エクストレイルの燃費は悪い?新型と旧型、ライバル車との違いまで徹底解説

エクストレイルの燃費は悪い?新型と旧型、ライバル車との違いまで徹底解説

2026年4月8日

「日産 エクストレイル」を検討する際、最も気になるポイントの一つが燃費性能ではないでしょうか。特に現行の4代目(T33型)からは、全車に日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」が搭載され、走りと燃費の両立が図られています。

本記事では、エクストレイルのカタログ燃費を新旧2世代で比較し、ハリアーやRAV4といった強力なライバル車との差を徹底検証します。

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1. エクストレイルのカタログ燃費(現行・先代)

まずは、直近2世代のカタログ燃費(WLTCモード)を一覧表で確認しましょう。現行モデルはハイブリッド専用車ですが、先代まではガソリン車の設定もありました。

現行モデル(4代目・T33型:2022年〜)

現行モデルは、発電専用エンジンに「VCターボ」を採用した第2世代e-POWERを搭載しています。

グレード

駆動方式

パワートレイン

WLTCモード燃費

S / X / G

2WD

e-POWER(1.5L)

19.7km/L

S / X / G (e-4ORCE)

4WD

e-POWER(1.5L)

18.3〜18.4km/L

AUTECH / 90周年記念車

各方式

e-POWER(1.5L)

18.3〜19.7km/L

先代モデル(3代目・T32型:2013年〜2022年)

先代は、シンプルな2.0Lガソリン車と、1モーター2クラッチ方式のハイブリッド車がラインナップされていました。

エンジン区分

主要グレード

駆動方式

WLTCモード燃費

ハイブリッド

20Xi HYBRID 等

2WD / 4WD

13.8〜15.0km/L

ガソリン

20Xi / 20S 等

2WD / 4WD

11.6〜13.2km/L

チェックポイント

現行T33型は、先代のハイブリッド車と比較しても約4〜5km/Lほど燃費が向上しています。車体が大きく重くなりながらこの進化は驚異的と言えます。


2. ライバル・競合車種との燃費比較

ミドルサイズSUVの激戦区において、エクストレイルの燃費はどの位置にあるのでしょうか。主要な競合車と比較しました。

(※各車、最も売れ筋のハイブリッド/4WDモデルで比較)

車種

カタログ燃費 (WLTC)

駆動方式

日産 エクストレイル

18.4km/L

4WD (e-4ORCE)

トヨタ ハリアー

21.6km/L

4WD (E-Four)

トヨタ RAV4

20.6km/L

4WD (E-Four)

ホンダ CR-V

20.2km/L

4WD (e:HEV)

マツダ CX-5

16.6km/L

4WD (ディーゼル)

スバル フォレスター

14.0km/L

4WD (e-BOXER)

数値だけを見ると、トヨタ勢(ハリアー・RAV4)に一歩譲る形となります。しかし、エクストレイルの真価は**「電気自動車のようなレスポンス」**にあります。燃費の絶対値ではトヨタですが、運転の楽しさや静粛性を含めたトータルバランスが魅力です。


3. なぜこの燃費?支える「e-POWER」と技術

エクストレイルの燃費と走りを支えているのは、日産が誇る最先端技術の結晶です。

  • 第2世代e-POWER: エンジンは発電に徹し、タイヤは100%モーターで駆動。これにより、エンジンの最も効率が良い回転域を維持できます。
  • 世界初「VCターボ」エンジン: 発電用エンジンに可変圧縮比技術(VCターボ)を採用。加速が必要な時は高出力、巡航時は低燃費と、状況に合わせてエンジンの仕組み自体を変化させます。
  • e-4ORCE: 前後2つの高出力モーターを緻密に制御。無駄なエネルギーロスを抑えつつ、雪道やカーブでの安定性を高めています。

4. エクストレイルの燃費を向上させる運転のコツ

カタログ燃費に近づけ、実燃費を伸ばすための3つのテクニックを紹介します。

  1. 「e-Pedal Step」を最大限活用する
    アクセルオフで強い回生ブレーキがかかる「e-Pedal Step」を活用しましょう。ブレーキパッドを削る代わりに、減速エネルギーを電気としてバッテリーに回収することで燃費が向上します。
  2. 「ECOモード」と「Bレンジ」の併用
    街乗りではドライブモードを「ECO」にし、シフトを「Bレンジ」に入れることで、より効率的な充放電が可能になります。
  3. 急加速を控え、パワーメーターを意識する
    メーター内のパワーメーターを確認し、針が大きく右(パワー側)に振れないよう、じわっと加速するのがコツです。

まとめ:エクストレイルは「燃費以上の価値」があるSUV

現行エクストレイルは、先代から劇的な進化を遂げ、ミドルサイズSUVとして十分な低燃費性能を手に入れました。

単純な燃費数値ではライバルに軍配が上がることもありますが、「静粛性の高さ」「電気の力強い走り」「VCターボの高度な技術」は、他の車では味わえない唯一無二の魅力です

この記事を書いた人

米澤 龍一

【執筆者】米澤 龍一

セルカマーケティング室

セルカ入社後、セルカウェブサイト掲載記事の校正やユーザーインタビューを担当。
現在は掲載記事の執筆・校正を担当。またセルカ実店舗であるららぽーと堺店の集客に携わっている。
仕事をするうえでは「お客様視点で考えること」を念頭に、顧客満足度の向上につながる成果を目指している。

セルカ編集部

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