フォルクスワーゲン　ゴルフプラスは、2004年12月に登場したゴルフベースのハイトバンです。 ゴルフと全長、全幅を同じくしながら全高を大きく拡大。 縦のスペースを活用することで、積載量の拡大や開放感あふれる車内空間を実現していました。 日本では2005年～2007年にかけて輸入販売されただけに終わりましたが、海外では2014年まで生産が行われていました。 今回は、そんな一風変わった車であるフォルクスワーゲン　ゴルフプラスの中古車買取相場と高く買取してもらうコツについてご紹介します。  

【フォルクスワーゲン・ゴルフプラスの中古車買取情報】

  フォルクスワーゲン・ゴルフプラスは中古車市場でも人気があり高値がついている車種です。 中古車買取オークションのセルカでも脅威の高額買取額でフォルクスワーゲン・ゴルフプラスを売却されている方がたくさんいらっしゃいます。    

フォルクスワーゲン・ゴルフプラスの人気のグレード、色、オプションなど

グレード　 E、GLi、サンクスエディション

フォルクスワーゲン　ゴルフプラスの新車市場では、最も燃費に優れるEグレードが人気でした。 一方、フォルクスワーゲン　ゴルフプラスの中古車市場では、より大きな排気量のGLiグレードや後期に販売されていた特別仕様車「サンクスエディション」が人気です。 これらは頻繁にラゲッジスペースに重たい荷物を乗せたり、最大定員（5名）を乗せて高速走行する場合に必要十分な性能となっていました。  

オプション ナビ、Vienna Leatherパック、サンルーフ、リアビューカメラ

フォルクスワーゲン　ゴルフプラスのオプションでは、ナビやリアビューカメラ、サンルーフ、シートヒーター付きスポーツシートや電動ランバーサポートなどがセットになったVienna Leatherパックが人気です。  

色 ラックマジックパールエフェクト（黒：LC9Z)、キャンディホワイト（白：B4)、トルネードレッド（赤：G2)

フォルクスワーゲン　ゴルフプラスのカラーでは、定番の白黒のほか代表的カラーの1つであるレッドカラーが人気です。 次いで、リフレックスシルバーメタリック（銀：8E)やレーザーブルーパールエフェクト（青：LC5J)が人気となっています。 これらのカラーである場合、他色と比較して買取査定額が5%程度上乗せされることが多くなっています。

    あなたのフォルクスワーゲン・ゴルフプラスはいかがですか？

お車の走行距離や状況によっても価格が大きく異なりますのでまずは査定してもらいましょう！

  では、ここでフォルクスワーゲン・ゴルフプラスを高く売るためにフォルクスワーゲン・ゴルフプラスのことをもうちょっと知っておきましょう。  

【フォルクスワーゲン・ゴルフプラスの概要】

フォルクスワーゲン　ゴルフプラスは、2004年12月に登場したゴルフベースのハイトバンです。 エクステリアは、ゴルフと同じ全長、全幅ながら全高が85mmほど長いのが特徴です。 インテリアでは、単色でまとめられたシンプルで機能的なデザインが特徴的です。 インストゥルメンタルパネル付近やドアの内側以外にも、シート裏や天井などいたるところに収納スペースやボトルホルダー、簡易ボードデスクなどが散りばめられており実用性に富んでいます。 安全性能でも配慮がみられ、5つの全てのシートで3点式シートベルトを標準装備。 オプションでサイドエアバッグシステムを導入することができました。 エンジンは、1.6L~2.0L（最大出力116ps～150ps）のガソリンエンジンモデルが日本国内導入されています。 トランスミッションにはティプトロニック付きの6速ATが組み込まれており、エンジン出力を適切に用いることを手助けし、低燃費に貢献していました。 足回りでは、前後輪ともにスタビライザーが付いており走行安定性を確保しています。 サスペンションは、前輪にマクファーソン式ストラット、後輪には4リンク式を搭載。 ステアリングは電動パワー式が採用され、女性にも乗りやすいようステアリングトルク補正がかかっていました。 これは安全面で大きく貢献するシステムで、車両安定性を高めるドライバーステアリングコメンデーション付きESP（横滑り防止装置）とも呼ばれています。 安全面と実用性に重きを置かれたコンパクトハイトバンは、ミニバン以下コンパクトカー以上という新たなジャンル開拓をめざしましたが日本では短命に終わってしまいました。 そのため、中古車市場でも出品台数はそう多くはありません。

フォルクスワーゲン・ゴルフプラスの歴史

  ォルクスワーゲン　ゴルフプラスは、2004年12月に登場したゴルフベースのハイトバンです。 初代フォルクスワーゲン　ゴルフプラスは、日本には2005年の年末に導入販売がスタートしました。 エクステリアは、全長×全幅×全高で、4205mm、1760mm、1605mm、ホイールベースは2575mmで車重は1480kgほどでした。(2005年発売モデル「GLi」グレード) インテリアでは、実用性と安全性が重視され、いたるところに収納スペースやボトルホルダー、簡易なボードデスクが設置されていました。 全席に3点式シートベルトを標準装備し、オプションではサイドエアバッグシステムを装備することもできました。 エンジンは、直列型4気筒1.6L～2.0L(最高出力116ps~150ps)を搭載。 トランスミッションはティプトロニック付き6速AT仕様のみで、カタログ燃費は12.2km/L~14.2km/Lでした。 駆動方式はFF仕様のみで、サスペンションは前輪がスタビライザー付きのマクファーソンストラット、後輪には4リンク式を搭載。 高い全高のボディを支える硬めのセッティングとなっており、キビキビとした走りが特徴でした。 ブレーキは、前輪にベンチレーテッドディスク式、後輪にノーマルなディスク式を搭載。 ブレーキ温度が急上昇しても十分な効き目が生じるよう設計が工夫されています。 ステアリングは電動式となっており、車両安定性を高めるドライバーステアリングコメンデーション付きESP（横滑り防止装置）がついていて安心できます。 オプションは、ナビのほか収納スペースを増やせるストレージパックや、シートヒーター付きスポーツシートなどを搭載できるVienna Leatherパッケージ、リアビューカメラ、サンルーフ、ホイール、フォグランプ、サイドエアバッグ、マルチデバイスインターフェース、寒冷地仕様（WinterPack）など多彩に用意されており、自分だけの1台に仕上げることができました。 ハイトバンという、ミニバン以下コンパクトカー以上という市場ニーズ開拓をめざして投入されましたが2005年11月～2008年6月までの販売にとどまりました。 残念ながらプレミア価格がつく可能性は低いため、お車の売却を検討されているかたは価値が下がらないうちにお早目にご相談されるとよいでしょう。