トヨタ ハイエースワゴンの買取相場・査定価格

トヨタ ハイエースワゴンの車種サムネイル画像
トヨタ ハイエースワゴンの買取参考相場31.8万円 〜 772.2万円
下取り価格28.9万円 〜 733.6万円
年式0年 〜 2024年
走行距離0km 〜 370,000km

※2025年12月現在

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ハイエースワゴンの買取価格の12ヶ月の推移

集計期間:2024年12月2025年11月(直近12ヶ月間)
集計方法:中央値
サンプル:n=85
データ出典:セルカ実績
データ補完について : 実績が0件の月は、前後の月の有効なデータから線形補完(点線で表記)
最終更新日:2025年12月1日

SellCaイチオシ!注目のハイエース高額買取実績紹介

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今回ご紹介するハイエースワゴンの買取事例は、2012年式の「GL」グレード。 ハイエースワゴンの中間グレードに位置し、カスタマイズのベース車両としても人気があるモデルです。走行距離は100,808kmと10万kmを超える車両ですが、人気ボディカラーのパールホワイトであるため、高額買取を期待できます。

さらに、この車両にはカスタマイズが施されており、キャンピングカー仕様になっていることも高評価ポイント。 装備は、外部電源装置、AC100Vコンセント、DC12Vコンセント、LEDルームライト、ベットメイキング、ETC、社外オーディオ(カロッツェリア)、二段ベットが装着されているため、車中泊に最適です。

これほどにまで、装備が充実しているのにも関わらず、他社での見積額は165.0万円。そこで、セルカの買取システムを利用したところ、88件の入札があり、53.9万円アップの218.9万円という高値で売却できました。

トヨタ ハイエースを高く買い取ってもらうコツ

トヨタが誇る代表的ワンボックスカーのハイエース。長い歴史と誰でも満足できる機能性、そして今も変わらない「ザ・ワンボックスカー」であるハイエースは、新車も中古車も人気が高い車種です。 そんなハイエースを高く買い取ってもらうためのコツをご紹介します。

ハイエースの人気グレード

トヨタ ハイエースワゴンの人気グレードは、「グランドキャビン」と「GL」です。 トヨタ ハイエースワゴンのグレード展開は、ボディが大きく上級グレードに位置する「グランドキャビン」、ファミリーユースやカスタマイズがしやすい「GL」、ベーシックグレードにあたる「DX」の3グレードを基本としています。

グランドキャビンは、最大乗車人数が他グレードと同じ10人ですが、ラゲッジスペースの広さが大きいことが特徴です。多くの乗車定員と質感の高い乗り心地、利便性を両立しています。

GLは、左側にゆとりがあるシートレイアウトが特徴で、最後部のシートを倒すとラゲッジスペースを拡大できます。DXは、ハイエースワゴンのエントリーグレードにあたり、シンプルで多人数乗車ができるグレードとなっています。

駆動方式は、後輪駆動の2WDと4WDもラインナップ。雪道など路面の状態が悪い場所を走ることが多い場合、四輪駆動を選択しておくと良いでしょう。 中古車市場では、内装や外装の質感が高いグレードで、さまざまな用途や路面状況に対応できる4WDの評価が高くなる傾向にあります。

ハイエースの人気オプション

トヨタ ハイエースワゴンは、幅広い世代から人気があるため、快適性や利便性を高める装備がついているとプラス評価に繋がりやすいです。

ナビは、ディーラーオプション・社外のどちらであっても、装着しておくと買取評価においてプラスになります。 スマートエントリー&スタートシステムは、スマートキーを携帯していれば、ドアの解錠や施錠、エンジンの始動ができるシステムです。ハイエースワゴンのスマートエントリー&スタートシステムは、メーカーオプションになっているため、購入時に選択し忘れがないよう注意が必要です。

