魅力があふれすぎてリセールは軒並み高値安定! いつかは乗りたい大人気クロカンSUV5選

魅力があふれすぎてリセールは軒並み高値安定! いつかは乗りたい大人気クロカンSUV5選

2024年2月19日

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世界中で現在も続いているSUVブームですが、そのなかでも特別な人気を誇るのがクロスカントリー(XC)系のSUVです。乗用車プラットフォームをベースにしたモノコックボディのクロスオーバーSUVが大半を占めるなか、悪路走破性に特化したラダーフレーム構造のXCモデルは少々特殊なクルマに分類されます。しかし、日本ではアウトドアブームも重なりXC系の人気がうなぎのぼり状態。リセール市場でも、高値で取引されるケースが増えています。

そこで今回は、特に人気の高いXCモデルを5台紹介。クルマの解説とともに現在のリセール状況もお伝えします。どれも個性的なモデルですが、ほかでは味わえない魅力が詰まったクルマばかりです。

■トヨタ ランドクルーザー

トヨタが世界に誇るオフローダー、ランドクルーザーは日本のXC車を代表する1台です。類稀なるその悪路走破性は、世界一過酷なラリーといわれる「ダカール・ラリー」での市販車部門11連覇という偉業からもうかがい知れます。

1951年に登場した初代からそのフィロソフィーは変わりません。地球上どんな場所へ行っても、壊れることなく必ず帰って来られるようにという信念のもと作られているクルマであり、走破性に加え、信頼性や安全性、整備性などすべての面で唯一無二の存在といえます。

その性能が高い評価を受け世界中で人気を博しているランクルですが、現行車ラインナップは3種に増えました。2021年に登場した300をトップ車種とし、24年春発売予定の250、そして復活販売された70の3つの車種を展開しています。上位互換されたレクサスブランドの車種も人気があり、300はLXとして販売されていて、250はGXとして販売予定です。

特に最新型の300は登場当初から何年分ものバックオーダーを抱えるほど人気の車種でもあり、先代モデルの200まで巻き込んでリセールは概ね高値で推移。国内・海外問わず人気のモデルとして広く知られています。海外で特に人気の高いガソリン車を中心に、復活した70と今後登場する250も含め、ランクルのリセールは今後も高値で安定すると予想されます。

■スズキ ジムニー

ジムニーは鈴木 修会長が、スズキ東京の社長時代にホープ自動車から権利を買い取った軽4WDオフローダーに端を発する、軽自動車唯一のXC車。ラダーフレーム構造に前後リジッドアクスル、2速のトランスファー(副変速機)を備えた本格仕様の4WD車です。

1970年登場の初代から現在まで50年以上も生産が続けられているモデルであり、その悪路走破性は、アウトドアを楽しむような一般ユーザーだけではなく、林業や土木・建設業などの山間部で働くプロ仕様のクルマとしても長く愛されてきました。小型の本格4WD車は世界的にも珍しい存在ということもあり、その人気はまもなく海外にも波及。世界中で人気を得ています。

過去にはソフトトップ車もラインナップしていたジムニーですが、1998年登場の3代目からは、ハードトップ車のみとなりました。現行4代目も軽自動車のジムニーと、1.5Lエンジンを搭載するワイドボディのジムニーシエラの2種類を販売。シエラには5ドアボディの登場も噂されるなど、常に注目を浴びているモデルです。

4代目の現行モデルは18年に登場。角張ったボディデザインを採用すると爆発的に人気が出てしまい、多くのバックオーダーを抱えました。その後、アウトドアブームやカスタムベース車としての人気も重なり、納期の遅延傾向は登場から5年以上経った24年でもあまり変わっていません。

新車オーダーしてもすぐに納車されないため、4代目に関してはリセールがずっと高値で安定するという異常事態が続いています。中古車相場の平均価格は、218万円ほど。新車価格を大幅に上まわる金額で取引されるケースも珍しくないほど、異常な高値が続いています。噂される5ドアが登場したとしても、高値安定は今後も続くでしょう。

■ジープ ラングラー

ラングラーの歴史をさかのぼると、1940年代にアメリカ陸軍が採用した軽量偵察車「ウィリス」に辿り着きます。初代ジープモデルは、軍用車として生産されたものでした。その後民用化しCJ、ラングラーと名を変えてきましたが、歴代すべて4WD車であり、悪路走破性で他を圧倒。現行モデルの4代目ラングラーにも、その特異な走破性はしっかりと受け継がれています。

