トヨタ ヤリスクロスは発売から日が浅いため、正確な買取相場が出せない状況です。
ポツポツと流通している個体は存在するものの、絶対数は非常に少なく、まだまだこれから増加すると思われる部類の車です。
ひとつの転機として1回目の車検があるでしょう。
車の乗り換えサイクルの早い人は、1回目の車検で車の乗り換えを検討します。
ヤリスクロスに当てはめた場合、その時期は早ければ2023年頃に訪れます。
つまり2023年以降、ヤリスクロスの買取相場が徐々に判明してくる形です。
それまでは予測でしか傾向を語れないものの、おそらく3年落ち程度であればそれほどリセールが低下する可能性は低いと思われます。

トヨタが先に発売したSUVは、いずれも一定の人気があり、比較的高めのリセールバリューを維持しています。
そのためクロスオーバーSUVであるヤリスクロスも同様に、大幅な値下がりは考えにくいとする見方です。
2022年2月以降、一時的に買取価格が30万円ほど下落したものの、現在は260万円台まで回復。
今後は年式が低下していくため緩やかに査定価格は下がっていくでしょう。
新車価格を考えれば十分高額査定であることから、あまり悲観的になる必要はありません。
問題は2023年以降です。
もし1回目の車検を迎えるまでに何か大きなトラブルやリコールが判明した場合は、ヤリスクロスの買取相場そのものが下落してしまう可能性があります。
また、3年落ち以降はすべての車で買取価格が下落する傾向にあります。
ヤリスクロスは一気に査定価格が下がる可能性が低いものの、モデルサイクルが早かったりするとこの限りではなくなってしまうでしょう。
2022年10月現在、新モデルの話は出ていないため、しばらくは心配する必要はありません。
当面は様子を見つつ査定時期を検討するもよし、比較的高額で手放すことが出来る現段階で売却するのによし。
どちらがいいとも言い難い状況であるため、当面の様子見は必要かもしれません。

なお、中古車買取オークションのセルカでは、すでに数台のヤリスクロスを高額査定できた実績があります。
2020年式で走行距離約1万kmのヤリスクロスが243万円で高額査定された実績もあります。
いかに年式が新しいとはいえ、他社では140万円台だった査定額にプラス100万円にもなることはあまりありません。
これ以外にも実績多数。
少しでも高額査定を狙うのであれば中古車買取オークションのセルカまでお問い合わせください。

トヨタ ヤリスクロスを高く買い取ってもらうためには、内外装の状態の維持に注力しましょう。
姉妹車のヤリスと違い後部座席が広く作られている関係で、車好きはもちろんのことファミリー層にも一定の人気があります。
ファミリー層の車探しの特徴として、内外装がきれいな中古車を選ぶというものがあります。
少しでも長くその車に乗るためであり、ヤリスクロスにも同様の条件が求められるでしょう。
ヤリスとはやや異なった条件であるため、日頃からの手入れがヤリス以上に欠かせません。

トヨタ ヤリスクロスは2020年に発売されたヤリスの派生車種です。
GB-Aプラットフォームを採用した第二弾の車で、ベースとなったヤリスよりも広い荷室が用意されたのが特徴です。
SUVらしいユーティリティを備えているのはもちろん、トヨタブランドであることも手伝って人気は爆発。
発売前から大きな話題となっていた1台です。
発売開始から2年余りでまだまだ中古車市場に台数が多いわけではありません。
そのため正確な統計がとれていない箇所もありますが、2022年10月現在のヤリスクロスの人気のポイントを紹介していきます。

トヨタ ヤリスクロスには、2022年10月現在以下のグレードが用意されています。

ハイブリッドZ
ハイブリッドG
Z
G
X
X”Bパッケージ”
Zアドベンチャー
GR Sports

この中でもっとも人気が高いのは「ハイブリッドZ」「ハイブリッドG」の2種類です。
ヤリスクロスはガソリンエンジンモデルが4種類、ハイブリッドモデルが2種類と計6種類のグレード展開がなされていました。
2022年8月には新たなグレードとして「Zアドベンチャー」「GR Sports」の導入も決定。
今後ますますの市場展開が見込まれます。

