マツダ ＣＸ－３０の買取相場・査定価格

CX-30は、マツダのクロスオーバーSUVの一つとして、コンパクトSUVのCX-3や同じくクロスオーバーSUVのCX-5の中間を埋めるという形で登場しました。
登場からまだ三年ほどしか経っていないので買取相場は172～348万円と比較的高くなっており、上昇気味となっています。
全高は立体駐車場でも問題の無いように、オフロードだけでなくオンロードでも対応できるように作られており、車体はコンパクトながら、ラゲッジスペースは広く、ファミリーカーにも適したSUVと、工夫が随所で施されている車です。
SUVらしい存在感を放ってはいますが、SUVにはあまり見られないスタイリッシュなデザインが特徴で、マツダ車の共通デザインコンセプトの魂動デザインによって妖艶でありながら迫力もあり凛としたデザインとなっています。
また、新世代の車両構造技術である「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」を基本に、マツダ車の共通哲学である「人馬一体」を実現させる走行を可能にしています。
2019年式のものであれば、買取相場は130～289万円で、グレードによって振れ幅は大きくなっています。
2020年、2021年と、年式が新しくなっていくにつれ徐々に買取相場は高くなっていますが、そこまで大きくは変わりません。
上級グレードであるプロアクティブツーリングセレクションだとその走行性能や装備されている機能の充実度から250万円を超えるものもあり、走行距離が1万キロ未満のものであれば300万円近くで買い取ってもらえる場合もあります。
また、100周年特別記念車というものもあり、こちらは限定のものであり流通台数も少ないため、220～265万円と高い査定が見込まれます。
発売から数年しか経っていないため、流通台数も少なく、経年劣化もあまり見られないので、大きな傷やへこみ等がない限りは比較的高くで買い取ってもらえる傾向があります。
また、
売却を考えている方は一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

CX-30を買い取ってもらう際に注意すべき点がいくつかあります。
これはどんな車を売る際にも言えることですが、売却を考えている方は走行距離の短いうちに査定に出すことが重要です。CX-30は発売から数年しか経っていないので、極端に長距離を走行したものは少ないと思われますが、短いに越したことはありません。
また、あらかじめ洗車や磨きをかけておいた状態で査定に出すことも重要です。状態を綺麗にしておくことで買取業者の手間を省いて査定アップにつながります。
また、これは購入時のことになりますが、社外製のオプションではなく、純正品のオプションをつけることも査定アップにつながります。社外製のオプションですと十分に性能を発揮できなかったり、保証がほぼないのに対し、純正のオプションは長期保証に加え、存分に性能を発揮できる専用のものであるので、査定金額も大きく変わってきます。

特徴的なデザインや走行性能に優れたCX-30は中古車市場において人気の車種であります。
そんなCX-30には複数のグレードや、カラー、オプションがありますが、その中でも人気の高いものを以下で紹介していきます。

CX-30には多くのグレードがありますがその中でも人気があるのが以下の通りです。

・XD　Lパッケージ
・20Sプロアクティブツーリングセレクション
・20S
・20Sプロアクティブ
・プロアクティブツーリングセレクション
・XDプロアクティブ
・2.0プロアクティブツーリングセレクション

一番人気である1.8XD　Lパッケージの買取相場は、187～265万円となっています。
Lパッケージは装備が充実しており、インテリアには高級感があります。
外観はプロアクティブとあまり変わりなく、違いというと電動スライドガラスサンルーフがついているくらいです。
ルームミラーには後続車のヘッドライトを検知して自動で反射率を下げる自動防眩機能がついています。この機能がまぶしさを軽減してくれるので、走行に支障が出にくく、フレームレスのデザインでスタイリッシュになっています。

20Sプロアクティブツーリングセレクションの買取相場は、160～260万円となっています。
プロアクティブツーリングセレクションは、こちらもプロアクティブと外観はあまり違いなく、ロングドライブの観点で快適さを追求したグレードとなっています。
プロアクティブに標準装備されている、アダプティブLEDヘッドライトや自動防眩機能の付いたルームミラーとドアミラー、パワーリフトゲート、アドバンストキーレスエントリーシステムなどに加え、前を走っている車と一定の距離を保ちながら自動追従走行し、車線内を走行するようにアシストするクルージング＆トラフィックサポート、日焼けと室温の上昇を防いでくれるスーパーUVカットガラス、IRカットガラスなどが標準装備されています。

20Sは2.0Lガソリンエンジン車のみに設定されているグレードであり、買取相場は130～240万円となっています。
必要最低限の装備に絞ることで価格を抑えたグレードではありますが、フルオートエアコンやLEDヘッドランプ、マツダの他車種の上級グレードのみに搭載されている機能なども標準装備されており、チープな印象は全くありません。

CX-30のボディカラーは全8色あります。その中でも人気な3つが以下の通りです。

・ソウルレッドクリスタルメタリック
情熱的な赤色が特徴的で、存在感のあるカラーが見る人を惹きつけます。
有償色ではありますが、マツダのイメージカラーでもあり、人気ナンバーワンとなっています。

・マシーングレープレミアムメタリック
ブラック寄りのグレーで、王道人気のスタイリッシュなカラーです。
光沢の中にある独特な曇りのような陰影が日本刀を思わせるデザインとなっています。

・スノーフレイクホワイトパールマイカ
車において人気色である白色で、男女問わず人気を得ています。
特別仕様車のカラーでもあるので、その点でも選ばれているのでしょう。

CX-30には見た目のデザインをより良くしたい方や、快適性を求める方に人気のオプションがいくつか存在します。それらを以下で紹介していきます。

・スーパーUVカットガラス、IRカットガラス
プロアクティブツーリングセレクション系グレードには標準装備されていますが、紫外線を99％カットしてくれ、赤外線を有効にカットしてくれる優れた機能です。他のグレードには紫外線90％カットのUVカットガラスのみ標準装備なので、快適性が格段に違ってきます。

・360°セーフティーパッケージ
こちらはセットオプションであり、メインとなる360°ビュー・モニターでは、車両の前後左右4か所についているカメラで周りの障害物を確認することができ、危険に備えることができます。また、ドライバー・モニタリングという機能もついており、居眠り運転などを表示や警報で注意してくれ、防止してくれます。

・アクリルバイザー
雨の日に窓を開けても車内に雨水が入ることなく換気ができる装備です。他社のものですとデザイン性に特化したものはあまり多くないのですが、CX-30のアクリルバイザーはスタイリッシュかつお手頃な値段で人気オプションとなっています。

・マッドフラップ
ドライブやキャンプなどのアウトドアにも利用されることの多いCX-30には、泥や石を跳ねて汚れや傷がつくといったことを防ぐマッドフラップがお勧めです。
ホイールハウス後部に装着し、見た目のカッコよさもアップします。

・ワイヤレスチャージャー
スマホを置くだけで充電されるので、運転席だけでなく助手席、後部座席からの充電も可能です。