スズキの特徴

スズキは、1909年に織機メーカーの「鈴木式織機製作所」として創業し、1955年に自動車事業に参入しています。

主に軽自動車やコンパクトカーを生産しており、販売台数は世界10位と、知名度が高い国内自動車メーカーです。

1973〜2006年までの34年間は、軽自動車部門で「販売台数日本一」の地位を誇っていました。

現在では、ダイハツと共に軽自動車の2大メーカーとしての地位を築いており、今後も魅力的な車種を生産していくでしょう。

また自社で開発した車を他社へ提供する「OEM供給」も実施しており、インドでも「売上シェア50％」と自動車産業を盛り上げています。

例えば日産の「ルークス」やマツダ「AZワゴン」などがOEM車種に該当します。

なおオートバイメーカーとしても知名度があり、販売台数は世界8位と、満足度の高い2輪車を世に提供しているメーカーです。

代表車種

■ワゴンR

ワゴンRは、スズキの代表車種といえる車であり、街中で見かけなかった人はいないでしょう。

当初の軽自動車の後席は、簡易的なつくりだった一方、車高が高く大人でも快適に乗車できるため、初代モデルは爆発的に売れました。

老若男女から支持され国内での評価が高く、約6年で100万台を売り上げ、軽自動車で販売台数日本一だった頃に最も流通していた車種です。

また燃費性能も高く、現行モデルの市街地モードでは、1リッターあたり20km走行できるほどの進化を遂げています。

■ジムニー

ジムニーは、海外でも販売されており、世界中で人気があるオフロード四輪駆動の軽自動車です。

軽自動車でありながら、オフロードを軽々と駆け抜けられる高い走破性に魅力を感じている人が多く、特にアウトドアを好む層から人気を得ています。

山岳地域や積雪地では、パトロールカーや郵便集配車としても活躍しており、国内では欠かせないインフラ生活車両です。

またジープのようなデザインも魅力であり、2008年には「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞しています。

買取・査定のポイント

スズキで人気がある軽自動車やコンパクトカーは、セカンドカーとして需要があり、世界的な半導体不足のため高価買取が期待できます。

年式や走行距離が大きく査定に影響し、低年式で低走行なほど高く売却できます。

軽自動車やコンパクトカーは、女性が購入するケースが多く、車内を清潔に保っていることも高く売るポイントです。

タバコやペットのにおい、シートにシミが多い車は女性から避けられる傾向があるので、査定前にできるだけ車内を清潔にしておくと良いでしょう。

また小さい傷であれば、査定に大きく影響しませんが、範囲の広い傷やへこみは査定金額を下げる大きな要因です。

もらい事故により付いた傷やへこみは、相手の保険で板金修理してもらってから査定に出すことをおすすめします。

査定で高価買取してもらえたからと安心せず、業者に車を引き渡すまで、良好な外装を保てるよう管理しておきましょう。