さらに、リアのパワースライドドアもメーカーオプションになっています。パワースライドドアを装着したい場合には、新車購入時に選択し忘れないようにしましょう。

ハイエースの人気カラー

トヨタ ハイエースワゴンの人気カラーは、ホワイト系、ブラック系、シルバー系の3色の評価が高いです。

ホワイト系には、「ホワイト(058)」と「ホワイトパールクリスタルシャイン(070)」の2種類があり、パールホワイトの方が査定において高い評価を得ている傾向にあります。 ただし、「ホワイト(058)」も送迎車などの用途に最適であるため、査定において評価が大きく下がることはないでしょう。

ホワイト系の色が好まれるのは、傷が目立ちにくいことと、炎天下でも車内が熱くなりにくいことの2点が大きな理由です。 そのため、いつの時代、どの世代、そしてどんな使い方をする人にも幅広く受け入れられているのです。

ブラック系とシルバー系は、ユーザーのさまざまなニーズに合うため、高い人気を維持しています。

これ以外のカラーも、大人気とまではいわないまでも、一定の人気を誇っています。ただし、傷や汚れはホワイト系、ブラック系より目立つので、日頃のお手入れは必須です。

ハイエースのエンジンはディーゼルが人気

トヨタ ハイエースには、ガソリンエンジンのものとディーゼルエンジンの2種類があります。 基本的には全グレードで2つラインナップされていますが、駆動形式とボディサイズによって搭載できない場合もあるので注意が必要です。

高く買い取ってもらえるのは、ディーゼルエンジンのほうです。ガソリンエンジンにはない力強さと維持費の安さから人気があり、市場には半々で存在するものの、人気で言えば前者に軍配が上がります。 かといってガソリンエンジンもまったく人気がないわけではありません。

ハイエースのネームバリューは、エンジン形式だけでは測れない価値があるのです。

トヨタ ハイエース買取時の注意点

ハイエース買取時の注意点は、外装の状態よりも内装の状態が大きく評価されることです。 その車両特性上、ハイエースは大きな荷物を大きなラゲッジスペースに積み込むことが多いため、シートやラゲージの汚れや破れはよく見られます。事業用や車中泊での使用を良くしている人は、細かくチェックしておきましょう。

汚れていれば掃除することはもちろんのこと、荷物によってついた臭いなどのケアも大切です。市販の消臭剤を使ってもそれなりに効果はあるので、査定前には忘れずにケアをしましょう。

あとはエンジンの状態です。ガソリン、ディーゼル問わず、力強い走りができるのはハイエースの人気の理由。こまめなエンジンメンテナンスも、しっかりとやっておくことをおすすめします。

トヨタ ハイエースの特徴

ハイエースワゴンの概要

トヨタ ハイエースワゴンは、1967年に登場した日本を代表する商用ワンボックスカーです。 広い室内空間と使い勝手の良さ、高い耐久性を持ち合わせています。

よって、日本のみならず世界中で絶大な信頼を得ており、高い人気を維持しています。 グレードは、「グランドキャビン」、「GL」、「DX」の3グレード構成。事業用の利用だけでなく、ファミリーユースとしても使うことができます。 最大10人まで乗車可能で、大型タクシーとしての利用のほか各種運送業や機材の移動にも使われています。エンジンは、必要にして十分なスペックを誇り、荷物を積載しても不満なく走ることが可能。

駆動方式は、後輪駆動の2WDと4WDを用意していますが、走行安定性が高く、さまざまな路面での走行ができる4WDの人気が高いです。 耐久性は、他の乗用車と比較にならないほど高く、10万km以上走っても、まだまだ元気よく走り続けることができます。 事実、海外では30万km以上の走行距離を刻む車両もあるほどです。ハイエースは、世界中から信頼され人気が高いため、盗難被害に逢うことが問題視されていました。 しかし、2012年から盗難防止システムを標準装備されるようになり、盗難被害の心配が軽減しています。中古車市場の動向としては、商用・自家用ともに耐久性が高く利便性も高いため、高額評価になることがほとんどです。 カスタマイズされた車両であってもリセールが良く、キャンピングカー仕様、ビジネス特装車などであっても、高い買取価格が提示されるケースが多くみられます。