ヤリスクロスは発売から間もないため、正確にどのグレードが最も人気が高いかというのは現状なかなか断定できません。
一般的に最上位グレードを高額査定が期待できる部類に入り、事実買取実績を見ても、他のグレードよりも高額査定の実績が見られます。
人気の高い「ハイブリッドZ」「ハイブリッドG」の買取価格はいずれも250万円台を超えており、高額査定の対象となっています。
また、それ以外のグレードも新車価格に対して80～90%程度の買取価格を記録。
年式が浅いことも関係していますが、高額査定が可能な車と考えていいでしょう。
新登場する予定の「Zアドベンチャー」「GR Sports」も査定で高評価になる可能性があります。
特に「GR Sports」はトヨタが誇るスポーツ仕様の車に名づけられる通称です。
このグレードはとにかくスポーティーさを売りにしており、必然的に高額査定の対象になりがちです。
今後の市場の動きもありますが、高額査定になることはまず間違いないでしょう。

トヨタを代表するコンパクトハッチバック ヤリスのSUVモデルであり、ヤリス同様新車中古車ともに流通台数がそれほど多くありません。
今後流通台数が増えて、年式もそれなりにかさんで来れば、正確な中古車買取価格を算出することができるでしょう。

現状で言えばSUVという特徴から、一定の人気があることは事実です。
またボディサイズもコンパクトで、駐車場の条件が比較的制限されにくいことからも、買い手がつきやすい1台と言えるでしょう。
少しでも高く買い取ってもらうコツとして、新車に近い状態での査定がおすすめです。
ヤリスクロスに限らず、自動車は車検を1回経験するごとに市場価値が低下していきます。
現場ヤリスクロスは、最も古い年式のものでも2020年製であるため、まだまだリセールバリューが期待できる状態です。
少しでも高く売りたいのであれば、グレードに関わらず車検前に査定依頼するのがベストと言えるでしょう。

トヨタ　ヤリスクロスの人気カラーは以下の3色です。

ブラックマイカ
ホワイトパールクリスタルシャイン
ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン

定番のブラックと言える「ブラックマイカ」ですが、ソリッド系のブラックよりも重厚感はなく軽やかな印象を与えるのが特徴です。
「ホワイトパールクリスタルシャイン」は、光の当たり方によって色合いが変わるという特徴があり、車全体に高級感を与えられるスタンダードカラーとして人気があります。
ヤリスクロスにはツートンカラーのラインナップも存在しています。
この中でも「ブラックマイカ」と「ホワイトパールクリスタルシャイン」の組み合わせは、今後人気が出る可能性の高いボディカラーです。
ここで紹介した3色は、将来的にもリセールバリューが期待できるものばかりです。
今後ヤリスクロスが中古車市場で増加していっても、この3色は高い人気を維持し続けるでしょう。

トヨタ ヤリスクロスの人気オプションは「フルLEDヘッドランプ」「パノラミックビューモニター」「ハンズフリーバックドア」の3種類です。
特に人気が高いのは「パノラミックビューモニター」で、駐車の際に車を上から見下ろした形でカメラ映像を確認でき、バック駐車時に非常に便利です。
また、走行中に車の前方や側方の状態をカメラ映像を通じて確認することができるため、安全性を高めるという意味でもつけておいて損はないオプションといえます。
ヤリスクロスは車体自体がコンパクトであるものの、SUVゆえに車両後方に死角が発生してしまうのが弱点です。
その弱点を補うだけではなく、普段のドライブ時から高い安全性を確保してくれる「パノラミックビューモニター」は、免許取り立てのドライバーでも安心して運転できる強い味方になるでしょう。

「ハンズフリーバックドア」は、普段の買い物などで手が塞がってる時でもリアゲートを開けることができるシステムです。
足をバックドア下にかざすことで自動でオープンできる機能で、装備されていれば査定で高い評価を得られるでしょう。
ヤリスクロスに関しては安全性を高めるオプションや、使い勝手を向上させるオプションに人気が集中しています。
これらの装備が付いているヤリスクロスは、将来的にも高額で買い取ってもらえる可能性が高いといえます。