スズキ ジムニーシエラの買取相場・査定価格

スズキ ジムニーシエラの買取相場の傾向は、標準グレードの「JL」と上位グレードの「JC」、でわずかに違います。 ただどちらも現行モデルの買取額は非常に高く、一般的に公開されている買取額よりは数十万円高く見積もってもらえる可能性もあります。

かといって、先代ジムニーシエラも人気がないわけではありません。買取価格だけ見ればやや見劣りするのは事実ですが、新車価格の半分程度で買い取ってもらえるケースもあります。

ジムニーシエラJLの買取相場の傾向
標準グレードである「JL」は、新車価格相応か少し下回る程度で取引されています。市場投入が2018年と新しく、年式もそれほど古くないことから高額査定を実現できている傾向です。

なかにはオプションなどの兼ね合いで新車購入時の本体価格を超えているものもあります。新車時にプラスαで支払っている分があるため高額査定と一概には言えないものの、平均して150～170万円前後で買い取られるケースが多いことを考えても十分な価格ではないかと思われます。

また年式・走行距離、装備されているオプションによって買取価格が200万円を超える場合も。セルカでも過去には走行距離の浅いジムニーシエラ「JL」が200万円以上の価格で落札されたことがあります。車のコンディションは重視されますが、仮に低かったとしても170万円台の買い取り価格になるようです。

ジムニーシエラJCの買取相場の傾向
上位グレードに位置する「JC」の買取価格も高い水準を維持しています。相場としては180～200万円台で、「JL」よりも高い数字を記録しています。

最大の違いは安全性能「スズキ セーフティサポート」であり、「JL」ではオプション設定となっている機能が標準搭載されているのが特徴。昨今の重大事故報道の加熱から、オプションでも装備してある個体を選択する人も少なくありません。

また、両グレードとも買取相場が高水準な背景には納車待ち期間が長いことが挙げられます。2022年現在、納車まで1年待ちとも言われる状況のジムニーシエラは、グレードを問わず非常に高額で取引されています。供給体制が整えばこの価格は下がってしまいますが、現状は高額査定が期待できるのは間違いありません。少しでも高く売りたいのであれば、早いタイミングで売却することをおすすめします。

ジムニーシエラの特別仕様車の買取相場の傾向
ジムニーシエラには、以下の特別仕様車が存在しています。

クロスアドベンチャー
ランドベンチャー
ワイルドウインド

上記のシリーズも人気が高く、高額査定の対象となっています。しかし、年式が10年落ち程度のものが多いためか買取相場は新車価格の半分程度となる70～80万円台。現行モデルのジムニーシエラよりも価格は控えめです。

年式相応の価格下落となってしまいますが、走行距離や全体のコンディションにも大きく影響を受けます。今後は年式向上による価格下落が予想されるため、早めの売却がベストと言えるでしょう。

スズキ ジムニーシエラ買取時の注意点は、コンディションに最新の注意を払うことです。
ジムニーシエラはSUV、クロスカントリーと言う特性から、オフロードでの使い方が一般的です。 もちろん普段使いを目的とする人もいますが、どんな相手が購入するか、売りたい側が指定することもできません。 そのため、走行性能やボディのコンディションは、どんな使い方をメインとしていても気にしておく方がいいでしょう。
特にサスペンションやデフ回りの状態は、一般的な乗用車よりも注意して見られます。 オフロード走行を繰り返し、石や泥が噛みこんで損傷している個体もあるためです。 ボディのコンディションは当然、足回りやエンジンの機能、SUVならではの機構に傷みや故障がないかは査定前に確認しておきましょう。

スズキ ジムニーシエラは現行モデルが発売されて4年が経過した現在でも高い人気を誇っています。自動車市場で人気が高いため中古車市場も高騰しており、状態のいい物であれば新車価格を上回るような値段で販売されることもある車です。

そんな市場での人気を博しているジムニーシエラの中でも、人気の高いグレードやボディカラーがあります。オプションを含めて高価買取となる要素であるため、売却を検討している車が条件に該当するかを確認してみましょう。

