フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントの買取相場は年式を問わず横ばいの状態ですが、2023年に入ってからやや下降気味になっています。
大きな価格下落ではないものの、10万円ほど買取価格の平均金額が下がっている状況です。
現行モデルは2022年8月に発表された、ゴルフヴァリアントとしては3代目に当たるモデルです。
こちらは販売開始から間もないため流通量が少なく、中古車市場にもあまり出回っていません。
2023年2月現在の中古車市場のボリュームゾーンは2代目であり、徐々に中古車市場に流通し始めています。
もともとゴルフワゴンと呼ばれていたワゴンタイプの車であるため、一定の需要を満たす車であり、中古車でも買い手がつく人気車種です。
しかし、3代目が登場することが決定したためか売り手が多くなった結果、買取価格の平均が下がったと考えられます。
もちろん、純粋に状態のいい個体が売却されなかった結果とも考えられますが、3代目の登場は現在の中古車市場を変える可能性も十分にあるでしょう。
ただし当面は現在の水準に近い買取価格で推移していく可能性もあります。
本格的に3代目ゴルフヴァリアントが中古車市場に登場してくれば、2代目ゴルフヴァリアントの買取価格は下落すると考えるのが妥当です。
現在は3年落ちで220万円前後、5年落ちで120万円前後と差が開いていますが、今後さらに買取価格に差が開く可能性も考えられます。
少しでも早く売却することで、比較的高額で買い取ってもらえる可能性は高くなるため、早めの査定と決断が高額査定のカギを握っていると考えていいでしょう。
新車価格が400万円に満たない車であるため、金額面のインパクトはそこまで大きくありません。
しかし、少しでも早い段階で売却すれば、リセールバリューが高い状態を維持したまま手放すことも可能です。

また、グレードやボディカラーも高額査定のカギを握る重要なポイントです。
現在発売されている車であるためプレミア的価値はつきませんが、状態が良ければ比較的高額で査定される可能性がある点は覚えておきましょう。
人気が高いゴルフ系統の車であることから人気は高い傾向にあるため、そう簡単にリセールバリューが下がってしまう可能性も少ないと考えられます。
ただし、アウトドアブームなどの外部要因で査定評価は左右されることはあるため、絶対に市場評価が下がらないという保障もありません。
気になる場合は早めの売却に踏み切るようにすると高額査定につながるかもしれません。

フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントの買取時の注意点は、後部座席の汚れや破れがないかどうか確認しておく点です。
ゴルフヴァリアントの特徴として、常時でも605リッター、シートアレンジ後は1,000リッター以上の積載量があります。
非常に有用なスペースを持っており、ゴルフヴァリアントの高い需要を支えているポイントでもあります。
この部分が汚れていたり破れていたりすると、最低時にマイナス評価を受ける可能性も考えられるでしょう。
アウトドアなどで活用する場合は特に注意が必要です。

また、後部座席やラゲッジルームだけではなく、室内空間のコンディションも査定において重要なポイントです。
車両全体を見渡して、美しい状態を保っておくことがゴルフヴァリアントを高額査定できる要素と言えます。

フォルクスワーゲン　ゴルフヴァリアントは、日本に2007年から導入され販売されているステーションワゴンです。
現行モデルは3代目に相当し、ワゴンをベースにしていることから高い汎用性を持った車でもあります。
価格は比較的リーズナブルですが性能は非常に高く、機能も充実しているのが特徴です。
特に人気を支えているのは高い使い勝手ですが、それに加えてグレードやボディカラーによって査定額に差が生まれます。
高額査定を狙っている方はぜひ参考にしてください。

フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントの人気グレードは以下の5種類です。

・eTSIシリーズ
・TDIシリーズ
・TDIコンフォートライン マイスター
・TDIハイライン
・TDIハイライン マイスター

eTSIは現行モデルの3代目ゴルフヴァリアントで新たに設定されたもので、まだまだ高額査定が期待できる車です。
そもそも新車での流通台数が少ないのが特徴ですが、年式が古くなることで流通台数が増えていき、それに比例して買取価格も下がっていくでしょう。
一時的に高額査定に結びついている可能性もあるため、3年落ち程度になれば現在の相場に近い買取価格で買い取られる可能性もあります。
環境性能が高いためもう少し高額査定につながる可能性も考えられますが、それでも200万円台前半程度に収まると考えるといいかもしれません。
これらとは別に人気が高いのがTDIのシリーズです。
TDIはディーゼルエンジンモデルのゴルフヴァリアントであり、高い人気を誇っています。
燃料代が安くて済む以外にも、ディーゼルエンジン特有の力強い走りも人気がある車です。
ディーゼルエンジンはガソリン車とは異なるエンジンサウンドから人気を博している一面もあり、ゴルフヴァリアントに関わらずディーゼルエンジンモデルの車が高く評価される理由でもあります。
低燃費でガソリンエンジンよりも維持費がかからない一方、環境規制が厳しい側面もあります。
メーカーによってはディーゼルエンジンモデルを廃止する動きもみられるため、高額査定が期待できる車と言えるでしょう。
先代モデルよりも性能が向上しているため、中古車市場に現行モデルが登場すると高額査定が期待できる車です。
また、特別仕様車も多くラインナップされていることから、希少性の高いモデルであれば高く売れる可能性も考えられます。

一方で年式や走行距離によっては高額査定が難しくなるというデメリットもあります。
ものによっては50万円台になってしまうことも珍しくありませんが、査定のタイミングと買取店によって買取価格に差が生まれることを覚えておきましょう。
中古車買取オークションのセルカでは、一般的な中古車市場よりも高額で売却できる可能性があります。
過去には2014年式で走行距離約5万kmのゴルフヴァリアントを88.4万円で買い取った実績もあります。
一般的に5年以上経過した車は高額査定が難しく、数万円以下になってしまうケースも少なくありません。
他店では金額がつかなかった車でも、セルカなら全国の6,000店にも及ぶ提携買取店が価格をつけてくれる可能性もあります。
少しでも高額査定を狙うのであれば、中古車買取オークションのセルカまでお問い合わせください。

フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントの人気カラーは以下の2色です。

・ピュアホワイト
・ディープブラックパールエフェクト

万人受けしやすいボディカラーで、ほかの車でも共通しています。
乗り手の属性を選ばない点や、どのようなシチュエーションでも浮くことがないボディカラーが高い人気となっている理由です。
傷や汚れが目立つというデメリットはありますが、きちんと手入れができていればそこまで気にすることではないでしょう。
ゴルフヴァリアントの場合は特にリアゲート周辺に注意が必要です。
ゴルフヴァリアントはワゴンタイプということもあり、事故などで傷をつける可能性よりも荷物の出し入れで傷を付けてしまう可能性もあります。
フロント周辺だけではなく、車の後方についても注意が必要です。

フォルクスワーゲン ゴルフヴァリアントの人気オプションは以下の4つです。

・純正ナビ
・レザーシートパッケージ
・電子制御ダンパー
・電動パノラマルーフ

純正ナビはゴルフヴァリアント以外の車でも高い人気を誇っています。
一般的に純正ナビは汎用ナビよりも高額な設定になっていることも珍しくなく、一緒に購入しない人も少なくありません。
万人受けしやすいのも査定でプラス評価を受ける理由のひとつですが、海外メーカーの車の査定評価を高める重要なポイントでもあります。
また、ほかにもインテリアをグレードアップするレザーシートパッケージや、走行性能を自動で調整してくれる電子制御ダンパーも人気があります。
アウトドア派の人であれば電動パノラマルーフも人気です。
アウトドア先での活用はもちろん、走行中に空気を入れ替えたり開放感を与えたりと活躍の場はさまざまです。
これらのオプションは査定時に高い評価を獲得できる重要な要素ですが、それら以外の装備も高い人気を誇っています。
仮にフルノーマルであったとしても、標準搭載されている機能も豪華であるため、高額査定を期待できるでしょう。
オプションも標準装備も、査定前にはしっかり機能するかどうか、インテリアやエクステリアの場合は汚れなどがないかを確認してください。