ハイエースワゴンの魅力

トヨタ ハイエースワゴンの魅力は、なんといっても高い積載能力です。 自家用のみならず商用・事業用として使われることも多い1台で、使い方が無制限とも言えるほどあることは非常に魅力的です。 自家用での乗車では最大10人まで乗ることができ、大人数でのお出かけにも適しています。

また、乗車定員一杯まで載せても余裕のあるラゲッジルームで、遠方へのお出かけもこれ1台で完結してしまうのです。 少人数でも車中泊できるほどの広さがあるため、大人数の人向けだけではないのも、魅力と言えるでしょう。 商用・事業用でも活躍します。多くの荷物を積み込めるので、運送業に採用されるのはもちろん、工事などで大型の工具を持っていく必要があるときもハイエース1台で可能です。利便性の高さはピカイチなので、どちらの使い道でも満足いく機能を有しています。

また、ハイエースは、バン特有のデザイン無視の傾向はなく、スタイリッシュな仕上がりをしています。それでいて運転しやすい機能も充実しており、普段小型の車しか運転しない人にも運転しやすいようになっているのです。もちろん、ハイグレードモデルは見た目だけでなく中身も豪華。ハイエースは車載機能もデザインも、どちらも重視したい人にむけて作られた1台と言えるでしょう。

ハイエースワゴンの歴史

トヨタ ハイエースワゴンは、1967年に登場したハイエースH10系が起源で、ワンボックスのパイオニアとして、時間が経過しても人気が衰えないモデルです。

バン、ワゴン、トラック、コミューターと幅広いバリエーションでデビュー

初代H10系ハイエースは、商用車トヨエースの小型版として1967年にデビュー。当初は、1.3Lエンジンを搭載したトラックとして発売されました。最終的に、トラックのみならず、商用車のバン、乗用車のワゴン、ワゴンをベースとしたマイクロバスのコミューターを展開。エンジンの排気量も徐々にアップしていき、1977年まで生産されました。2代目へフルモデルチェンジすると、ハイエースワゴンのラインナップが標準とロングの2種類となります。排出ガス規制対策も施され、原油危機の時代も乗り切り、1982年まで生産されました。

高級ワゴンへと進化した3代目、高級車に匹敵するほどの4代目

3代目ハイエースは、新エンジン「LASRE」を搭載して1982年にデビューしました。ワゴンの最上級グレードに「スーパーカスタム・サン&ムーンルーフ」を設定し、4速ATも採用され、高級ワゴンの道を歩んでいきます。 日本の経済状況が上向きであったことも後押しし、購買層が徐々に拡大しました。

3代目は1989年まで生産され、4代目へフルモデルチェンジします。 4代目H100系ハイエースは、1989年にデビューし、ワゴンの高級化が一層進みました。最上級グレード「スーパーカスタムリミテッド」は、トヨタの高級車クラウンに匹敵するほどの質感を備え、電動式ダブルカーテン、3段階調光機能付き蛍光灯、ハンドフリー自動車電話、製氷機付き冷温蔵庫など、豪華装備が装着されています。

3ナンバーサイズになって15年ぶりのフルモデルチェンジ

5代目H200系ハイエースは、2004年8月に販売を開始。15年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。ボディは、バン、ワゴン、コミューターの3種類を展開しています。登場以降、細かな改良やマイナーチェンジを繰り返し、2012年に待望の盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)を全車に標準装備しました。年々厳しくなる排出ガス規制に対応しながら、現在も販売が続けられています。

