ジャガーの特徴

ジャガーはイギリスの高級自動車メーカーであり、現在はインドのタタ自動車の傘下にあります。
ジャガーという名称を使い始めたのは1945年からですが、それ以前に設立されたSSカンパニーを基礎として1922年には誕生していました。
現在はランドローバーと同じくタタ自動車の高級車部門を担当しており、SUVをランドローバーが、セダンやクーペをジャガーが担当しているという構図です。

イギリス王室御用達という圧倒的なブランド力を誇っているほか、スポーツ分野でも存在感を放っているのがジャガーの特徴です。

開発力にも定評があります。
特に、2025年以降のジャガーの新車を全てEVに切り替えるというロードマップを掲げ、話題になりました。

代表車種

ジャガーは高級車としての地位を確立しており、販売されているグレードもハイグレードな装備が搭載されています。

Fペイス
セダンやクーペのイメージが強いジャガーですが、FペイスのようなSUVの開発も行っています。
実用性が高く、さまざまなシーンでの活躍が期待できる1台であり、利便性以外にも高い走行性能が魅力的な1台です。
スタンダードモデルとハイパフォーマンスモデルの2種類が存在していますが、どちらもスポーツカーとしての側面を感じられる走行性能を有しています。

XF
ジャガーのフラッグシップモデルであり、ジャガーらしさが最も表現されているのがXFです。
インテリアには最新の素材や機能が採用されている反面、歴史を感じさせる懐かしい雰囲気をあわせもっているのも特徴のひとつと言えるでしょう。
安全装備や運転支援技術は高い水準のものが採用されているほか、純正ルーフキャリアを採用しているなど、一般的なセダンよりも使い勝手がいいというメリットがあります。

買取・査定のポイント

言わずと知れた高級車ブランドであるジャガーの査定時のポイントは、とにかく綺麗に車を保っておくことです。
ボディはもとより内装も高級感あふれるデッキに仕上がっているジャガーに関しては、どちらも美しい状態をキープしておくことが求められます。
日常的な洗車や掃除をしておけばまず問題はないものの、修復できない傷やシートの破れなどは、査定の際に大幅な減点の対象となってしまうでしょう。
普段の使い方次第で避けられる傷や汚れなどもあるため、普段の使い方や手入れの仕方をよく検討してみるようにしてください。
特に内装に関しては、ロイヤルワラントと呼ばれるイギリス御用達の称号を持っている自動車ブランドのひとつであることから、一般市場に出回っている量産車でも高い評価を受ける傾向にあります。
使い勝手の良いSUVであるFペイスは特に、無理な使い方をしないようにしましょう。

エンジンや駆動系統のコンディションも重視されます。
スポーツカーブランドとしても一定の人気と実績を持っているジャガーは、量産型車両でもその高いエンジンスペックが評価される傾向にあります。
自分でメンテナンスできる項目もありますが、きちんと車検や点検を受けている証明として、点検記録簿の存在は欠かせません。
車検や点検を受けた回数分だけ残っている記録になるため、査定の前には必ず全て用意しておきましょう。