メルセデスベンツ Eクラスは、1985年に登場したミドルサイズのプレミアムカーです。

上位モデルにはフル(ラージ)サイズのSクラス、下位クラスにはスモールミディアムサイズのCクラスを持ち、セダンのほかステーションワゴン、クーペ、カブリオレといった多彩なボディタイプがラインナップされ人気を博してきました。

今回は、そんなメルセデスベンツ Eクラスの中古車買取相場と高く買取してもらうコツについてご紹介します。

 

BMW Eクラスの買取情報

 

SellCaオークションでの高額売却実績

 


 

BMW Eクラスのグレード、色、オプションなど

 

グレード:アバンギャルド スポーツ、E220dアバンギャルド、4MATIC アバンギャルド
 

メルセデスベンツ Eクラスの新車市場では、スタンダードな性能の標準グレードが人気です。

一方、メルセデスベンツ Eクラスの中古車市場では、内外装がより豪華な仕様となるアバンギャルドスポーツ、維持コストの安いディーゼルモデル、降雪地方では4WD仕様の4MATICグレードが人気となっています。

 

オプション:レザーパッケージ、レザーエクスクルーシブパッケージ
 
 

メルセデスベンツ Eクラスでは先進の安全装備が標準搭載されていることが多くありました。

そんなメルセデスベンツ Eクラスのオプションでは、レザーパッケージが人気です。
最高級の柔らかなシートが乗り心地をさらに向上させてくれ、そのほか自動開閉トランクリッドなど利便性を高める装備もセットになっていました。

スポーツ系グレードに専用のレザーエクスクルーシブパッケージではサンルーフも含まれているなど豪華な仕様で人気となっています。

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色:オブシディアンブラック(黒:197)、ポーラーホワイト(白:149)、ダイヤモンドホワイト(白:799)
 

メルセデスベンツ Eクラスのカラーでは、高級感と存在感溢れる上質なブラックカラーが人気です。

同じく綺麗なホワイトカラーも人気で他色と比べて万人受けしやすく買取査定額も5%程度高額となりがちとなっています。

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あなたのベンツ・Eクラスはいかがですか?
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では、ここでベンツ・Eクラスを高く売るためにベンツ・Eクラスのことをもうちょっと知っておきましょう。

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ベンツ・Eクラスの概要

 

メルセデスベンツ Eクラスは、1985年に登場したミドルサイズのプレミアムカーです。
ランク(車格)は、Eセグメント(ミッド・ラグジュアリーカー)に属し、最高級のFL)セグメント(フルサイズ/ラージサイズラグジュアリーカー)に次いで高級なモデルになります。

エクステリアは、高い剛性を誇り事故時の死亡リスクを図るテストで最も安全と評価されるなど高い安全性を特徴としています。
物理的構造だけでなくIT技術を活用したソフトウェア面での安全機能の発展も著しく、先進的な安全機能を搭載して常に自動車業界をリードしてきました。

インテリアの高級感の演出も特色で、光沢のあるパーツ類や上質な木目調パネル、高価な素材のシート、独自性溢れる形状のエアダクト(エアコン吹き出し口)、薄型コンソールなど一目でメルセデスベンツと分かるデザインが特徴的です。

エンジンラインナップは低排気量モデルからハイチューンモデルまで多彩に用意され、あらゆるユーザーニーズに応えうる品揃えを誇ります。
先進技術の登用にも積極的で、ガソリンエンジンのほか、ディーゼル、CNG、マイルドハイブリッド、フルハイブリッドなどを次々と搭載してきました。

シャシーでは、特殊なアルミニウムなどその時代ごとの先進的素材を多用した堅牢かつ軽量なフレームワークが追及されてきています。

足回りでは、メルセデスベンツ独自のサスペンションが次々と開発されてきました。
電子制御式サスペンションの導入もいち早く行われ、乗り心地を重視した柔らかなセッティングからAMGモデルのスポーティな仕様までいずれも業界トップクラスの品質を保持してきています。

最上級のSクラス、年々クオリティが向上してきたCクラスに挟まれる恰好となっているEクラスですが、いまだメルセデスベンツの中核モデルとして人気は健在です。

 

ベンツ・Eクラスの歴史

 

メルセデスベンツ Eクラスは、1985年に登場したミドルサイズのプレミアムカーです。
1936年~1955年にかけて製造されていたW136型や1962年まで製造されたW120/W121型を起源に持ち、メルセデスベンツシリーズ中で屈指の長い歴史を持つ車種になります。

