メルセデスマイバッハ の特徴

メルセデスマイバッハは、メルセデスベンツにおける超高級車専用のサブブランドです。元々はエンジンの設計と製造を行うメーカーをルーツとしており、買収やブランドの消滅と復活を繰り返しながら高級車ブランドの地位を築き上げていきます。

2002年にはダイムラー車の元で単独のマイバッハブランドが新設されるにまで至りましたが、2012年に惜しまれつつ廃止されました。

メルセデスマイバッハとして復活したのは2015年のこと。以来、2023年現在に至るまでメルセデスベンツの高級車ブランドとして君臨し続けています。

代表車種

メルセデスマイバッハとして日本国内で発売されたのは次の2車種です。

Sクラス
GLS

SクラスはメルセデスベンツのSクラスをベースとしており、随所に独自の手を加えることでよりラグジュアリーな車に仕上げたものです。全体の大きさや室内はマイバッハの方が大きく広く取られており、それにともなってホイールベースも長くなっています。

内装のあらゆる装備も標準で搭載されているなど、快適な移動空間としての完成度が極限まで高められています。

2021年にはベースのSクラスがフルモデルチェンジするのに合わせて、マイバッハもフルモデルチェンジを実施。快適性と走行性能がより洗練された、メルセデス最高峰の1台に仕上がっています。

GLSはメルセデスベンツの最高級SUVであるGLSのマイバッハ仕様で、こちらもマイバッハのコンセプトに会わせた改良が施されています。発売はSクラスのマイナーチェンジとほぼ同時期である2021年です。

デザインのみならず、後部座席を中心に快適な装備が惜しみなく搭載。ラグジュアリーSUVの世界観を体現できる1台に仕上げられています。

買取・査定のポイント

メルセデスマイバッハの買い取りについて注意すべき点は、メルセデスブランドに強い買い取り業者に査定してもらうことです。一般的な国産中古車を扱っている買い取り業者は、業者向けのオートオークションでの落札価格を元にして査定額を決めています。

メルセデスマイバッハのような輸入高級車は、輸入車専門店の販売ルートで再販した方が高く売れるため、一般的な買い取り業者よりも高く買い取ることが可能です。

買い取り業者の中には、メルセデスベンツやメルセデスAMGとともにメルセデスブランドを専門とする業者も存在します。そのような業者の査定士は、メルセデスのグレードやオプションについての知識も豊富ですから、より適正な評価が期待できるでしょう。

査定を依頼する際には、あらかじめ洗車と車内清掃を実施しておいてください。高級車の査定では、車がどれだけきれいで大事に扱われていたかが重要なポイントです。手洗いでの洗車や清掃と消臭をしてから、査定に出すことをおすすめします。

汚れや傷が目立っていたり、車内に物が放置されていたりすると、ぞんざいに扱われていたという印象を与えかねません。タバコやペットなどの臭いが付着していると、大幅なマイナス査定になる可能性は非常に高いです。