ハイエースワゴンのライバル

トヨタ ハイエースワゴンには「永遠のライバル」と目される存在がいます。それが日産のキャラバンです。 車に詳しくない人が見たら、どちらがハイエースか、キャラバンなのか、わからない外見がその理由ともいえるでしょう。 ハイエースよりも早く商用車に自動ブレーキを搭載したことで差別化を図りましたが、その後ハイエースも搭載。価格がハイエースより少し安いぐらいで、ラインナップなどは完全にハイエースを意識していることがわかります。人気ではまだまだハイエースを越えているとはいいがたいですが、幅広い使い方ができる点は勝るとも劣っていないのです。

他には、マツダが製造販売していたボンゴ・バン、いすゞ自動車が日産キャラバンのOEMで発売していたCOMO(コモ)があります。 このうちボンゴ・バンはすでに新車の製造販売を終了しているため、中古でしか手に入れることはできません。 また、COMOは新車で発売されているものの、大きな性能はキャラバンと変わらないため、こちらを選ぶメリットはあまりないでしょう。

ハイエースのライバルは決して多くはありませんが、強力ではあります。ただ、その中にあってハイエースは唯一無二の存在であることは間違いないでしょう。

ハイエースの種類で気をつけること

トヨタ ハイエースには、ワゴン、バン、コミューターの3種類があります。いずれも高い積載能力と高い運転機能を持っていますが、運転免許には注意が必要です。 中でもコミューターは、平成29年3月12日以降に取得した普通免許では運転出来ないのです。

ワゴンとバンは、乗車定員10人以下、車両総重量3.5トン未満、最大積載量2.0トン未満の既定をクリアしているため問題ありません。 しかしコミューターは14人乗りのため、知らないまま運転してしまうと、無免許で免許取り消しになってしまうのです 。加えて、準中型免許、準中型5トン限定免許、そして中型8トン限定免許でも同様に運転ができません。ハイエースコミューターを運転するには、中型もしくは大型免許、マイクロバス限定大型免許が必要なので注意しましょう。

トヨタ ハイエース買取相場の傾向

ハイエースの買取相場は一定しているのが大きな特徴です。通常の車であれば、価格が大幅に下落するような走行距離でも比較的高額で買取されているのが、ハイエースの特徴でもあります。 これはハイエースの持つ高い車載能力や、乗車人数が大きく影響しています。ライバルの項目でも少し触れましたが、普通車で10人を乗せられる車はそうそうありません。 また、事業用でも活躍できる車は案外少なく、結果的にハイエースに人気が集中するのです。

走行距離に関しても同様で、10万kmを越えているような、一般的な車なら廃車するかどうかを考えるような状態でも買い取ってくれます。 その背景には、海外での人気の高さがあります。ハイエースはレーシング仕様でもなんでもありませんが、高い車載能力は海外でも高く評価されており、東南アジアなどでは広く使われているのです。 そのため、もう日本では売れないだろうという走行距離のハイエースはでも、ある程度高い買取額で買い取ってくれるのです。 今でも一部地域では、スクールバスとして20万km以上走っているものもあるとのこと。普通の車と同じ基準で考えてはいけません。

状態のいいハイエースは、日本国内でも高い人気があり、中には100万円を超える金額で買い取ってもらえるものもあります。 ここで言う状態とは、外装よりも内装、特にシートやラゲッジルームのことを差します。 乗り心地や車載性重視のハイエースならではのポイントですが、シートが破れていない限り自分で掃除機をかけたり、拭き掃除したりすれば査定でマイナスになることはないでしょう。

また、カスタマイズパーツも多いハイエースは、オーナーの使い方次第で好きなようにカスタマイズできます。 代表的なものにホイールや電飾系統がありますが、それ以外にも純正のベットキットやサイドフットパネルなどもあります。 もちろん汎用カスタマイズパーツも多いのですが、高いパーツや希少価値のあるパーツを装着していると、それが査定にプラスになる場合もあるのです。 よくわからないという人は、そのまま査定に出してみましょう。

コラム編集部
監修セルカ編集部中古車査定のエキスパートが車の買取に関するお得な情報をご案内いたします。詳細はこちら>

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