2018年に登場した4代目ラングラーでは、伝統の2ドアショートボディと4ドアのロングボディをラインナップ。ロングボディは先代同様アンリミテッドを名乗り、販売の中心となっています。伝統の大排気量V型エンジンだけでなく、ダウンサイジングターボの2.0L直4ターボを搭載したことも大きなトピックとなり、特に国内市場では高い人気を誇っています。

22年には、ラングラー初のプラグインハイブリッドモデルが登場したことも話題となりました。派生車種として21年に登場したグラディエイターは、ジープブランド初のピックアップトラックであり、こちらも高い人気を誇っています。

日本では大柄なボディなはずなのに、そのアイコン的なルックスとアウトドアブームにより大人気となったラングラーは、驚異的なリセールを誇ることでも知られています。その影響が出始めたのは先代の3代目モデルから。今では、5年落ちの個体の残価率が65%以上という話もあるほどで、中古車市場での人気の高さが窺い知れます。最近では原材料費の高騰や為替相場の影響を受け、新車価格の段階的な値上がりが続いていますが、人気に陰りはまったく見えません。

■ランドローバー ディフェンダー

元をただせば、こちらもジープと同じ軍用車をルーツに持つオフロード車。2020年にデビューした現行2代目ディフェンダーは、今回紹介した5台のなかで唯一のモノコックボディ+四輪独立サスペンションのSUVです。ラダーフレームシャシー+前後リジッドアクスルのXC車と比べ、オンロードでの乗り心地や操安性が優れていることが大きなメリットとなりますが、その分オフロード性能が損なわれてしまうのが欠点といえます。

しかしディフェンダーはこの欠点を、最新の電子制御エアサスペンションで見事に克服し悪路走破性の向上をはたしました。段差などを乗り越えた車輪の反対側車輪を、強制的にショックアブソーバーを伸ばすことによって地面を押さえつける力に変える構造です。結果的にオンロードでの乗り心地を損なうことなく、オフロードでの優れた走破性も手に入れています。

90、110、130のグレード名は、先代から続く名残でもあり、ホイールベースの長さをインチサイズで表したもの。それぞれ、ナインティ、ワンテン、ワンサーティと呼びます。このうち110、130には3列シート仕様も用意されています。ランドローバー独自のコマンドポジションと呼ばれるシートポジションは、高い座面に上体を起こして座るスタイル。これにより大柄なボディを感じさせないほど見晴らしがよく、運転がしやすいことが特徴です。

2代目になってから爆発的な人気を博したディフェンダーは、リセールも異常な高値が安定的に続いている状況。セルカの買取実績を見ても、500万円を下まわる個体を探すほうが難しいほどです。スタイリッシュな外観や先進的なコックピット周りも要因のひとつではありますが、ジープ ラングラーよりも高級感があり、メルセデス・ベンツ Gクラスよりもカジュアルな雰囲気がディフェンダー人気を支えていると考えられます。この人気の高さは、今後もしばらく続くでしょう。

■メルセデス・ベンツ Gクラス

Gクラスは世界中のセレブに支持されている大人気のXC車で、説明不要なくらい有名なモデル。メルセデス・ベンツのラインナップではSUVシリーズの最高峰であり、ほかのメルセデスモデルとはまったく別物なオフロード走破性を持ったモデルです。

前述のラングラーやディフェンダー同様軍用車がルーツで、メルセデスの乗用車ラインナップでは唯一のラダーフレーム車でもあります。現行型は2018年に登場したビッグマイナーチェンジモデル。フロントサスペンションがダブルウイッシュボーン方式で左右独立化され、ラック&ピニオン式の電動パワステなどを新たに採用しました。これらの変更はオンロードでの快適性向上に寄与しています。

日本市場では3.0L直6ディーゼルターボと、4.0L V8ターボが登場当初ラインナップされていましたが、22年から新規オーダーはストップし、24年2月現在は販売は終了しています。というのも、この先にBEV(電気自動車)のEQGがスタンバイしているからです。GクラスもBEVへと生まれ変わることが決まり、24年中には発表される予定となっています。

BEV化が決定的となったことを機に、もともと高値で安定していたGクラスの中古車価格は、ここ数年で一気に跳ね上がっています。18年以降の現行モデルの中古車相場平均は、1800万円ほど。これは21年に販売されていたG550の最終価格1705万円を上まわる金額です。もう今後登場しないと予想される最後のICE(内燃機関)搭載のGクラスということが、市場の相場を大幅に引き上げてしまっている状況であり、この傾向は今後さらに続くでしょう。

<文=青山朋弘 写真=トヨタ/スズキ/ステランティス/JLR/メルセデス・ベンツ>


この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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