初代メルセデスベンツ Eクラス(W124型)は、1985年~1995年にかけて製造・販売されていました。
当初は「Eクラス」ではなく「ミディアムクラス」として長らく販売され、メルセデスベンツ Eクラスとなったのは1993年以後のことでした。
そのため、誕生年を1993年とする見方もあります。

エクステリアは、全長×全幅×全高でおよそ、4,755 mm5,540 mm1,740 mm1,796 mm1,407 mm1,519 mm、ホイールベースは2,715 mm3,599 mmと幅広いレンジが存在。
これは豊富なボディタイプによるもので、4ドアセダン、2ドアクーペ/カブリオレ、5ドアステーションワゴン、6ドアリムジンと多彩に用意されました。

ちなみに、E320セダンでは全長×全幅×全高でおよそ4740mm1740mm1445mm、ホイールベースは2800mm、車重は1560kg程度でした。

エンジンラインナップも多彩で、直列型46気筒2.0L3.6L(最高出力105ps272ps)V8気筒4.2L6.0L(279ps381ps)が存在。
さらにディーゼルエンジンには、直列型456気筒2.0L3.0L(最高出力75ps147ps)が用意されていました。
駆動方式はFRを基本としながらも一部4WD仕様のグレード(4MATIC)が存在しました。

サスペンションは、前輪がストラット式、後輪にはマルチリンク式が採用され、オプションでセルフレベリングサスペンションなどを搭載できました。
大きなスクウェア型のヘッドランプに雄大なフロントグリルを組み合わせた硬派なルックスと高い剛性と安全性を誇るボディは市場から高い評価を得ていました。

つづく2代目メルセデスベンツ Eクラス(W210/S210型)は1995年~2002年にかけて販売されました。
デザインでは、ヘッドランプ形状が大きく変更され、大小の丸目が2つ並ぶユニークなルックスとなっています。

エクステリアは、全長×全幅×全高で、4800mm1800mm1435mm、ホイールベースは2835mmで車重は1590kgへと拡大されています。(199510月発売モデル「E320」グレード)

エンジンは、直列型46気筒2.0L3.6(最高出力152ps281ps)V6気筒2.6L3.2L(170ps~224ps)V8気筒4.2L6.2L(279ps405ps)が存在。
ディーゼルエンジンには直列型456気筒2.0L3.2L(最高出力88ps197ps)とこちらも多彩なラインナップを誇っていました。

駆動方式はFRおよび4WD(4MATICグレード)、サスペンションは前輪がダブルウィッシュボーン式、後輪にはマルチリンク式を搭載していました(セダン)

インテリアでは、ドア内部にサイドエアバッグを搭載して安全性を高めたほか、内部機構では横滑り防止装置やスリップ防止機能を積むことで通常時の走行安全性も高めています。

3代目メルセデスベンツ Eクラス(W211/S211型)は、2002~2009年にかけて販売されました。
デザインはキープコンセプトながらフロントマスクは上部後方への傾斜角度が鋭くなり、より自然に見えるフォルムに微調整されています。
新しいプラットフォームへと刷新されたエクステリアは、全長×全幅×全高で、4820mm1820mm1435mm、ホイールベースは2855mm、車重は1680kgほどとなり大型化が続きました。(20026月モデル「E320 アバンギャルド」グレード)

エンジンは、直列型46気筒1.8L(最高出力184ps)V6気筒2.5L3.5L204ps~272ps)、V8気筒5.0L6.2L306ps514ps)が存在。
ディーゼルエンジンには、直列型456気筒2.2L3.2L(最高出力136ps204ps)、V6気筒3.0L190ps224ps)、V8気筒4.0L260ps314ps)がラインナップ。
このほかCNGエンジンモデルとして直列型4気筒1.8L(最高出力163ps)も用意されていました。

駆動方式はFRおよび4WD(4MATICグレード)、サスペンションは主に前輪が4リンク式、後輪にはマルチリンク式が採用されていました。(セダン)

制動装置には、先進のブレーキシステム「SBC (Sensotronic Brake Control)」が搭載され、ブレーキ内に入り込んだ水分の除去やディスクとブレーキパッドの間隔を自動的に最適化する機能が盛り込まれていました。
安全性を高める画期的な試みでしたが、センサーの感応度などに問題が見つかり、逆に安全上の脅威となって大規模リコールがなされてしまいました。

