ダットサンピックアップの概要

日産・ダットサンピックアップは1989年から2002年まで国内で生産・販売、海外では今も販売が続けられているピックアップトラックす。

前身のダットサントラックは1935年から販売されており、1997年のブランド統一の際にビジネスユースは「ダットサントラック」、レジャーユースは「ダットサンピックアップ」と名前を分けました。中国、アジア、中東、アフリカ、南米、大洋州諸国では非常によく利用されています。ワイルドなデザインから国内でもサーファーなどに人気があり、長年トヨタのハイラックスとシェアの奪い合いをしていました。2002年、排ガス規制の影響を受け、日本国内向け生産終了。日本国内向け商用車としては、10代67年という最も歴史の長い商標でした。

ダットサンピックアップの買取、下取り査定で押させるポイント

日産・ダットサンピックアップは中古車市場では非常に重宝され、高額買取の可能性が高いです。既に生産終了から15年以上が経過しているにもかかわらず、100万以上の取引額になることもあり、非常にリセールバリューの高い車種です。シングルキャブとダブルキャブであれば、ダブルキャブの方が高額になるでしょう。また、MTとAT、ディーゼルとガソリンの違いは低走行車であればそこまで差がないでしょう。走行距離は関係してきますが、過走行でも海外輸出が強いため、大きく値下がることはないでしょう。しかし、フレームの穴空きや修復歴は影響が大きく、最も値下がり率の高い要因となるでしょう。10万km以内かつ状態がよければ、まずは国内需要に周ります。多少の改造は問題ありません。過走行かつ修復歴、穴空きなどがなければ高水準で輸出に行きます。50万程度が目安でしょう。過走行かつ修復歴、穴空き有りの場合はそこから更に数十万の値落ちするでしょう。それでも廃車にはなりません。まずは買取店にもっていくのが良いでしょう。