日産 フェアレディZの買取相場の傾向は、基本的に横ばいであるものの時期によって値段が上昇したりします。
国産スーパーカーとして長年にわたって高い人気を誇っているフェアレディZは、年式低下による買取相場の違いはあるものの高額査定が期待できる車です。
また、旧モデルでも人気の高いものが存在しており、一概に年式だけで相場が決まっているわけではないことも注目すべきポイントです。

現在の中古車市場のメインとなっているのは6代目であり、2022年のビッグマイナーチェンジに伴って型式に変更が生じました。
2023年に新たなモデルとなるRZ34型の発売が決まっており、ファンの間で話題となっています。
その間にそれまで販売されていたフェアレディZに乗りたいというユーザーが増加。
結果的に中古車市場では比較的安定した価格を維持し続けられているのです。

現在のメインは6代目ではあるものの、まれに5代目フェアレディZが登場することもあります。
買取価格は大きな金額にはならないかもしれませんが、例えばスポーツカー専門の中古車買取店に依頼すると思わぬ高額になることもあります。
このように、年式や型によって価格変動が大きく動かないフェアレディZは、条件さえ満たせば新車価格の60%程度の買取価格になる可能性があるでしょう。

とはいえ、すべてのフェアレディZがこの条件に当てはまるわけではありません。
中には古かったり不人気であったりで、高額査定とはほど遠い結果になることも珍しいことではないためです。
事実、いくつかのグレードでは10万円を下回っているものも存在しており、すべてが年式などに関係なく高額査定されているわけではありません。
一方で超高額査定を叩き出しているグレードも存在しており、一筋縄ではいかないのがフェアレディZの買取相場の特徴とも言えるでしょう。
新グレードが市場投入されれば、多少なり買取相場に影響を及ぼすため、現在のまま推移するとも限りません。

少しでも高値で買い取ってもらうためには、中古車買取店選びが重要です。
中古車買取オークションのセルカでは、全国6,000点の中古車買取店と提携。
1度の査定で複数の買取店から買取希望額が寄せられ、一番高かった所に売却するシステムを採用しています。
過去には2009年式で走行距離約7万kmのフェアレディZが約160万円で落札されたこともあります。
他店の見積りでは45万円と言われていたものでも高額査定につながる可能性があるのです。
中古車買取店選びに迷ったら、まずはセルカまでご相談ください。

フェアレディZ買取時の注意点としては、なんといってもコンディションに尽きます。 これは全モデルで共通していることで、どれだけプレミアがつくモデルであってもコンディションが悪ければ高く買い取ってもらうことはできません。 特にフェアレディZはその独特のスタイリングが人気を支える理由のひとつでもあるため、他の車以上にシビアに見られることは間違いありません。 ただし、大きな傷やヘコミがあるからと言って板金塗装に出すのはおすすめしません。 中古車買取店によっては、それを見抜いて「修理歴」にしてしまう可能性があるからです。 もし目立つ傷やヘコミがあったとしても修理せずに査定を依頼しましょう。年式や走行距離で勝負できるのであれば、それを武器にしてもいいです。

日産が誇る名車であるフェアレディZは、1969年に登場して以来、半世紀に渡ってスポーツカーファンに愛され続けている車です。 現在で6代目となるフェアレディZですが、そんなフェアレディZは現行モデルも先代モデルも、どちらも人気が衰えていないという傾向にあります。また、2023年には新型となるフェアレディZの登場も決定しており、スポーツカー好きのあいだでは話題となっています。 では、そんなフェアレディZを高く買い取ってもらうコツには、どんなことがあるのでしょうか。