高い技術力を持つメルセデスベンツの威信をかけて即座に改良されたもののマイナスイメージは大きく、販売台数は2004年の58,954台をピークに2008年には38,576台にまで落ち込むこととなりました。(アメリカでの販売統計)
※ヨーロッパでの販売統計では2003年に記録した年間191,809台をピークに2008年には77,661台まで落ち込んでいます。

2009年には4代目メルセデスベンツ Eクラス(W212/S212型)へフルモデルチェンジされています。
片側に大小の丸目2つずつ設けられていたヘッドランプは、形状が丸形から鋭利な破片型となり、よりエッジの利いた風貌となりました。

ただ、従前のオーナーらからはやや不評だったこともあって2013年の改良時には2つのライトが1つに見えるようデザインの改良が行われて2灯型となりました。

エクステリアは、全長×全幅×全高で、4870mm1855mm1455mm、ホイールベースは2875mmで車重は1710kgほどと拡大されています。(20095月発売モデル「E300 アバンギャルド」グレード)

エンジンは、直列型4気筒1.8L2.0L(最高出力184ps211ps)V6気筒3.0L3.5L231ps306ps)、V8気筒4.7L6.2L388ps585ps)が存在。
ディーゼルエンジンには、直列型4気筒2.2L(最高出力136ps204ps)、V6気筒3.0L(204ps265ps)が用意されていました。
このほか、ハイブリッドモデルも用意されるようになりV6気筒3.5Lガソリンエンジン(最高出力306ps)と電気モーターを組み合わせた「E400HYBRID」(システム最高出力331~337ps)が存在しました。

このほか、直列型4気筒2.2Lディーゼルエンジン(最高出力204ps)に電気モーターを組み合わせた「E 300 BlueTEC HYBRID」(システム最高出力231ps)も登場しています。

駆動方式はFRおよび4WD4MATICグレード)、サスペンションは主に前輪に3~4リンク式、後輪にはマルチリンク式が採用されています。(セダン)

販売面では2010年にアメリカで60.922台、ヨーロッパ全体では139,192台と人気が復活。

新鮮味が薄れ低迷しがちとなるモデル中期~末期にかけてもユーザーニーズに合わせてエクステリア(特にヘッドランプ形状)を大きく改良したことで高い人気は継続しました。
2013年、アメリカでは69,803台へ増加し、ヨーロッパ全体では106,559台と健闘。※前年は98.142台まで落ち込んでいました。)

その後、5代目メルセデスベンツ Eクラス(W213/S213/C238型)は2016年に登場しました。
ヘッドランプは完全に2灯型になり、分厚く突出したフロントグリルの両端とフロントボンネットの切れ込みが一部ランプに影響することで二重瞼(ふたえまぶた)のようにみえるマスクとなっています。

エクステリアは、全長×全幅×全高で、4950mm1850mm1455mm、ホイールベースは2940mmで車重は1710kgほどへ拡大されています。(20167月発売モデル「E250アバンギャルドスポーツ」グレード)

エンジンは直列型4気筒2.0L(最高出力184ps245ps)V6気筒3.0L333ps)、V8気筒4.0L571ps612ps)が存在。
ディーゼルエンジンでは、直列型4気筒2.0L(最高出力150ps245ps)、直列型6気筒3.0L286ps340ps)、V6気筒3.0L(258ps)が用意されていました。
そのほかマイルドハイブリッドモデルでは、直列型6気筒3.0Lに電気モーターを組み合わせたAMG E53(最高出力435ps22ps)、ハイブリッドでは、直列型4気筒2.0Lガソリンエンジンに電気モーターを加えたモデル「E350e」(システム最高出力286ps)が存在。

駆動方式はFRおよび4WD4MATICグレード)、足回りにはメルセデスベンツ独自のアジリティコントロール式サスペンションが前後輪に搭載されています。

可変減衰力メカニズムを持ったセレクティブダンピングシステムを採用しており、路面状況や運転操作によってサスペンションに一定以上の負荷がかかった場合には一段と減衰力が高められるようになっています。

このほか電子制御式エアサスペンション「エアボディーコントロール」を新開発。
形状の異なるチャンバースプリングをフロントサスに2種類、リアサスに3種類搭載しており、サスペンションの硬度を3段階に調節することができるようになっています。

同時にダンピング性能や車高を路面状況や運転操作に応じて最適化する機能まで備えており乗り心地を大幅に向上させています。
大きな技術革新のあったモデルチェンジ/マイナーチェンジ後には、旧モデルの中古車査定価格が大きく減少することがあります。

お車の売却を検討されているかたは、お早めに査定相談を利用するとよいでしょう。