ガソリン200円/L時代到来!? で俄然注目! 国産車低燃費ランキングトップ5

ガソリン200円/L時代到来!? で俄然注目! 国産車低燃費ランキングトップ5

2023年10月6日

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世界的な経済状況の不安定さからくる原油高が問題視されている昨今。クルマの燃料であるガソリン価格も高騰が止まりません。2023年8月にはガソリンの全国平均がついに180円/Lを突破し、その高騰ぶりはとどまるところを知りません。高速道路のサービスエリアで200円以上/Lの看板を見て、ビックリした人も多いのではないでしょうか。

そうなってくると、ガソリン代が家計をだんだんと圧迫してくるようになり、少しでも燃費の良いクルマが欲しくなるもの。もうすでに買い替えを検討している人もいるかもしれません。そこで今回は、23年8月最新情報の新車低燃費車ランキングをお届け。強かったのは、やはりハイブリッドのパイオニアであるあのメーカーでした。

※燃費性能表記はすべてWLTCモード燃費

 

◆1位 トヨタ ヤリス 36.0km/L

先代まではヴィッツとして販売されていた、トヨタのBセグメントコンパクトカー。現行モデルへモデルチェンジする際に、国外で使用されているヤリスへ車名が統一されました。

ハイブリッド帝国トヨタの全ラインナップの中で最軽量モデルということもあり、2023年現在販売されているクルマのなかでトップの燃費性能をマークしています。36.0km/Lは一番ベーシックなグレードであるXのFF車で、4WDやグレードが上位になると燃費性能は少々変わってきています。とは言っても、ハイブリッドで燃費性能が一番悪いグレードでも30.2km/Lなので、基本の低燃費性能が非常に高いことがうかがえます。

搭載するハイブリッドシステムは4代目THS-Ⅱでも後期型であり、実用域での電動領域が増えています。乗り心地に関しては、最初のうちは少し硬く感じることもあるでしょうが、それも慣れてしまえばまったく問題ないレベル。毎日の送迎や買い物から週末の長距離ドライブまで、すべてを任せられるパーフェクトな1台でもあります。

 

◆2位 トヨタ アクア 35.8km/L

2021年7月に登場した、ハイブリッド専用コンパクトカーの2代目モデルアクア。前出のヤリスと同じGA-Bプラットフォームを用い、ハイブリッドシステムを含めたパワーユニットもヤリスと共通のものを使用しています。

海外ではプリウスCという名で販売されていることもあり、兄弟車とも呼べるヤリスよりもハイブリッドカーらしい空力特性に優れたボディフォルムが特徴です。全長が4m以内に収まっているヤリスに対し、アクアはそこから100mmほど延長。Aピラーはより寝かされ、全体的に伸びやかなフォルムとなっています。エアロダイナミクスを意識して設計されているため、ヤリスより重たいボディでもほぼ同等の燃費性能を実現しました。

22年11月には早くも一部改良が実施され、最上級スポーツグレードの「GRスポーツ」が追加されました。専用エアロや専用チューンのサスペンションが採用される贅沢な仕様は、ヤリスでは選べません。この辺りも差別化が図られている点だといえるでしょう。

 

◆3位 トヨタ プリウス 32.6(28.6)km/L

ICE(内燃機関)一辺倒だった世界のクルマ事情をすっかり変えてしまった、世界初の量産型ハイブリッドカーであるプリウス。通算5代目となる現行モデルは、2023年1月に発売されました。かつての燃費王も、今は昔。低燃費トップの座は同胞のコンパクト勢に譲っています。とはいうものの、Cセグメントでは文句なしのトップスコアを誇っているところはさすがです。

32.6km/Lの燃費は1.8Lエンジン搭載車であり、じつは普通に購入できないグレードでもあります。現状1.8Lはビジネス専用車と、サブスクリプションであるKINTO専用グレードのみに設定されており、一般的に販売されているのは2.0Lエンジン搭載車です。その2.0L車の燃費が、冒頭の( )で囲った28.6km/Lであり、普通に購入できる最高燃費となります。

2.0Lエンジン搭載車は燃費性能こそ1.8Lに負けてはいますが、それ以外の部分では大幅に性能向上しました。特に旧世代のプリウスを知る人なら、電動領域が広くなったことに驚くかもしれません。そして、すべての操作に対しニュートラルな反応を示してくれるスポーツ性能も持ち合わせていますので、運転が好きな人にほどその良さがわかる存在へと変わりました。まさに、運転する楽しさと燃費性能を両立させている、最高レベルの存在だといえるでしょう。

 