日産 フェアレディZの人気グレードは以下の5種類です。

ニスモ
バージョンS
バージョンST
2by2 300ZXツインターボ Tバールーフ
ヘリテージエディション

日産のスポーツカーと言えばフェアレディZというほど人気が高く、車の知識がほとんどない人でもその名前ぐらいは聞いたことがあるという人も少なくありません。
特に人気が高い「ニスモ」は日産が誇るカスタマイズブランド。
本格的なレース仕様の内外装をはじめ、公道でも走れるスポーツカーに早変わりしているグレードです。
新車価格はフェアレディZの中ではもっとも高額で、その価格は522万円。
「ベースグレード」と比較すると高額な部類に入るものの、裏を返せば500万円台で購入できるスポーツカーとして注目を集めています。
そんな「ニスモ」の買取相場は、おおむね300万円以上。
ものによっては500万円の大台に乗る場合もあります。
最終的にはオプションなどの兼ね合いで金額が跳ね上がる場合もあるため一概には言えませんが、基本的には高額査定が期待できる車と考えていいでしょう。

続く「バージョンS」「バージョンST」は、いずれも2002年に投入されたグレード。
先代モデルである5代目のそれは高額査定が難しいものの、現行モデルである6代目は高い買取相場を維持しています。
相場はおおむね200～300万円と広く、車の状態によって左右されます。
残る2つのグレードもほぼ同等かそれよりやや控えめな数字を記録。
比較的高額での買取が見込めることでしょう。

なお、フェアレディZには「ロードスター」と呼ばれるソフトトップのオープンカーモデルも存在しています。
こちらは人気がないわけではないものの買取相場は控えめで、通常のフェアレディZと比較すると100万円ほど買取相場が低いという結果も出ています。
主な原因として、日本ではオープンカーそのものの需要が薄いことがあるでしょう。
もともとオープンカーは欧米で生まれたもので、冬季に日光を浴びられるようにと設計されたものです。
また、先入観として多いのが耐久性の問題。
屋根がソフトトップであることから横転時のけがのリスクなどから避けられる傾向にあるようです。
しかし、走り自体は同じフェアレディZなので快適そのもの。
査定に出してもまったく値が付かないわけではないため、まずは査定に出してみることが重要です。
自分の車の市場価値を知るには実際に見てもらうことが先決です。
売却を検討しているのであれば、まずは査定依頼をしてみましょう。

日産 フェアレディZの人気カラーは以下の3色です。

ブリリアントホワイトパール
ダイヤモンドブラック
プレミアムサンフレアオレンジ

定番と言われるボディカラー2色に加え、スポーツカーらしいカラーもランクインしています。
高級感の出る「ブリリアントホワイトパール」と「ダイヤモンドブラック」は実際の販売台数もインターネット上の人気投票も上位を独占。
スポーツカーでもよく合うカラーとして人気が高いようです。

一方で3位にランクインした「プレミアムサンフレアオレンジ」は、参考元によって「ブリリアントシルバー」になる場合もあります。
いずれにしても外観の美しさが重要な車であるため、どんなボディカラーであっても査定前にきれいにしておくことが重要です。

日産 フェアレディZの人気オプションは以下の3つです。

セットパッケージ
ナビゲーションやそれに付随する機能が装備されたパッケージ。バックビューモニターもセット内容に含まれるため、安全性を高めたい人におすすめであり人気も高い。

スタイリッシュパッケージ
フロントとリアのスポイラーのほかに、スポーツホーンなどが装備されるオプションパッケージ。ボディカラーによって金額が異なり「ブリリアントホワイトパール」の場合は価値が高くなる。

イルミネーションパッケージ
ウェルカムランプやムーディーイルミネーションがセットになったオプション。実用性というよりもインテリアの一部として人気が高い。車内空間に上質さを求めるのであれば欲しいところ。

Zエアロキット
デザイン性と機能性を両立しているオプションセット。高速走行時の空気抵抗を軽減できるほか燃費向上にも貢献している。もちろんドレスアップとしても高い人気を誇っている。

フロントコーナーセンサー+リヤコーナーセンサー
死角となる部分にある障害物をブザーとインジケーターで知らせる機能。前方が長く設計されているフェアレディZにはぜひ装備しておきたいオプションのひとつでもある。