スズキ ジムニーシエラのグレードは、標準グレードの「JL」とその上位に位置する「JC」の2種類のみです。 非常にシンプルでわかりやすく、どちらも4WDで5速MTか4速ATのラインナップしかありません。 どちらも中古車市場では人気があるものの、やはり上位グレードである「JC」のほうが人気があります。 それに比例して、買取額もJCのほうがわずかに上で、人気の高さを伺えます。

大きな違いは安全性能で、「JC」にはスズキの先進安全機能パッケージ「スズキ セーフティ サポート」が標準で搭載されているのです。 「JL」はオプションになるため、この違いは大きなポイントと言えそうです。 特に昨今は交通事故への感心が高まっているので、この機能の有無は購入時も査定時も、大きなポイントとなります。

また、現行ジムニーシエラにはラインナップされていないランドベンチャーも、現在でも人気があります。 年式が古い分、こちらはコンディションに大きく左右されますが、それでも新車時価格の1/2以上の買取額がつくことも。新車販売から10年以上経過しているためいつまでも高額査定になるとは限らないため、少しでも高い値段で買い取ってほしいのであれば早めの査定がベストです。今後、台数減少に伴うプレミア化が起こる可能性もあるものの、ある日突然市場価値が上がるものでもありません。それならば少しでも状態がいい段階で売却手続きを進めたほうがいいでしょう。

ジムニーシエラは全体的に人気が高く、どのグレードも高く売ることはできます。 しかし、エルクやワイルドウインドなどの古すぎるものは例外なので注意しましょう。

それ以前の標準グレードに該当するベースグレードは年式や走行距離によるものの、もっとも高額なもので70万円台、低いものでは数万円台です。発売開始が1994年と古いため買取価格もそれなりになってしまいますが、「JC」「JL」と名を変える直前の3代目であれば高額査定が期待できる可能性もあります。

そうはいっても新車時の半分程度が相場であり、今後買取価格は下落する可能性も考えられます。特別仕様車同様、今後のプレミア化を期待するよりも購入者が選択しやすい年式の浅い状態での売却がベストと言えるでしょう。走行距離や事故・修理歴の有無もあるため一概に高額査定が期待できるとは言えないものの、少しでも早い段階で売却することで、年式・走行距離の加算による減額を抑えられます。

スズキ ジムニーシエラの人気カラーは以下のカラーです。

ジャングルグリーン
ブルーイッシュブラックパール
シフォンアイボリーメタリック

一般的な自動車よりも個性的なボディカラーに人気が集中しています。人気カラーの場合、中古車査定でいくらかの加算がされることもあり、きれいに維持しておくことが重要です。

なお、ジムニーシエラはグレードによって選択できるボディカラーが異なります。「JC」ではモノトーン8色と2トーン3色、「JL」ではモノトーン8色から選択可能です。2トーンも人気はありますが、必然的に「JC」グレードとなってしまいます。

ジムニーシエラの人気オプションは以下の5つです。

フロントグリル
ダークグレーメタリック塗装を施したメッシュ状のグリル。標準装備の5スロットグリルと比較すると力強さや無骨さはなくなるものの、その分表情が柔らかくなる。SUZUKIのエンブレムが中央に配置されているのも人気の理由。

ハーフカバーデカール
スペアタイヤ中心部を覆うカバー。標準装備の黒一色では物足りないユーザー向け。全6種類用意されているが、一番人気の「カタカナロゴ」は初代ジムニーを彷彿とさせる。それ以外のデザインもジムニーファンがニヤリとするものが多い。

リミテッドスリップデフキット
雪道や悪路の走行で効果を発揮する機能。略称、LSD。キャンプやスキーをはじめとするアウトドアをする人には必須アイテムであり、装着にかかる費用が高いため中古車市場でも高額査定につながる。

革調シートカバー
車内の快適さを求める人に人気が高いオプション。見た目のラグジュアリーさ向上や弾力性アップが見込める。また、合成皮革であるためクリームなどでの手入れも不要で、汚れがついてもすぐ拭き取れる。

ベッドクッション
低反発素材を使用した全長約170cmのクッション。標準的な体格の男性でも寝そべることができ、リアシートを倒して使用することで車中泊にも使用できる。社外品も存在するが純正品の人気が高い。