◆4位 トヨタ ヤリスクロス 30.8km/L

ヤリスをベースにした、BセグメントのクロスオーバーSUVのヤリスクロス。パワーユニットやシャシーもヤリスと共有化していて、ハイブリッドももちろん選べます。クラストップを誇る30.8km/Lの燃費は、1.5L+モーターのハイブリッド車で一番スタンダードなグレードである、ハイブリッドXのFF車がマークしています。燃費ランキングのトップ5にSUVが入ってくるとは驚くばかりですが、それがハイブリッド帝国トヨタの実力です。

ヤリスよりひと回り大型のボディは、Bセグメントながら3ナンバー登録となるほどのワイドさを持ち合わせています。そのスタイリッシュさもあり、2020年8月に登場以来販売台数は軒並み高水準で推移。3年経った現在でも月平均で6~7000台も売れている人気車でもあります。

22年の一部改良では、よりSUVらしいワイルド感を強調したグレードのZアドベンチャーと、ヤリスには設定されないスポーティグレードのGRスポーツを追加。ラインナップの充実度も図られました。

 

◆5位 ホンダ フィット 30.2km/L

ハイブリッド帝国トヨタの牙城に割って入るほどの低燃費性能を誇る、ホンダのBセグメントコンパクトカー、フィット。かつてのベストセラーぶりからすれば現在は少し落ち着いた販売台数となってしまいましたが、燃費は文句なしにトップクラスの性能を誇ります。

フィットが搭載するパワーユニットは、この世代から2モーター式のシリーズパラレルハイブリッドへと進化し「e:HEV」と名付けられました。先代までと比較すると走行時の電動領域が圧倒的に増え、燃費性能が大幅に向上しています。

そして、フィットの魅力といえばパッケージングの優秀さです。ホンダ独自のM・M思想(マンマキシマム・メカミニマム=機関部分は限りなく小さく乗員スペースを最大に)が限りなく具現化されたインテリアの空間は、コンパクトカーとは思えないほど広大。ラゲッジルームのアレンジパターンも豊富で、クラストップの積載量を誇ります。ヤリス等に比べるとソフトに感じられる乗り心地も含め、日本での使い勝手が一番優れたコンパクトカーだといえるでしょう。

 

◆5位 トヨタ カローラ 30.2km/L

今や貴重なワゴンボディもラインナップする、トヨタを代表するCセグメントコンパクトカー、カローラ。ハッチバックとSUVのカローラクロスも含めて4種類のボディ形状から選べますが、燃費性能が一番いいのはスタンダードなセダンです。

GA-Cプラットフォームや1.8L+モーターのハイブリッドシステムを採用する点は、現行プリウスと共通。しかしプリウスほど空気抵抗の低下に特化したエアロボディではないため、その反面居住性と積載性が実用的なところがカローラの特徴でもあります。かつてのプリウスの立ち位置でもあった、スタンダードなハイブリッドセダンというポジションはこの現行カローラが引き継いでいるといっても過言ではないでしょう。

WLTCモード燃費では29.5km/Lと若干セダンよりも燃費性能は劣ってしまいますが、ワゴンボディのツーリングが選べる点もカローラのメリットです。セダンとツーリングの販売比率は約3倍違うほど、ツーリングの人気は圧倒的でもあります。

 

◆番外編 輸入車トップ ルノー ルーテシア 25.2km/L

ハイブリッドを世界に先駆けて開発してきた日本車は、燃費性能ではどの国のクルマにも負けないレベルにまで達しています。燃費性能を重視するなら輸入車は買うべきではないという定説は、残念ながら今も昔も変わらないのです。しかし、最近では燃費性能を向上させてきている輸入車も見られようになりました。その代表が、ルノーのBセグメントコンパクトカー、ルーテシアです。

本国ではクリオと呼ばれる人気のコンパクトハッチバックですが、独自のハイブリッドシステム「E-TECH」を搭載したグレードが2022年6月に登場しました。このE-TECHはアライアンス内の日産や三菱の技術はまったく関係ないルノー独自のシステムで、トヨタやホンダと同じ2モーター式のストロングハイブリッド。F1の技術から由来するドグクラッチを採用し、輸入車トップの燃費性能を実現しました。

おもしろいのはその実用燃費性能で、WLTCモードで25.2km/Lと謳われているのにも関わらず、しばしばこれをオーバーする低燃費性能を発揮する場面もあるほど。低燃費に特化した運転をすれば、30.0km/Lにも到達できるほどの性能を持ち合わせているのです。

低燃費運転に自信のある運転好きな人には、魅力的な選択肢になるかもしれません。

 

<文=青山朋弘>

この記事を書いた人

TomohiroAoyama

青山朋弘

新車専門誌、中古車専門誌、モータースポーツ誌などの編集部を経て、
現在はフリーランスの編集&ライター。
自動車専門誌やWebサイトに寄稿しながら、YouTube動画の撮影・編集も行う。
愛車は10年前に走行5万kmで見つけた、NA型ロードスターの初期型。
趣味のMTBをどうやって積むのがいいか、常に試行錯誤している。

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