
中国仕様(e:HEV) | 2.0L ハイブリッド | 約 22.7 km/L | 燃費性能重視。最も経済的。 |
北米仕様(CVT) | 1.5L VTECターボ | 約 13.6 km/L | 標準的なガソリンモデル。 |
北米仕様(6MT) | 1.5L VTECターボ | 約 12.8 km/L | MTによる走行性能重視。 |
Type S(6MT) | 2.0L VTECターボ | 約 10.2 km/L | 320馬力のハイパフォーマンス。 |
次世代ハイブリッド「e:HEV」の仕組みと特徴
中国仕様に搭載されている「e:HEV」は、2.0L直噴エンジンと2つのモーターを組み合わせたホンダ独自のシステムです。日常走行の大部分をモーターが担当し、エンジンは発電に徹するか、高速巡航時の最も効率が良い領域のみで直接駆動を行います。
例えるなら「発電所を内蔵した電気自動車」に近い感覚で、ストップ&ゴーの多い市街地でも燃料消費を劇的に抑えつつ、VTECエンジン由来の力強い加速を両立しているのがインテグラ e:HEVの最大の特徴です。
【徹底検証】ホンダ インテグラの実燃費はどのくらい?
インテグラの実燃費は、平均して**12.0km/L(ガソリン車)〜19.5km/L(e:HEV)**程度となることが一般的です。
走行シーン別の平均実燃費目安
実際のユーザーデータやシミュレーションに基づくと、走行条件によって以下のように変化します。
走行状況 | 1.5L ターボモデル | 2.0L e:HEV(HB) |
市街地・街乗り | 10.0km/L 〜 11.5km/L | 18.0km/L 〜 20.0km/L |
高速道路 | 14.5km/L 〜 16.0km/L | 20.5km/L 〜 22.0km/L |
平均実燃費 | 12.5km/L | 19.5km/L |
※数値は路面状況や運転スタイルにより変動します。
年間1万キロ走行時のガソリン代シミュレーション
維持費の目安として、年間10,000km走行、ガソリン価格175円/L(2026年想定)で算出しました。
項目 | 1.5L ターボ(実燃費12.5km/L) | 2.0L e:HEV(実燃費19.5km/L) |
年間燃料消費量 | 800.0 L | 512.8 L |
年間ガソリン代 | 140,000 円 | 89,740 円 |
月間ガソリン代 | 約 11,667 円 | 約 7,478 円 |
燃費と走行性能を両立させる3つのポイント
インテグラが他のセダンと比較して、なぜこの燃費数値を維持できるのか、そこには3つの理由があります。
- 優れた空力性能: 低く構えたスポーティなフォルムは、空気抵抗を最小限に抑える設計となっており、特に高速走行時の燃費悪化を防いでいます。
- 軽量高剛性プラットフォーム: 最新のプラットフォーム採用により、車格に対して車両重量が最適化されています。軽い車体は加速時のエネルギーロスを減らします。
- 高効率ターボエンジン: ダウンサイジングされた1.5Lターボは、低回転から最大トルクを発生させるため、アクセルを深く踏み込まずともスムーズに加速でき、結果として燃料消費を抑えられます。
ライバル車種と比較|インテグラの燃費・維持費の決定的な差
インテグラを検討する際、比較対象となるライバル車との経済性の差を理解しておくことが重要です。
燃費性能とガソリン代の比較表
(年間1万キロ走行・175円/Lで算出)
車種 | パワートレイン | 実燃費(平均) | 1万km走行時ガソリン代 |
ホンダ インテグラ | 2.0L e:HEV | 19.5km/L | 89,740円 |
ホンダ シビック | 2.0L e:HEV | 20.0km/L | 87,500円 |
1.8L ハイブリッド | 26.5km/L | 66,037円 | |
2.0L マイルドHB | 14.5km/L | 120,689円 | |
2.0L e-BOXER | 13.0km/L | 134,615円 |
ライバル車より「インテグラ」を選ぶべき利点
燃費数値だけを見れば、トヨタのハイブリッド勢には及びません。しかし、インテグラを選ぶ最大の価値は**「エモーショナルな走り」**にあります。
カローラスポーツが実用性と圧倒的な燃費を重視しているのに対し、インテグラはステアリングの手応え、旋回時の安定性、そしてアクセルに対するレスポンスが極めて高く設計されています。年間数万円のガソリン代の差を「運転を楽しむためのプレミアム(費用)」と捉えるならば、インテグラのコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。
インテグラの燃費を向上させる具体的な運転術
- e:HEVの回生パドル活用: 減速時にハンドル裏のパドルを操作し、回生ブレーキの強度を高めることで、より多くのエネルギーをバッテリーに回収できます。
- アイドリングストップの最適化: ターボ車の場合、極端な短距離走行を避けることで、エンジンが温まらない状態での燃料濃度の高まりを抑制できます。
- タイヤの選定: インチアップは見た目を向上させますが、燃費には悪影響です。燃費を重視するなら、標準設定のホイールサイズと低燃費タイヤの組み合わせを維持しましょう。
まとめ:ホンダ インテグラは「知性と情熱」を両立した一台
ホンダ インテグラの燃費性能は、最新のe:HEVモデルであればリッター20kmに迫る高い効率を誇り、ガソリンターボモデルであってもスポーツセダンとしては十分に優秀な数値を維持しています。
単なる移動手段としての「燃費の良さ」だけでなく、アクセルを踏む喜びや、所有する満足感を求めるドライバーにとって、インテグラは2026年現在においても極めて魅力的な選択肢です。
出典・参考データ
- Acura US Official Specs
- GAC Honda Integra (型格) Official Data
- 国土交通省:自動車の燃費性能に関する公表資料(シビック等の比較用)





